往年の名作『不思議の国のアリス』アニメ映画化決定！ 今夏全国上映

数多くの映像化を経てきた往年の名作『不思議の国のアリス』が、アニメ映画化決定！

8月29日（金）に『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』として全国上映される本作は、ワンダーランドに迷い込んだ現代の女の子＜りせ＞を主人公にするなど、原作にはないオリジナル要素を追加した作品で、スタッフ情報公開にあわせて特報映像も公開された。
また、主人公の＜りせ＞を演じる原菜乃華のほか、スタッフのコメントも到着。さっそく見ていこう。

『不思議の国のアリス』は、1865年にルイス・キャロルが生みだしてから、世界中に読み継がれ、数多くの映像化を経てきた往年の名作。幼い少女であるアリスを主人公とし、白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込んだ彼女の冒険を描く。
ウエストコートを着た白ウサギはもちろん、身体のサイズが変わる飲み物、そしてハートの女王など、作品中の印象的なモチーフは数々の物語に影響を与えてきた。ミュージカルのほか、ディズニーによるアニメ映画、『今際の国のアリス』など、数えきれないほどの派生作品を生み、発表から150年以上が経過した今でも世界中で愛され続けている。

そんな『不思議の国のアリス』が、日本で初めての劇場アニメ化決定。『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』として、8月29日（金）に全国上映される。そのスタッフ情報が公開されるとともに、ティザービジュアル、特報映像、そして主人公の＜りせ＞を演じる原菜乃華といったキャスト・スタッフのコメントも到着した。

発表されたティザービジュアルでは、アリスと思われる少女の後ろ姿が、開かれた本の中を歩いていく様子が描かれている。本の中には、飛び出す絵本のように作中の重要なモチーフが描かれ、そのなかには、オリジナル要素と思われる女の子が額縁に描かれているものもある。

同時に特報映像も公開された。こちらにもオリジナル要素と思われる女の子の姿があり、彼女が対面する幼いアリスの目線に合わせるために少し前かがみになり、笑みをこぼす様子が印象的に描かれている。

スタッフ情報も公開。アニメ制作は『SHIROBAKO』や『スキップとローファー』などで知られる＜P.A.WORKS＞が手掛け、監督は『色づく世界の明日から』や『白い砂のアクアトープ』で知られる篠原俊哉、そして脚本は『薬屋のひとりごと』『アオのハコ』で知られる柿原優子が担当するなど、実力派のスタッフがそろった。

本作の主人公である、ワンダーランドに迷い込んだ現代の女の子＜りせ＞を演じるのは、若手俳優の原菜乃華。『すずめの戸締まり』では主人公・岩戸鈴芽の声を担当するほか、NHK連続テレビ小説『あんぱん』への出演が決まっているなど、若手俳優のブレイク筆頭株として知られる、業界注目の人物だ。
アリス役は、現在大ヒット公開中の実写映画『はたらく細胞』で血小板役を演じた注目の子役マイカ・ピュが担当することが決まった。

この夏に公開が決まった『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』。原作にはないオリジナル要素だけでなく、印象的なモチーフの数々がどのようにアニメーション化されるのか、続報が待ちきれない。

＞＞＞アリスの向かう先はハートの女王の住む城？ ティザービジュアルをみる（画像2点）

（C）「不思議の国でアリスと」製作委員会