「おそ松さん」6つ子の生きざまを辿る！大型展示会「ニートの生きざま展」東京会場レポート

『おそ松さん』の500点以上の原画や映像、造形などでその魅力の全てを堪能できる大型展示イベント「おそ松さん～ニートの生きざま展～」が、12月18日より東京・池袋サンシャインシティにて開幕した。現在、TVアニメ第3期が放送中の『おそ松さん』は、2015年に放送された第1期を皮切りに、舞台『おそ松さん on STAGE』や『へそくりウォーズ』といった数多くのアプリゲームの配信など、多岐に渡る展開で多くのファンを魅了し続けてきた。「おそ松さん～ニートの生きざま展～」は、そんな『おそ松さん』の全てをぎゅっと詰め込んだもので、2016年に開催された「おそ松EXPO」以来、約4年ぶりの大型展示会となる。エントランスでは、第2期第1クールのエンティング映像で登場した「6つ子カー」がお出迎え。その先から、ルーレットの上に立った6つ子の等身大立像、6つ子それぞれに焦点を当てた「6つ子たちの生きざま」、500点を超える原画、6つ子の様々な姿が壁一面に展示された「おきがえパラダイス」、舞台やアプリの小物、イラスト展示などを順番に観覧できる。「6つ子たちの生きざま」は、6つ子たちにそれぞれ焦点を当てた6つの柱を展示するもの。おそ松は「なごみ探偵」、カラ松は「カラ松タクシー」と、各キャラクターの原画が飾られている。また、一松のコーナーにはエスパーニャンコ型のパネルが設置されるなど、キャラクター ならではの装飾も盛りだくさん。その先には、第1期・第2期のOPや話題のシーンに加え、“実松”や“じょし松”といった様々な“松”の原画が展示されている。1枚1枚のシーンに思いを寄せて、足を止めながらじっくりと原画を見つめる来場者の様子が各所で見られた。同じく時間をかけてじっくり堪能する様子が見られたのは「おきがえパラダイス」のコーナーだ。こちらでは、春に開催中止となった「おそ松さんミュージアム 6つ子のおきがえパラダイス」にて展示予定だったイラストの一部が公開されており、様々な衣装を着た6つ子が壁一面に並ぶ。来場者の中には「ここから離れられない」と思い出の1枚を探す姿も見られた。 そして、床に描かれたマス目にそって歩みを進めると、6つの机が並んだ教室が現れた。黒板に書かれた「卒業おめでとう」の文字に、『えいがのおそ松さん』の感動シーンが蘇る。先に進むと現在放送中の第3期のコーナーへ。第1話に登場した新6つ子や、アニメ化された声優陣の原画が早くも展示され、話題のシーンの原画には来場者も驚きの様子だった。アプリのコーナーでは、『おそ松さんのへそくりウォーズ ～ニートの攻防～』『おそ松さんのニートスゴロクぶらり旅』『にゅ～パズ松さん 新品卒業計画』『おそ松さん よくばり！ニートアイランド』に登場するイラストと設定画がずらりと展示され、フォトスポットも登場。フォトスポットでは、『へそくりウォーズ』のゲーム画面の中に入り込んだような1枚が撮影できる。さらに舞台の展示コーナーでは、衣装のほかステージ上で使用された松野家を再現したセットが展開。舞台の背景データを元に再現された松野家の居間は、まるで6つ子の世界に入り込んだような気持ちを体感できる仕上がりだ。そのほか、会場内に隠されたデカパンのパンツ型POPを探す「デカパンを探せ！」や、会場のところどころに設置された全13問のクイズに答える「ニートの生きざまクイズ」など、見て楽しむ展示だけではなく、考えながら楽しめる体験型企画も用意されている。「おそ松さん～ニートの生きざま展～」は、東京会場は12月27日まで開催予定。12月24日と12月27日には、会場出口で着ぐるみが来場者をお見送りする「6つ子ランダムグリーティング」が実施され、2日間は6つ子の中から常に2人が出口に立つ。当日券も販売されているので、ニートの生きざまをめぐる旅をぜひ会場で楽しみたい。「おそ松さん～ニートの生きざま展」開催場所：【東京】池袋サンシャインシティ文化会館ビル2F 展示ホールD【大阪】あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階 第2催会場開催期間：【東京】2020年12月18日（金）～12月27日（日）【大阪】2021年2月25日（木）～3月8日（月）開催時間：【東京】10:00-17:00【大阪】10:00-20:00（※最終日は17:00にて閉場／入場は各日閉場の30分前まで）料金：【当日券】2000円【グッズ付き入場券】3,500円（C）赤塚不二夫／おそ松さん製作委員会