確かに、数字やデータをもとに判断する力は重要です。けれど実際に1億円以上の資産を築いた方と接していると、「直感を大切にする」ことも大事にされているのではと思うことがあります。ここでいう直感とは、単なる思いつきではありません。長年の経験や情報の積み重ねの中から、ごく自然に導き出される「自分なりの判断基準」のようなものなのです。
今回は、営業職時代にお会いした資産家の方のエピソードを通して、「直感と資産の関係」について考えてみましょう。
■「なんとなく」の感覚を大切にしたら?
以前からお付き合いのあった方とお話しする機会がありました。その際、その方は「実は以前、大きな病気にかかって給付金を受け取ったことがあるんです」と静かに話をされました。
加入のきっかけを尋ねると、「なぜか当時、周りで保険の話をよく聞くようになったんです」と振り返られました。「これだけ話題にのぼるのも、何かの縁かもしれない」と感じたそうです。
そうした、いわば“なんとなく”の感覚が行動の背中を押し、結果的に大きな安心につながったのです。
■直感を信じたことが、結果として資産を守ることにつながった
幸いにも病気は早期発見で、治療の身体的負担は最小限ですみました。しかし、完治までの過程では健康を補うための高価なサプリメントを購入するなど、それなりの出費も伴ったそうです。
「それらの費用も給付金があったことで、経済的な負担は軽減されました。あのときの判断は、結果として間違っていなかったと思います」
もちろん、全ての直感が正しいとは限りません。その方は、直感を大切にしたことが、自分の健康だけでなく、経済面の安心にもつながったと振り返っていました。
■「なんとなく」を無視しない人は、大切なタイミングを逃さない
こうした直感的な決断は、資産家の方の中では特別なことではないようです。
例えば、こんな感覚をキャッチした経験はありませんか?
・最近、なぜか同じ話題や商品がよく目に入る
・気になる人や言葉が、短期間に何度も出てくる
・予定外だったのに、ふと「行ってみよう」と思った
こうした「ちょっとした違和感」や「気になる」という感覚を、気のせいだと片付けず、行動につなげられる人は、結果的にチャンスや備えのタイミングを逃しにくいのかもしれません。
■直感は、経験から生まれる「自分なりのセンサー」
直感は、突発的なひらめきではありません。それまでの経験や知識、失敗や成功の積み重ねから、自然に研ぎ澄まされてきた「自分なりのセンサー」です。
「よく分からないけれど、なんとなくやっておきたい」
その感覚を否定せず、一度立ち止まって考えてみることが、思わぬリスクから身を守る盾となることもあるでしょう。
資産を築く人たちは、必要な情報を集めた上で、「最終的に自分はどう感じるか」を信じる力を持っています。そして、その感覚が動いたときには、即座に行動に移す柔軟さを持ち合わせています。
■小さな違和感に、耳をすませてみよう!
根拠ある判断は大切ですが、ときには「なんとなく気になる」「少し引っかかる」という感覚が、大切な場合もあるでしょう。
日々の暮らしの中でふと感じた違和感があれば、それを流さずに立ち止まって考えてみること。
文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方を発信。3匹の保護猫と暮らす。All About おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド。
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