60代を迎え、これからの暮らしにいくらお金がかかるのか、不安や疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。隣の家はどのくらい使っているのか、自分の家計は世間と比べてどうなのか、リアルな数字が気になるところです。


今回は、All Aboutマネー編集部が毎月実施している「家計のアンケート」の回答(2025年1月~2026年1月集計分)から、60代夫婦(※1)の「家事生活費(日用品・ガソリン代など)」に焦点を当てて集計しました。

平均値だけでなく、中央値(※2)や、最も回答が多かった金額帯(ボリュームゾーン)もあわせて紹介します。ご自身の家計と見比べる際の参考にしてみてください。

※1:アンケートにて、世帯構成に配偶者あり(子の有無は不問)と回答した60代の男女202名が対象
※2:データを小さい順(または大きい順)に並べたとき、ちょうど真ん中に位置する値で、極端な値に左右されない、より実態に近い数値

■60代夫婦の家事生活費(日用品・ガソリン代など)は月額いくら?
アンケートの結果、60代夫婦の「家事生活費(日用品・ガソリン代など)」の平均値と中央値は次の通りとなりました。

平均値:1万8668円
中央値:1万7000円
※実態に近い数値を算出するため、5万円以上と回答した18名を除外しています

日用品やガソリン代を含む家事生活費は、平均・中央値ともに1万円台後半という結果になりました。日々の消耗品や車の維持にかかる費用として、多くの世帯が2万円弱を予算としていることがうかがえます。

■毎月の家事生活費、最も回答が多かった金額帯は?
毎月の家事生活費として、最も回答が多かった金額帯(ボリュームゾーン)は以下の通りです。

1万円未満:27人(13.4%)
1万円~2万円未満:66人(32.7%)
2万円~3万円未満:46人(22.8%)
3万円~4万円未満:28人(13.9%)
4万円~5万円未満:17人(8.4%)
5万円以上:18人(8.9%)

最も多いのは「1万円~2万円未満(32.7%)」の層です。3万円未満までをすべて合わせると約7割に達しており、月3万円以内が一般的な目安と言えそうです。

■居住地域と自家用車の有無がポイント?
今回のデータは、全国35都道府県の60代夫婦から寄せられたもので、首都圏(一都三県)が約32%と多く、次いで北海道、神奈川、大阪、愛知などです。

ここで特に注目したいのが「ガソリン代」です。今回のアンケートは都市部居住者が多いものの、北海道や愛知など車社会の地域からの回答も一定数含まれています。


もし「月2万円」かかっている場合、今回の調査結果では平均よりわずかに高い水準となりますが、日常的に車を利用する地域であれば、ガソリン代だけで1万円を超えることも珍しくありません。

逆に公共交通機関がメインの都市部であれば、この大半が「日用品代」ということになります。

住んでいる地域の交通事情や、日用品のストック状況と照らし合わせながら、月1万7000円~1万8000円のラインを参考にしてみてはいかがでしょうか。

【アンケート調査概要】
対象:All About読者
期間:2025年1月~2026年1月
調査方法:ネットによる任意回答
有効回答総数:1197(うち該当の60代:202)
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