6月9日は「ロックの日」。6と9の語呂合わせで生まれた記念日です。アメリカ合衆国で生まれたロックンロールを起源としており、いまや「ロック」は本来の意味を超えてさまざまな場所で使用されます。アニメにとってもロックは欠かせない要素です。作中にロックミュージックが使われたり、作品そのものが“ロック”だったりと、さまざまなタイトルや楽曲が思い浮かびます。そこでアニメ!アニメ!では、「“ロック”だと思うアニメ&アニメで使用されているロック音楽で一番印象的なものは?」と題した読者アンケートを実施しました。6月1日(金)から6月5日(火)までのアンケート期間中に83人から回答を得ました。男女比は男性約60パーセント、女性約40パーセントと男性が多め。年齢層は19歳以下が約37パーセント、20代が約33パーセントと若年層が中心でした。まずは「“ロック”だと思うアニメ」の結果を発表します。■トップは『マクロス7』 2017年の結果から大きな変化も1位は『マクロス7』。支持率は約15パーセントでした。『マクロス7』はロボットアニメ「マクロス」シリーズの作品でありながら、主人公の熱気バサラがロックバンド・Fire Bomberのボーカルという異色作です。「俺の歌を聴け!」と戦闘中でありながら全力で歌いまくる姿で視聴者の驚きを誘いました。また数多くのシングルやアルバムが発売された作品でもあります。読者からは「今まで見てきた中で最も音楽とロックの熱さと素晴らしさを感じた」や「見ていると体が火照ってくるようなアニメです」というコメントが寄せられています。2017年のアンケートでは2位だった本作がトップに輝きました。2位は『けいおん!』。支持率は約8パーセント。こちらは女子高生バンド・放課後ティータイムの日常を描いた学園アニメです。学園祭でライブを披露したり、部室でお菓子に舌鼓を打ったりと、青春を謳歌する姿が描かれました。本編にヘヴィメタルバンドが登場することや、OPテーマとEDテーマで異なる雰囲気の楽曲を採用したことなどが、投票の理由に挙がっています。3位は『幕末Rock』。支持率は約7パーセントでした。坂本龍馬や高杉晋作など、幕末で活躍した偉人たちがロックで革命を起こすという物語です。「龍馬の圧倒的歌唱力がカッコイイ!」「幕末とロックという組み合わせがすでにロック!」といったコメントが集まっています。17年のランキングではトップでしたが、今回は男性票が多かったためか、3位という結果になりました。票が寄せられたアニメのジャンルは、ロボットものや学園もの、コメディなどバラエティに富んでいます。“ロック”にもさまざまな形があることが分かりました。次回は「アニメで使用されているロック音楽で一番印象的なものは?」の結果を発表します。今回は選ばれなかった作品からも人気曲がランクインしているので、こちらも要注目です。■ランキングトップ5[“ロック”だと思うアニメ]1位 『マクロス7』2位 『けいおん!』3位 『幕末Rock』4位 『SHOW BY ROCK!!』4位 『銀魂』(回答期間:2018年6月1日(金)~6月5日(火))次ページ:ランキング10位まで公開■ランキングトップ10[“ロック”だと思うアニメ]1位 『マクロス7』2位 『けいおん!』3位 『幕末Rock』4位 『SHOW BY ROCK!!』4位 『銀魂』6位 『獣旋バトル モンスーノ』6位 『風夏』6位 『フリクリ』6位 『BECK』10位 『Angel Beats!』10位 『スペース☆ダンディ』10位 『NANA』(回答期間:2018年6月1日(金)~6月5日(火))