老後は収入が限られるため、日々の買い物の積み重ねが家計に大きく影響します。普段何気なく利用しているスーパーでも、買い方を少し工夫するだけで生活費を抑えることができます。
老後破産を防ぐためには、スーパーをどのように利用するとよいのか、元銀行員の筆者と共に考えてみましょう。
■底値買いのサイクルを知る
各スーパーでは、定期的にセールが行われています。その中には、特定の商品が最も安く販売される「底値」のタイミングがあります。
底値で販売するタイミングはスーパーごとにある程度のサイクルが決められており、定期的に実施されることが多いものです。
同じ商品をできるだけ安く購入するためには、自分がよく利用するスーパーがどのようなタイミングでセールを行っているのか、またほしい商品の底値がいくらなのかを確認しておくとよいでしょう。
例えば、生鮮食品であれば底値のタイミングで購入し、その日のうちに調理するのがおすすめです。冷凍食品や日用品の場合は、底値のタイミングでまとめて購入し、ストックしておくという方法もあります。
また、スーパーによっては「曜日限定セール」を行っていることもあります。何曜日に何が安くなるのかを把握しておくと、より効率よく買い物ができるようになります。
■プライベートブランドに注目
大手スーパーでは、独自のブランド商品を展開していることがあります。
プライベートブランドはメーカー商品よりも割安に販売されていることが多く、品質も大きく劣らないものが多いのが特徴です。生活費を抑えたい場合は、こうした商品に注目してみるのもよいでしょう。
また、日本最大のコーペラティブチェーンである「CGCグループ」も、多くのスーパーで取り扱われているブランドの1つです。CGCの商品は品質と価格のバランスがよく、手頃な価格で購入できる商品がそろっています。
取り扱い商品は、パックご飯やうどんなどの主食から、青果物や肉・水産物、冷凍食品、調味料、菓子類、アルコールや飲料、日用品まで幅広く展開されています。
実際に試してみると、大手メーカーの商品と比べても遜色ないものが多く、コストを抑えながら日々の食生活を支えることができます。
■日常の買い物を見直すことが家計を守る
スーパーは毎日のように利用する店舗だからこそ、買い方の違いが家計に大きな差を生むことがあります。
「何となく買い物をする」のではなく、セールのタイミングや商品の価格を把握しながら買い物をすることで、生活費を抑えることができます。
物価高の今だからこそ、日々の買い物の工夫が家計を守るポイントになります。スーパーを上手に活用することも、老後破産を防ぐための大切な工夫の1つといえるでしょう。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。
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