現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年1月17日に回答があった北海道在住63歳女性のケースをご紹介します。


■回答者プロフィール
回答者本人:63歳女性
同居家族構成:本人、夫(74歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:北海道
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の年収:200万円
現在の預貯金:900万円、リスク資産:800万円
これまでの年金加入期間:国民年金240カ月、厚生年金150カ月

■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし(受給前)
老齢厚生年金(厚生年金):9000円(特別支給の老齢厚生年金)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:年金200万円、給与収入150万円(ともに年額)

■「物価高で生活がだんだんきつくなってきた」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「生活がだんだんきつくなってきている。物価高に年金額がまったく追いついていない。価格が下がっているものがまったくない。払うものが増えている」と語っています。

ひと月の支出は約「20万円」。夫婦の年金だけでは「年の半分くらい生活費が足りない月がある」と記述があります。

■「試験監督1回につき2万円。夫婦とも働いている」
現役引退後も夫婦ともに働いていて、投稿者自身は「試験監督を月3回くらいして1回2万円程度」、夫は「週5回の送迎アルバイトで年150万円」ほどを得て家計を支えているとのこと。

また極力支出を抑えるために「できるだけ外に出て、家の光熱費を浮かすようにしている。食材を使い切るため、メニューを工夫して、食事を作っている」とあります。

■「今の年金額でいつまで生活が成り立つのか先が読めない」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「地道に貯金をすることも大切だが、投資をもっと若いころからはじめて、資産を増やす勉強を積むべきだった。
日々の生活に追われて、よく考えていなかった。遊興費の出費が多すぎた」と回答。

これから先「長生きして年金が(実質的に)どんどん減らされて、生活が成り立つのか、まったく先が読めない。現在の日本では、何も信じられるものがない。政治家は自分たちの利益と、勢力構築しか頭にないので、海外移住をも視野に考えている」と憤ります。

一方で年金は「若い頃に働いた成果だと思い、わずかなお金ではあるが、ありがたいと思っています」とも。「2カ月に1回でも、定期的に働かなくても収入があることは、大変うれしく思います。年金が入った月は、好きなレストランに食事に行く」のが楽しみだと語られていました。

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