渡辺信一郎監督最新作となるオリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』の先行上映会イベントレポートが到着! 宮野真守(アクセル役)、古川慎(ダグ役)、内田雄馬(リーランド役)ら豪華キャスト陣が登壇した気になるイベント模様をお届けしよう。
監督・渡辺信一郎(『カウボーイビバップ』)×キャラクターデザイン:林明美(『BANANA FISH』)×アクション監修・チャド・スタエルスキ(『ジョン・ウィック』)×制作・MAPPA(『呪術廻戦』『チェンソーマン』)×企画プロデュース・SOLA ENTERTAINMENT(『ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い』)によるオリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』が、4月6日(日)23:45からテレ東系にて放送開始、他各配信プラットフォームにて配信となる。
舞台は西暦2052年の世界。スキナー博士が開発した奇跡の鎮痛薬「ハプナ」は、実は3年後に患者を死に至らしめる効果が秘められていた。30日以内にワクチンを持つスキナーを探し出すため、脱獄の名人アクセルたち5人によるエージェントチーム「ラザロ」が結成される。
去る3月7日(金)に、新宿バルト9にて、アニメ『LAZARUS ラザロ』の先行上映会を開催。豪華キャストが登壇となった本イベントのオフィシャルレポートが到着した。
最新オリジナルアニメのその魅力、宮野真守(アクセル役)、古川慎(ダグ役)、内田雄馬(リーランド役)ら主要キャスト陣による気になるトーク内容などをご紹介していこう!
<『LAZARUS ラザロ』先行上映会イベントレポート>
☆イベントの模様が楽しめる画像をチェック!(写真6点)>>>
■パルクールアクションやクセ強キャラクターが魅力!?
第1話の上映が終了し、観客からの大きな拍手に包まれながらキャスト陣が登場。
早速、今回上映となった第1話の映像の感想を伺うと、キャスト陣それぞれの視点から捉える作品の魅力が紹介された。宮野真守は「日本人が作る最高峰のエンタテインメントだと思いました。世界に誇れるような作品が作られたと興奮しました。演出面や音楽も素晴らしく、この作品が皆さんに届くと思うとワクワクします」とコメント。
古川慎は「1話は物語の世界観を説明するイントロダクションの要素が強いのですが、それにしてもアクションが凄いですし、謎をはらみ過ぎて……。これが劇場版ではなく、TVアニメのオンエアとは。
内田雄馬は「アクションが満載なのですが、現実的な要素も大切にしています。問題の提起自体も、自分たちに刺さるものがある。パルクールの動きも現実みのある要素を取り入れています。渡辺監督がリアルに感じたことを、作品の中に入れている面白さがあります」と紹介した。
また、本作は、ロードムービーのように色々な場所で、様々な事件を解決していく物語となり、一話一話、違ったテイストで楽しめるところも作品の特色と語る。クセの強いキャラクターが続々登場するので、そこも楽しみにしてほしいと物語のポイントを紹介した。
■語られるアフレコ模様、海外ドラマのようなテイストが味わえる本作
映像面での見どころももちろんだが、まるで海外ドラマのような雰囲気があるのも『LAZARUS ラザロ』ならではの要素となる。
そんな本作のアフレコについて宮野さんに感想を伺うと、「お芝居の方向性も生っぽさを重視しているのですが、実際の映像を観て、自分でも聴いたことがないような声に、 ”こんなお芝居ができるんだ!” と感じました」と語る。「アニメではなかなかしないようなお芝居の演じ方だった」と続けると、他のキャスト陣も一斉に頷いた。
「もっと声を抑えてもいいという監督からのディレクションを受けて、生っぽく演じたら、それがすごくリアリティがあり、質感のある映像となっていた」とアフレコ面での特徴を語る。
作品に参加されているキャストの中では、「林原めぐみさんの演技に触発されました」と古川が語ると、宮野が「すごく緊張していたよね? 1話の台本が手汗でビチョビチョだったと聞きました」とコメントし、会場が笑いに包まれた。
そんな林原の印象について、宮野は「現場でも、『LAZARUS ラザロ』や、役の世界観の中のように接してくださるのが林原さんの素敵なところです。今回の役(ラザロの指揮官・ハーシュ役)は、最初は謎めいた存在ですが、色々な展開があり、役同様に、林原さんの現場でのコミュニケーションも変わってきたように感じている」と、緊張感に包まれながらも、刺激的な現場の雰囲気を伝えた。
■内田姉弟の意外な裏話をお披露目
そんな声優陣に、本作の収録時の印象的なエピソードについて話が及ぶと、内田は「緊張感といえば……」と前置きしつつ、「姉(クリスティン役・内田真礼)と掛け合いをするシーンがあったのですが、家族がいるとやはり緊張するなと感じていたら、姉も同じようにすごく緊張していました。ディレクションで、「姉弟揃って緊張しているよ!」なんて言われて ”しっかりしてよ、姉ちゃん” と思っていたら、自分もつい台詞を噛んでしまいました(笑)」と語る。
すると、そのやり取りを現場で見ていた古川が「身内だからこそできる空気感があるなと思い、見ていてとても微笑ましかった」、宮野は「そんな現場を見ていて、思わずにやにやしちゃいました」と語り、和やかなアフレコ時のエピソードに、会場からも笑いがこぼれた。
■これだけは譲れない!
