現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、2026年1月12日に回答があった大阪府在住65歳男性のケースをご紹介します。


■回答者プロフィール
回答者本人:65歳男性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:賃貸
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:350万円
現在の預貯金:500万円、リスク資産:2000万円
これまでの年金加入期間:厚生年金480カ月

■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万9308円
老齢厚生年金(厚生年金):12万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

■「年金の範囲内で生活するのは苦しいです」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「諸先輩が言っていたとおり、年金での生活は苦しいです。いろいろな計算サイトで試算する人も多いでしょうが、もっとインフレ率を高めに見積もったほうがいいです。我々の世代は高いインフレも高金利も経験してきたので慣れていますが、それでも大変です」と語っています。

ひと月の支出は約「10万円」とあり、年金額の範囲内に抑えられているものの「年に1~2回足りない月がある」と回答されています。

■「光熱費は高いが冷房も暖房も無理な節約はしない」
現在は働いていないため、年金で足りない支出がある場合については「預貯金から引き出し」て賄っているとのこと。

それでも「年金生活だからといって特別な節約」をするわけではなく、「若い頃から続けて来た節約を続けるだけ」だと投稿者。

ただ「年を取るにつれて光熱費は増えると思いました。身体が一番大切です。冷房も暖房も無理な節約はしなくなりました」とあります。

■「子どもの頃に戻ったように自由を楽しんでいる」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「高い買い物は控えるべきだったかなあと思うことはあります。でも『こんな生活をしてみたい』と思う欲があるのも若いうちだけ。
高価な服やかばん、家具、車など人それぞれあるでしょうが、買って後悔する方がましですね」と回答。

今の生活での不安や不満については「不安は健康に関することが一番でしょうか。今は問題ないけれどいずれは自分の順番が来るのですから。不満は特にありません。足るを知るの精神でいる限りは不満はないです。その精神が肝要」と語ります。

一方で老後の楽しみは「会社に行かなくて済む喜び。これに尽きます」と投稿者。

「嫌な会社でもブラックな会社でもなかったけれど、そう思えるのが本音です。お金をかけずに日々を楽しんでいるので満足満足。まるで小学生の頃のような感覚が戻ってきます」とコメントしておられました。

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