老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。
そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、特別支給の老齢厚生年金を受給中の人が、退職後に失業給付を受ける場合の年金の扱いについての質問です。

■Q:特別支給の老齢厚生年金を受給中です。退職後に失業給付をもらうと年金はどうなりますか?
「現在、64歳で特別支給の老齢厚生年金を受給しています。近く退職する予定ですが、雇用保険の失業給付を申請した場合、年金は受け取れなくなるのでしょうか」(匿名さん)

■A:65歳前の特別支給の老齢厚生年金と失業給付は、原則として同時には受け取れません
特別支給の老齢厚生年金を受給している人が、退職後にハローワークで求職の申し込みをして、雇用保険の基本手当、いわゆる失業給付を受ける場合は、その間の年金は支給停止となります。65歳になる前は、特別支給の老齢厚生年金と失業給付を同時に受け取ることはできません。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
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