また、作中では、人類の多くが服用していた奇跡の薬「ハプナ」が、実は破滅へ導く薬だったというスリリングなストーリーが展開する。そこで、キャスト陣にも、普段摂取しているが、実はダメなものだったら困るものは何かと尋ねてみる。
宮野は「プロテインですね。筋トレ後に摂取したら良いものだと思っていますが、実は筋肉が萎むなんてなったら、愕然としてしまいます。筋トレは壮絶なので!」とのこと。
古川は「あえて言うなら、日本人の心である白米ですね、ご飯はやはり死ぬまで食べていたいです」と語る。
続く内田さんも同じく食べ物を回答。
■リアリティのある作品世界観
和気あいあいとした3人のキャスト陣のトークは大盛り上がりとなり、あっという間に終演の時間に。
最後に登壇者を代表して、宮野真守からファンに感謝のメッセージが贈られた。
「冒頭にお伝えした通り、世界に誇れる作品ができたなと思います。皆様の力もお借りして、『LAZARUS ラザロ』すごいよ、とたくさんの方に広めて頂きたいです。
1話を観ていただくと分かりますが、物語にとにかく引き込まれる、ストーリーの濃厚さがあります。果たして人類はどんな行動を取るのか……。他人事に考えて、のんびりしてる人もいれば、パニックになる人もいます。実際に僕らも、パンデミックがあった時に、特効薬が無いと本当に困りましたし、パニックにもなりました。そんな現実的な問題が、どんな風に描かれて、チームでどのように世界の危機に立ち向かっていくのかが注目ポイントです。
こんな展開になるんだという驚きの連続になると思います。
と語り、イベントは締めくくられた。
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監督・渡辺信一郎(『カウボーイビバップ』)×キャラクターデザイン:林明美(『BANANA FISH』)×アクション監修・チャド・スタエルスキ(『ジョン・ウィック』)×制作・MAPPA(『呪術廻戦』『チェンソーマン』)×企画プロデュース・SOLA ENTERTAINMENT(『ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い』)によるオリジナルアニメ『LAZARUS ラザロ』が、4月6日(日)23:45からテレ東系にて放送開始、他各配信プラットフォームにて配信となる。
舞台は西暦2052年の世界。スキナー博士が開発した奇跡の鎮痛薬「ハプナ」は、実は3年後に患者を死に至らしめる効果が秘められていた。30日以内にワクチンを持つスキナーを探し出すため、脱獄の名人アクセルたち5人によるエージェントチーム「ラザロ」が結成される。
去る3月7日(金)に、新宿バルト9にて、アニメ『LAZARUS ラザロ』の先行上映会を開催。豪華キャストが登壇となった本イベントのオフィシャルレポートが到着した。
最新オリジナルアニメのその魅力、宮野真守(アクセル役)、古川慎(ダグ役)、内田雄馬(リーランド役)ら主要キャスト陣による気になるトーク内容などをご紹介していこう!
<『LAZARUS ラザロ』先行上映会イベントレポート>
☆イベントの模様が楽しめる画像をチェック!(写真6点)>>>
■パルクールアクションやクセ強キャラクターが魅力!?
