■4月1日の「値上げラッシュ」。2000品目以上が値上げする?
そろそろ新年度の4月を迎えます。
■電車代まで約40年ぶりに値上がり
4月1日の値上げに先んじた3月14日、JR東日本が運賃の値上げを実施しました。1987年の民営化以降、消費税引き上げ以外では、約40年ぶりという歴史的な値上げです。
今回の値上げ実施の背景には、日用品の値上げと同じ物価高以外に、老朽設備の更新投資といった理由もあります。利用者からすると、日々の安全な運行を確保するためには必要な値上げとも言えます。
■値上げが家計を直撃する?
企業はこのようなさまざまなコスト上昇を吸収しきれない場合、商品価格への転嫁を進める必要があります。その結果、食品、洗剤、紙製品、日用品などの価格が段階的に引き上げられ、家計の負担は徐々に増していくことが想定されます。
こうした物価上昇が継続すると、消費者の購買行動にも変化が生じます。単に安い商品を選ぶだけでなく、「長く使えるのか」「品質はいいのか」を重視する傾向が強まる可能性があります。
■物価高でも強い企業とは?
一見しますと、企業にとっては逆風に思えますが、高いブランド力を持った生活必需品メーカーにとっては追い風となる可能性はあります。なぜならば、「この商品の替えはない」と消費者に思わせるブランドは、需要が大きく落ち込みにくいからです。
今後、原油価格の高止まりや円安が続いた場合、消費者は「量より価値」を重視する方向に変化する可能性があります。このような環境変化に対応できる企業が、物価上昇局面でも存在感を高めていくと考えられます。今回は、注目の3銘柄を紹介します。
■花王<4452>
花王<4452>は、洗剤や日用品など生活必需品を幅広く展開する日本を代表するメーカー。「メリット」「アタック」など誰もが知るブランド力を多数持ち、物価上昇局面でも価格転嫁を進めやすい点が特徴です。生活に欠かせない商品が中心ですので、値上げ環境でも一定の売上を維持できる可能性があります。
■ライオン<4912>
ライオン<4912>は「クリニカ」「トップ」など、歯磨き粉や洗剤などの日用品を展開する企業で知名度は高いです。生活必需品分野でのブランド力を持ち、値上げを行っても一定の需要を維持しやすい特徴があります。物価上昇を価格転嫁に結び付けながら、収益改善を図れる可能性があります。
■ユニ・チャーム<8113>
ユニ・チャーム<8113>は、紙おむつや衛生用品など衛生・ケア用品を手掛ける企業。高齢化社会の進展により、介護用品や衛生用品への需要は今後も安定して推移すると見込まれています。アジアを中心にグローバル展開していることで国内物価高リスクを分散できます。ブランド力も高く、価格改定を実施しやすい体制が整っています。
文:田代 昌之(金融文筆家)
新光証券(現みずほ証券)やシティバンクなどを経て金融情報会社に入社。アナリスト業務やコンプライアンス業務、グループの暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事し、2024年よりフリー。ラジオNIKKEIでパーソナリティを務めている。
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