「宇宙戦艦ヤマト2202」TV放送に向けて… 小野大輔＆鈴村健一のオフィシャルインタビュー到着

全七章で劇場上映中の『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』（以下『2202』）が、いよいよ10月5日よりTVシリーズでも始動する。古代進役・小野大輔と島大介役・鈴村健一が、放送開始に向けたオフィシャルインタビューでその心境を明かした。『2202』は2018年10月時点で、第五章「煉獄篇」までの劇場上映を終えている。小野は「『宇宙戦艦ヤマト2199』（以下『2199』）の時からずっと旅を続けている感覚で、やっと一つの終着点が見えてきました。このタイミングでTV放送が始まるのは意義深いことです。ヤマト世代の方々が、あの時の記憶を甦らせるかのように『2202』に熱狂してくれています」と前置いて、「TV放送は、その熱狂が何なのかということを次の世代に伝えるためにあると思っています。クライマックスへの盛り上がりと新たなヤマトファンへのアプローチを同時にできるのはとても意味があることだと思います」とコメント。一方の鈴村は『2199』時点から「TVで人気が出て劇場に繋がった以前の『ヤマト』と逆のことをやっているのは面白い」と感じていたそうで、「今回も同じ形式なのかなと予想していたので、個人的には早くTV放送もやって欲しいなと思っていました（笑）。大きいムーブメントがTVでも劇場でも起きる相乗効果が面白いですからね」との思いを述べる。TV放送用のメインビジュアルは『2202』のもとになった『さらば』にオマージュを捧げたデザインだが、これには鈴村が「あいつら（古代と雪）、どこ見てんだ？」と指摘。小野は「『愛の戦士たち』というタイトルが入っていて、この二人がメインビジュアルにいることにグッときますね。『2202』が始まる前に福井（晴敏、シリーズ構成）さんから『彼らにとっては愛を試される辛い旅になります』と言われたことを思い出すと、なんだか泣けてきますね（笑）」との感慨を漏らした。TV放送ならではの楽しみ方としては、小野が「TV放送は週一の2クール、劇場での上映をその都度その都度楽しみにして待っていた人とはまた違ったテンポで見られるので、もしかしたら贅沢な見方かもしれないですね」と切り出すと、鈴村も「劇場ではポップコーンくらいしか食べられなかったと思いますけど、家ではお酒とつまみを楽しみながら見られますからね（笑）」と同調。「パーティーしたいですね（笑）」という小野に、鈴村も「皆で“俺たちはヤマトクルーだ”なんて言って、佐渡先生ばりにお酒を飲みながら『ヤマト』を見るのがオススメです（笑）」と続いた。最後にファンへ、鈴村は「今回は、劇場で上映されたものと全く同じクオリティのものがTVで見られますので、ぜひ楽しんで頂きたいです。『2199』を見ていない方が『2202』から見てもしっかりと理解できる作りになっています。その上で『2199』を見直すこともできますので、ぜひこの機会に『ヤマト』の世界にたっぷりと触れて頂ければと思います」とメッセージ。小野は「このTV放送をきっかけにして、新たに『ヤマト』を知ってくださる方、また改めて『ヤマト』を好きになってくれる方がたくさんいると思います。この艦に乗る人を増やしていって次の世代に『ヤマト』が持っている普遍の魅力、愛を伝えていければと思っています。老若男女問わず家族皆さんで見て、『ヤマト』の素晴らしさに気付いて頂けたら嬉しいです」と呼び掛けた。『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』TVシリーズは、10月5日よりテレビ東京ほかにて順次スタートする。『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』10月5日（金）よりTV放送開始・テレビ東京 毎週金曜深夜1時23分～・テレビ大阪 毎週金曜深夜2時10分～ ※初回放送のみ2時46分～・テレビ愛知 毎週金曜深夜2時05分～(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会