2019年秋アニメを対象に、5~69歳の男女が“視聴したい”作品を集計した「2019年放送 秋アニメ番組の視聴意向ランキング」を、エンターテイメントの最新消費者動向を読み解く「eb-i Xpress」が発表した。1位に輝いたのは『ちはやふる3』で、2位に『七つの大罪 神々の逆鱗』、3位に『僕のヒーローアカデミア(第4期)』が続いた。1位の『ちはやふる3』は、同名のマンガを原作とするTVアニメシリーズの第3期だ。前作から約6年ぶりのTVアニメとなるが、その間に3本の実写映画が公開されるなどしており、新たなファンも獲得したことが得票に繋がったのかもしれない。「競技かるた」を題材とした高校生の青春と成長を描くストーリーが共感を呼んでおり、特に10代女性から支持を集めるなど女性ランキングでもトップとなった。2位の『七つの大罪 神々の逆鱗』は、男性から圧倒的な支持を集めてのランクインだ。原作マンガは累計3,000万部を突破する人気ぶりで、アニメはTVシリーズに加えて2018年には初の劇場版も公開。男性ランキングでは1位に輝いており、TVアニメ新シリーズへの注目度が数字にも表れている。3位の『僕のヒーローアカデミア(第4期)』は、同名のマンガを原作とするTVアニメシリーズの最新作で、特に10代以下の男性から多くの票をマーク。2018年に初の劇場版が公開されたが、今年12月には早くも劇場版第2弾の公開が決定しており、TVアニメと相まってさらなる盛り上がりを見せていきそうだ。そのほかの傾向として、5位の『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』は、特に20代~40代男性の票を集めて男性ランキング2位にランクイン。世代別では、玩具シリーズ「ゾイド」から生まれたTVアニメの第2期『ゾイドワイルド ZERO』が、総合ランキングではトップ20圏外ながら10代未満では2位となった。さらに60代のランキングにおいては、“警察のはぐれもの集団”と凶悪犯罪組織の戦いを描くオリジナルTVアニメ『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』が3位にランクインを果たした。「2019年放送 秋アニメ番組の視聴意向 総合ランキングTOP20」 1 ちはやふる32 七つの大罪 神々の逆鱗3 僕のヒーローアカデミア(第4期)4 PSYCHO-PASS サイコパス 35 ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld6 ぼくたちは勉強ができない(第2期)7 食戟のソーマ 神ノ皿(しんのさら)8 Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-9 この音とまれ!(第2クール)10 ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE11 ハイスコアガール II12 あひるの空13 アズールレーン THE ANIMATION13 警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-15 Fairy gone フェアリーゴーン(第2クール)16 私、能力は平均値でって言ったよね!17 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!18 無限の住人-IMMORTAL-19 歌舞伎町シャーロック20 GRANBLUE FANTASY The Animation Season2 ※2019 年秋に開始する各アニメ番組の中から、“視聴したい”と選択 した作品を集計。 (単位:人 n=9453 集計期間:2019年8月19日~8月20日/出典:eb-i Xpress)