中西モトオの人気小説『鬼人幻燈抄』がTVアニメ化され2025年3月13日から連続2クールで放送されることが決定した。初回は1時間スペシャルとなる。

第1弾PVも公開、エンディングテーマはHilcrhymeが書き下ろした『千夜一夜 feat. 仲宗根泉(HY)』も一部聞くことができる。

『鬼人幻燈抄』の原作は中西モトオの人気小説(双葉文庫)。
時は天保十一年(1840年)。大飢饉により人心が乱れた世において、鬼が人の姿に化け、戯れに人をたぶらかすようになっていた。江戸の街から遠く離れた山間の集落・葛野(かどの)。この集落に、甚太と鈴音という兄妹が暮らしていた。幼い頃に、ある理由から葛野に来たよそ者の二人だったが、皆に受け入れられ仲睦まじく日々を過ごしていた。この集落には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がおり、成長した甚太は巫女の護衛役を務めるように。そしてある日、甚太は鬼の討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う――。
巫女の護衛役として死と隣り合わせの甚太、その身を心配しつつも健気に明るく兄を送り出す鈴音、巫女「いつきひめ」として責務を果たす中、鬼に命を狙われる白夜。三人の運命の歯車が重なり、そして狂う時。人と鬼、永きに渡り時代をも巻き込む大きな災いが降り注ぐ。

江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら百七十年という途方もない時間を旅する鬼人の物語を描く、和風大河ファンタジーだ。

『鬼人幻燈抄』3月13日から連続2クールで初回は1時間SP、PVも公開!
『鬼人幻燈抄』3月13日から連続2クールで初回は1時間SP、PVも公開!
今回は、『鬼人幻燈抄』のTVアニメが初回1時間スペシャルとして2025年3月31日から放送されることが発表された。
同時に公開された第1弾PVは、幼少期の甚太、鈴音、白雪の姿から始まえる。よそ者だった甚太と鈴音を葛野の住人が受け入れ、その後甚太は「いつきひめ」を守る巫女守に、白雪は白夜と名乗り葛野の繁栄を祈る巫女「いつきひめ」へと成長していく姿が描かれる。
「巫女の生肝を喰らえば不老を得られる」という謂れがあり、鬼に狙われる白夜。そんな中、二本の角に筋骨隆々の体躯を持つ同化の鬼と、未来の情景を視ることができる「遠見」の力をもつ遠見の鬼女が出現。遠見の鬼女が口にする「間違いない、あの顔は私が見たまんま」という「あの顔」は誰のことを指すのか。
映像の後半では、Hilcrhymeが歌うエンディングテーマ『千夜一夜 feat. 仲宗根泉(HY)』が、甚太、鈴音、白雪(=白夜)の束の間の幸せと、避けることのできない鬼との永きにわたる戦いに巻き込まれ、そして立ち向かっていく3人の姿に寄り添うように奏でられる。

エンディングテーマを担当するHilcrhymeのコメントも到着。
Hilcrhymeは「『鬼人幻燈抄』の、時代を超えて想いを紡ぐその姿にインスパイアされてできた曲です。また盟友、HY仲宗根泉が再びHilcrhymeとタッグを組んでくれました。
世代も距離も越えて多くの人に届きますように」とコメントを寄せている。

TVアニメ『鬼人幻燈抄』は2025年3月31日からTOKYO MX、MBS、BSフジで2クール連続放送開始、初回は1時間スペシャルとなる予定だ。

>>>『鬼人幻燈抄』PV場面カットその他を見る(画像12点)

(C)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会
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