「最近、なぜかお金が貯まらない」「気付くと財布が空っぽ……」そんなとき、「自分は運が悪い……」なんて諦めていませんか?

実は、お金が離れていく「超貧乏体質」な家計には、貧乏神が好んで住み着く共通の特徴があるのです。

今回は、「なぜかお金が残らない家計」に共通するポイントと、今日からできる見直し方を分かりやすくお伝えします。


■貧乏神が寄ってくる家計って?
ここでいう貧乏神とは、「お金の流れを無意識に悪くする習慣や思考の集まり」をいいます。貧乏神が好むのは、「エネルギーが停滞している家計」。具体的には、以下のような状態に心当たりがあると危険です。

▼無意識の「ダラダラ支出」コンビニでのついで買いや、解約し忘れたサブスクリプションサービス。個々には大した金額でなくても、自分の意志でコントロールできていないお金は「家計の淀み」となります。放置すれば、貧乏神を呼び寄せることになるでしょう。

▼財布の中の「カオス」期限切れのクーポンやパンパンに詰まったレシート、使っていないポイントカード……。お金の出入り口である財布が整っていないのは、お金を大切に扱えていない証拠です。このような整理されていない財布は、貧乏神にとってはこの上なく居心地がよい場所となります。

▼「なんとかなるさ」という思考停止将来の計画を立てず、今の家計状況を直視しようとしない。この現状から目を逸らしたいという心の隙に、貧乏神はスッと入り込みます。

スピリチュアルな世界では「気」を整えるといいますが、お金の世界では家計の隅々にまで「管理の目」を届かせることが大切です。
自分のお金にしっかりと意識を向けることこそが、貧乏神を寄せ付けない最強のバリアになるのです。

■貧乏神を追い出そう!おススメの対策3つ
貧乏神を家計から追い出し、金運の「流れ」を整えるためには、気合や根性ではなく「仕組み」が必要です。ここでは、地に足のついた3つの対策をご紹介します。

▼対策1:「固定費の見直し」という名の厄払い貧乏神は、あなたが気付かないうちに財布からお金を吸い取ることが大好きです。

まずは、スマホの利用プラン、必要性が曖昧な保険、ほとんど見ていない動画サービスなど、毎月の固定費を徹底的に洗い出しましょう。一度手続きしてしまえば、努力なしで「支出の穴」が塞がります。これこそが、家計のエネルギー漏れを防ぐ「厄払い」です。

▼対策2:「先取り貯金」で家計に結界を張る「余ったら貯金しよう」という考えは、貧乏神を喜ばせるだけです。

給与が入ったらスグに、別の口座へ自動的に貯金される「先取り貯金」を始めましょう。自分の意志とは関係なくお金が貯まる仕組みを作ることで、家計に強力な「結界」を張ることができます。

手元に残ったお金で生活する習慣が身につけば、自ずと貧乏体質から卒業できるでしょう。

▼対策3:お金に「秩序」を持たせ、居場所を整える貧乏神は、無秩序で雑然とした場所を好みます。
お金を単なる「消費の道具」として扱うのではなく、明確な秩序を持たせることで、家計のエネルギーを整えましょう。

まずは、お金の出入り口である財布を毎日リセットする習慣を。レシートはその日のうちに整理し、お札の向きをそろえるだけで、お金に対する意識が劇的に変わります。

また、「お金を引き出す日」を週に一度など固定するのも効果的です。ダラダラと引き出すのをやめ、自分で決めたルールに従って運用することで、お金に「正しい居場所」が生まれます。

このように、手元のお金に秩序と敬意を持って接することが、結果として金運を呼び込み、貧乏神を遠ざける確かな力となります。

■まとめ
「最近、金運が下がった?」と思ったら、身近なところで、お金回りに乱れがないかチェックしてみましょう。隅々を整え風通しのよい家計になれば、貧乏神もあまりの居心地悪さに逃げ出していくはずです。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方を発信。3匹の保護猫と暮らす。All About おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド。

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