バラエティー番組『ぽかぽか』内にて、毎週月曜13時台に放送中のTVアニメ『ねこに転生したおじさん』。この度、2月22日(土)の「猫の日」にあわせて、作画監修の様子を捉えた貴重なメイキング映像が初公開。
さらに、本作の監督を務めるりおと川越崇弘のインタビューも公開された。

原作者のやじまが描く話題のSNSマンガ『ねこに転生したおじさん』は、「次にくるマンガ大賞2023 WEBマンガ部門2位」を受賞し、2024年10月にTVアニメ化された人気作品。
ごく普通のサラリーマンだったのに、ある日突然ねこに転生してしまったおじさんと、ねこの正体を知らず「プンちゃん」と名付け溺愛する上司の社長を中心に、シュールかつコミカルな日常を描いた作品だ。

2月22日(土)の「猫の日」を記念して、TVアニメ『ねこに転生したおじさん』の制作舞台裏を初公開。りお監督が作画監修する模様を本人のコメントを交えながらお届けする。「作画監修とは何か」「キャラクター作画におけるこだわりポイント」などを解説する、ここでしか見られない特別なメイキング映像となっている。今後放送するエピソードの制作風景も含まれており、着色前のアニメーションを見ることができる貴重な内容だ。動画の最後には色付きの完成バージョンも公開。こだわり抜いた仕上がりをぜひチェックしてみよう。

さらに、本作の監督を務めるりおと川越崇弘のインタビューも公開。制作において大事にしていることや作品の魅力などをたっぷり語った内容になっているので、こちらもお見逃しなく!

>>>メイキング場面カットやキービジュアルを見る(写真3点)

(C)やじま/ねこおじ製作委員会

【監督が語る ”ねこおじ” の魅力! りお・川越崇弘スペシャルインタビュー】

ーー原作マンガをご覧になったときの印象や魅力を感じた点を教えてください。

りお X(旧Twitter)で見かけ、 ”ねこチャン・・・・かわいい!! おじさん・・・・・かわ・・・・いい!? 社長可愛い・・・” と思わされた時点で私の負けは確定しました。
好きです。

川越 元々、りお監督から面白いマンガがあると聞いて紹介されたのが『ねこに転生したおじさん』でした。その際にスタジオエイトカラーズ代表の宇田社長に提案したのですが、そのタイミングでは ”いずれできればアニメ化できればいいですね” と軽く返されてしまいました(笑)。 ただ、そのあとに逆に宇田社長からアニメ化の相談がきたときは驚きました。りお監督とも相談して、一緒に是非やりたいと手をあげさせてもらいました。

ーーお二人で監督を務められていますが、どのように役割を分担されていますか?

りお 音や尺回りを川越さんに。絵面に関する画面のコントロールは私に任せてもらっています。

川越 主に作画を中心としたプロダクション部分はりお監督に担当して頂いています。自分はシリーズ構成やセリフのプリプロ部分と、映像編集、音響などのポスプロまわりを担当して、それぞれで分担しています。今回は監督を二人で担当させてもらうこともあり、それぞれの得意が生きる形で役割分担しながら、もちろん必要な連携もして、いい作品にできるように頑張っています。

ーーアニメ化にあたって、大事にしていることやこだわりを教えてください。

りお アニメ化にあたっては、できる限り原作のやじま先生が大事に作ったキャラや世界観に忠実にし、アニメーションとしての音や動きを加え、皆様に楽しんで頂けたらなと思っております!

川越 大前提は、やじま先生の描く世界観をきちんとアニメで再現できることを目指しています。
原作ファンの方がアニメを見て、より作品を好きになってもらうことを目標としつつ、一方で原作を知らない方にもアニメをきっかけに原作を好きになってもらうことができればうれしいです。

ーーアフレコで印象に残っていることはありますか?

りお アフレコでは初めに ”このキャラはこうしたい!” と伝えると、声優さんたちはそのイメージを汲んでキャラクターをどんどん形成していって下さったので、命が吹き込まれていくという魔法を感じました。

川越 りお監督は今回が監督として初のアフレコ参加になります。そういった中で、りお監督の本質的なアニメーター発想が生きるディレクションが逆に新鮮に感じています。もちろんキャストの皆様のお力もあり、キャラクターの魅力がより広がっている部分も注目してほしいと思っています。

ーーお気に入りのエピソードを教えてください。

りお 個人的な趣向の話ではありますが、宅配のお兄さん推しなので、ガンちゃんとの話はどれも大好きです・・・・。

川越 全ての話数がお気に入りです!選べません(笑)。参加してくれているスタッフが全話数、全力で頑張ってくれています。

ーー『ねこおじ』ファンの方や、これから本作をみてくださる方へメッセージをお願いいたします。

りお 最高に楽しい作品なので引き続きお楽しみください!

川越 まずは作品を楽しんでもらいたい、それが作り手としての願いなので、毎週『ねこおじ』を待っていてくださっているファンの方に満足頂ける作品を作れるように、現場のメンバーと一緒にこれからも作品制作を頑張っていきましょう。引き続き、応援をよろしくお願いします。


(C)やじま/ねこおじ製作委員会
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