「ハローキティ」初ハリウッド映画は“実写＆アニメ”のハイブリッド作品に！監督2名も発表 (2021年3月3日)

ハローキティ初のハリウッド映画（タイトル未定）が、実写とアニメの“ハイブリッド作品”になることが発表。あわせて、本作の監督が米アニメ界期待のジェニファー・コイルとレオ・マツダの2名に決定した。ハローキティ初のハリウッド映画（タイトル未定）は、米ワーナー・ブラザース・エンターテイメント・グループのニュー・ライン・シネマ社とプロデューサーのボー・フリン率いるフリン・ピクチャー社が企画を進めている劇場用長編作品だ。今回、監督はジェニファー・コイルとレオ・マツダが共同で担当すると発表に。コイル監督は、動画配信サービス・HBO Maxのアニメ『Harley Quinn（原題）』シリーズの監修を務めており、大ヒットアニメシリーズ『Bob&apos;s Burgers（原題）』のうち6シーズンで監督を担ってきた人物。マツダ監督は、ウォルト・ディズニー・アニメーションでキャリアをスタートさせ、『モアナと伝説の海』と併映された監督デビュー作『インナー・ワーキング』が「第89回米アカデミー賞短編アニメーション部門」の最終選考作品に選出された。コイル監督とマツダ監督は、本作がメジャーな長編初監督作品となる。数十人ものトップクラスの監督候補の中から選ばれた両名が、ハローキティをどのように描くか注目したい。＜以下、コメント全文掲載＞ジェニファー・コイルマツダ氏と共に監督に起用されたことを非常に嬉しく思っています。これは人気キャラクターに息を吹き込み、ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会でもあります。キティならではのもたらす喜びと幸せをまさに世界が必要としています。大きな笑顔をもたらす大きな仕事になりますが、フリン・ピクチャー社とニュー・ライン・シネマ社の仕事に関わることができることを非常に光栄に思っています。レオ・マツダ日系ブラジル人として小さい時から遊び心に富んだハローキティに囲まれていて、個性の大切さを教わりました。コイル氏と共にフリン・ピクチャー社、ニュー・ライン・シネマ社と一緒に世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展させることができることを本当に嬉しく思います。ニュー・ ライン・シネマ社 プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー私たちは、サンリオと同社辻信太郎会長が40年以上かけて作り上げてきたハローキティを始めとする忘れがたいサンリオキャラクターたちと深いつながりを持っているコイル氏とマツダ氏の両監督が、創像力、才能、そして心で、このハローキティの世界を映画を通して活かせることができるのを非常に幸運に思っています。（C）2021 SANRIO CO.,LTD.