第1話の上映が終了し、観客からの大きな拍手に包まれながらキャスト陣が登場。
早速、今回上映となった第1話の映像の感想を伺うと、キャスト陣それぞれの視点から捉える作品の魅力が紹介された。宮野真守は「日本人が作る最高峰のエンタテインメントだと思いました。世界に誇れるような作品が作られたと興奮しました。演出面や音楽も素晴らしく、この作品が皆さんに届くと思うとワクワクします」とコメント。
古川慎は「1話は物語の世界観を説明するイントロダクションの要素が強いのですが、それにしてもアクションが凄いですし、謎をはらみ過ぎて……。これが劇場版ではなく、TVアニメのオンエアとは。
とてつもないことをするな! と感じました」と興奮気味に語る。
内田雄馬は「アクションが満載なのですが、現実的な要素も大切にしています。問題の提起自体も、自分たちに刺さるものがある。パルクールの動きも現実みのある要素を取り入れています。渡辺監督がリアルに感じたことを、作品の中に入れている面白さがあります」と紹介した。
また、本作は、ロードムービーのように色々な場所で、様々な事件を解決していく物語となり、一話一話、違ったテイストで楽しめるところも作品の特色と語る。クセの強いキャラクターが続々登場するので、そこも楽しみにしてほしいと物語のポイントを紹介した。
■語られるアフレコ模様、海外ドラマのようなテイストが味わえる本作
映像面での見どころももちろんだが、まるで海外ドラマのような雰囲気があるのも『LAZARUS ラザロ』ならではの要素となる。
そんな本作のアフレコについて宮野さんに感想を伺うと、「お芝居の方向性も生っぽさを重視しているのですが、実際の映像を観て、自分でも聴いたことがないような声に、 ”こんなお芝居ができるんだ!” と感じました」と語る。「アニメではなかなかしないようなお芝居の演じ方だった」と続けると、他のキャスト陣も一斉に頷いた。
「もっと声を抑えてもいいという監督からのディレクションを受けて、生っぽく演じたら、それがすごくリアリティがあり、質感のある映像となっていた」とアフレコ面での特徴を語る。
作品に参加されているキャストの中では、「林原めぐみさんの演技に触発されました」と古川が語ると、宮野が「すごく緊張していたよね? 1話の台本が手汗でビチョビチョだったと聞きました」とコメントし、会場が笑いに包まれた。
そんな林原の印象について、宮野は「現場でも、『LAZARUS ラザロ』や、役の世界観の中のように接してくださるのが林原さんの素敵なところです。今回の役(ラザロの指揮官・ハーシュ役)は、最初は謎めいた存在ですが、色々な展開があり、役同様に、林原さんの現場でのコミュニケーションも変わってきたように感じている」と、緊張感に包まれながらも、刺激的な現場の雰囲気を伝えた。
■内田姉弟の意外な裏話をお披露目
そんな声優陣に、本作の収録時の印象的なエピソードについて話が及ぶと、内田は「緊張感といえば……」と前置きしつつ、「姉(クリスティン役・内田真礼)と掛け合いをするシーンがあったのですが、家族がいるとやはり緊張するなと感じていたら、姉も同じようにすごく緊張していました。ディレクションで、「姉弟揃って緊張しているよ!」なんて言われて ”しっかりしてよ、姉ちゃん” と思っていたら、自分もつい台詞を噛んでしまいました(笑)」と語る。
すると、そのやり取りを現場で見ていた古川が「身内だからこそできる空気感があるなと思い、見ていてとても微笑ましかった」、宮野は「そんな現場を見ていて、思わずにやにやしちゃいました」と語り、和やかなアフレコ時のエピソードに、会場からも笑いがこぼれた。
■これだけは譲れない!
また、作中では、人類の多くが服用していた奇跡の薬「ハプナ」が、実は破滅へ導く薬だったというスリリングなストーリーが展開する。そこで、キャスト陣にも、普段摂取しているが、実はダメなものだったら困るものは何かと尋ねてみる。
宮野は「プロテインですね。筋トレ後に摂取したら良いものだと思っていますが、実は筋肉が萎むなんてなったら、愕然としてしまいます。筋トレは壮絶なので!」とのこと。
古川は「あえて言うなら、日本人の心である白米ですね、ご飯はやはり死ぬまで食べていたいです」と語る。
続く内田さんも同じく食べ物を回答。
「肉ですね。肉で生きてるので」と断言するが、パスタや米やナッツ類も大好きじゃないかと周りから突っ込まれていた。
■リアリティのある作品世界観
和気あいあいとした3人のキャスト陣のトークは大盛り上がりとなり、あっという間に終演の時間に。
最後に登壇者を代表して、宮野真守からファンに感謝のメッセージが贈られた。
「冒頭にお伝えした通り、世界に誇れる作品ができたなと思います。皆様の力もお借りして、『LAZARUS ラザロ』すごいよ、とたくさんの方に広めて頂きたいです。
1話を観ていただくと分かりますが、物語にとにかく引き込まれる、ストーリーの濃厚さがあります。果たして人類はどんな行動を取るのか……。他人事に考えて、のんびりしてる人もいれば、パニックになる人もいます。実際に僕らも、パンデミックがあった時に、特効薬が無いと本当に困りましたし、パニックにもなりました。そんな現実的な問題が、どんな風に描かれて、チームでどのように世界の危機に立ち向かっていくのかが注目ポイントです。
こんな展開になるんだという驚きの連続になると思います。
ぜひその目で最後まで確かめてほしいです」
と語り、イベントは締めくくられた。
(C)2024 The Cartoon Network, Inc. All Rights Reserved
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