物価高が止まらず、家計への影響が続いています。これまで当たり前のように買っていた、食べていたものも値段が上がってしまい、仕方なく我慢せざるを得ない人も多いはず。


All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。

■「買うのをやめました」
今回紹介するのは、東京都に住む26歳男性の生活実態です。

▼東京都在住26歳男性、1カ月の出費内訳・家族構成:独身(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:営業
・年収:250万円
・貯蓄:50万円
・家賃:12万円
・間取り:1R
・食費:3万円
・交際費:3万円
・電気代:1万円
・ガス代:4000円
・水道代:3000円

男性は、物価高によって、以前は当たり前に買っていたものを買い控えたり、完全に買わなくなったりしたものがあるといいます。

「毎日飲んでいるもので、やめられるものは何かと考えた時に、コーヒーなら我慢できると思いやめました」

買わなくなったコーヒーは水で代用しているそう。「毎日欠かさず飲むけれど、一番安く抑えられるから」と、あっさりと切り替えているようです。

■「ポテチ」の量と値段が合わない
なお、物価高による影響は家計だけではなく、スーパーやコンビニで販売されている商品にも及んでいます。販売される商品の価格は変わらないまま内容量が減っていく、いわゆる「ステルス値上げ」はSNSでたびたび話題になります。

男性は「ポテトチップス」にステルス値上げを感じているといいます。

「小腹が空いていた時によくポテトチップスを食べていましたが、量が減ったと感じ、値段と量が合わないと判断し、買わなくなりました」

男性は「仕方ないとは言いつつも、ステルス値上げをする事で購買意欲は低下したというのが事実です」と不満をもらしています。

男性はほかにも、物価高の影響で、頻度を減らしたり質を下げたりした「娯楽・趣味」があるそう。

ディズニーランドで遊ぶことです。
アトラクションの待ち時間やランド内での飲食などを考えた時に、さすがに値上げし過ぎだなと思ってやめました」

憩いのひとときを過ごせる娯楽も奪われ、苦労がうかがえます。

■物価高でもこれだけは削れない
また最近は、本当は食べたいのに、値段を見て泣く泣く棚に戻した切ない経験もあったそうで……。

「カップラーメンです。以前は食べたい時に食べられていましたが、『今日食べたらしばらく食べれない』という思考になり、棚に戻しています」

いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、男性は「冷暖房費」だけは削りたくないといいます。

「冷暖房をしないと暑い時は熱中症に、寒い時には風邪などの病気になるリスクが高まるので削りたくないです」

男性のように、生活の中の楽しみを削りつつも、家計において節約や出費を考える忍耐力が、物価高時代を生き抜くために必要なことなのかもしれません。

<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)

※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
編集部おすすめ