■Q. 「疲れたときはハーブティーがおすすめ」って本当ですか?
Q. 「仕事や家事で疲れがたまっているときは、ハーブティーがいいとすすめられました。コーヒーや栄養ドリンクと比べてあまり効果がない気がするのですが、実際に疲れを癒やす働きはあるのでしょうか?」

■A. 心身の緊張をほぐし、胃腸に負担をかけずにリラックスできます
ハーブティーは、心身が疲れているときに非常に有効な選択肢です。
その最大の理由は、多くのハーブティーはカフェインを含んでいないためです。カフェインが入っていないと疲労回復効果がないと思われるかもしれませんが、自律神経を過度に刺激せず、質のよい休息を妨げないメリットがあります。

コーヒーなどのカフェイン飲料は、一時的に眠気を覚醒させることで疲れを紛らわせてくれますが、飲み過ぎると胃腸に負担がかかり、睡眠の質の低下を招くこともあります。一方で、ハーブティーの香りと温かさは、脳をリラックスモードに切り替え、副交感神経を優位にする助けとなります。

また、胃腸の働きをサポートする成分を含むものも多く、疲れからくる食欲不振や消化不良を感じているときにも適しています。水分補給と同時に、植物由来の穏やかな成分を取り入れることで、内臓を休めながら疲労回復を図ることができるのです。

甘みが欲しいときは、少量のハチミツを加えると脳のエネルギー補給にもなります。忙しい日常の中で、ホッと一息つく時間をハーブティーとともに持つことは、心身のメンテナンスとして非常に理にかなっていると言えるでしょう。

▼平井 千里プロフィールメタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士。小田原短期大学 食物栄養学科 准教授。女子栄養大学大学院(博士課程)修了。前職の病院での栄養科責任者、栄養相談業務の経験を活かし、現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養の基礎を発信している。

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