All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。
■買う頻度を減らしたけど、「たまに寂しくもなります」
今回紹介するのは、埼玉県に住む45歳女性の生活実態です。
【埼玉県在住45歳女性世帯、1カ月の出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:契約社員
・職業:カスタマーサービス
・世帯年収:700万円
・貯蓄:1000万円
・住宅ローン:8万円
・間取り:3LDK
・食費:10万円
・交際費:2万円
・電気代:3万円(エコキュート使用)
・ガス代:2000円
・水道代:2000円
女性は、物価高によって、以前は当たり前に買っていたものを買い控えたり、完全に買わなくなったりしたものがあるといいます。
「クリームチーズをはじめとするチーズ類や、瓶詰のごはんのお供、生クリーム、デザート類です。高価なので買う頻度を減らしてみたのですが、無くてもいいかなと思うほど特に生活に問題はなかったので、それ以来買う頻度を減らしました。でも、たまに寂しくもなります」
買うのを控えたクリームチーズはスライスチーズで代用しているそう。「ご飯のお供ならふりかけを代わりにして、生クリームは牛乳にし、デザートはできる限り作るように心掛けています」と、食費を抑える努力が垣間見えました。
■宿泊ではなく日帰りに
女性はほかにも、物価高の影響で、頻度を減らしたり質を下げたりした「娯楽・趣味」があるそう。
「ディズニーランドへ行くことです。宿泊ではなく日帰りになりました。宿泊は『夕飯代+宿泊費』がかかるためです。
家計に応じてスタイルを変えることで、楽しみそのものはなくさない工夫に女性の柔軟さがうかがえます。
■医療費だけは削りたくない
また最近は、本当は食べたいのに、値段を見てやむなく棚に戻した切ない経験もあったそうで……。
「チョコレートの価格に驚いて棚に戻したのですが、財布事情を認めたくなくて『体型のために食べない、自分はえらい』と自分に嘘をついて諦めました」
いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、女性は「医療費」だけは削りたくないといいます。
「健康が損なわれると何もできなくなるから。特に、歯医者は定期的に通っています」
女性のように、お金を“使う”ところと“抑える”ところを見極めてメリハリをつけていくことが、物価高時代には大切なのかもしれません。
<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
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