秋アニメで“食欲の秋”♪「舞妓さんち」「異世界食堂2」「大正オトメ御伽話」おなかが空いちゃう作品【3選】 (2021年9月19日)

夏の暑さも和らぎ、季節はもうそろそろ秋です。秋といえば、「芸術の秋」「スポーツの秋」など様々ですが、忘れてはならないのが「食欲の秋」。本記事では、「食欲の秋」を楽しめる秋アニメをご紹介します。舞妓さんちのまかないさん『舞妓さんちのまかないさん』の原作は、小山愛子が「週刊少年サンデー」にて連載し、第65回（2019年度）「小学館漫画賞 少年向け部門」を受賞した同名コミックだ。舞台は、京都のど真ん中にある花街。青森から舞妓をめざして京都にやってきたキヨとすみれだったが、ひょんなことからキヨは屋形の“まかないさん”になることに。舞妓たちの毎日の食事を作るキヨ、舞妓として「百年にひとりの逸材」と将来を期待されるすみれ、そして一緒に共同生活を送る舞妓たちの日常が、おいしいごはんを通してほっこりと描かれる。アニメ版は海外向け日本語サービス「NHKワールドJAPAN」にて2021年2月より放送されており、キヨ役を花澤香菜、すみれ役をM・A・Oが演じるほか、高山みなみ、松田颯水、片貝薫、小山力也らがキャストとして出演。いよいよ始まるEテレ放送ではオープニングアニメーションを一新し、京都出身シンガーソングライター・つじあやのがOP主題歌を務めることも発表された。アニメで描かれる華やかな花街とその舞台裏、キヨの作るまかない料理に注目だ。異世界食堂2『異世界食堂』は、著：犬塚惇平・イラスト：エナミカツミの同名小説を原作とする異世界“飯テロ”ファンタジー。舞台は、一見日本のどこにでもある普通の食堂だが、7日に一度“特別営業”であるドヨウの日になると、異世界のあらゆる場所に扉がつながる店「洋食のねこや」。扉を通じて、今日も様々な“向こうの世界”から客がやってきては絶品の料理に舌つづみを打ち、帰っていく……そんな、この店に集う人々と料理の一期一会を描く物語だ。TVアニメ第1期は2017年7月～9月に放送。待望の第2期では、店主役として諏訪部順一、アレッタ役として上坂すみれ、クロ役として大西沙織、サラ役として安野希世乃が続投するほか、新キャラクターのヒルダ役として東山奈央の出演も決定している。これまでに「エビフライ」「ミートソース」「カツ丼」「カレーライス」「ハンバーグ」「クレープ」「コロッケ」といったメニューで異世界の様々な種族を驚かせてきたが、第2期ではどんなメニューが登場するのか、注目したい。大正オトメ御伽話『大正オトメ御伽話』の原作は、桐丘さなが2015年～2017年に「ジャンプSQ.」にて連載し、「次に来るマンガ大賞2017」第7位および「アニメ化してほしい漫画ランキング2018」第5位に輝いた大正ノスタルジック・ラブストーリー『大正処女御伽話』である。時は大正。金持ちの家に生まれて何不自由なく育ってきた志磨珠彦は、大事故に遭い、右手の自由と父の期待、そして母を失う。養生という名目で田舎に厄介払いされ、いつしか世の中すべてを嫌う厭世家（ペシミスト）になっていた珠彦だったが、ある日そんな彼のもとへ世話しにやってきたのは、父が金で買ってきた“妻”の立花夕月。最初は夕月をうっとうしく思っていた珠彦だが、次第にその笑顔と優しさと美味しい食事に心を開いていき……。アニメ版では、志磨珠彦役を小林裕介、立花夕月役を会沢紗弥が演じるほか、宮本侑芽、安済知佳、伊藤彩沙、土岐隼一の出演も発表されている。なお現在、本作の“食卓”によりフォーカスした、原作者自身によるスピンオフコミック『大正処女御伽話-厭世家ノ食卓-』が「少年ジャンプ＋」にて連載中。アニメ放送が待ちきれない人は、こちらで珠彦と夕月の食卓風景を覗いてみてはいかがだろう。（C）小山愛子・小学館／NHK・NEP（C）犬塚惇平・主婦の友インフォス／「異世界食堂２」製作委員会（C）桐丘さな／集英社・大正オトメ御伽話製作委員会