「鬼滅の刃遊郭編」宇髄天元役・小西克幸さんってどんな人？世間をド派手に賑わす前にチェック！

TVアニメ『鬼滅の刃』ファン待望の「遊郭編」が、2021年12月5日（日）よりいよいよ放送スタートとなります。無限列車での任務を終えた炭治郎たちの次なる任務が描かれる本作では、音柱・宇髄天元が大活躍！ そんな宇髄を演じる声優は、『テイルズ オブ シンフォニア』ロイド・アーヴィング役、『シャーマンキング』阿弥陀丸役などの代表作を持つ小西克幸さんです。『鬼滅の刃』をきっかけに地上波テレビ番組に顔出しで出演する声優さんも多く、小西さんもすでにテレビ朝日系『10万円でできるかな』などに出演しており、アニメ好きで有名なKis-My-Ft2の宮田俊哉さんは大興奮！ 今回、なぜ宮田さんがそれほどまでに興奮したのか、小西さんの出演作・演じたキャラクターを振り返ります。今後、宇髄の活躍が世間を圧倒し、おそらく小西さんもあらゆるメディアで特集されるはず。その前にこの記事を読んで事前準備を整えてくださいね！■小西克幸さんってどんな人？小西さんは和歌山県出身の現在48歳。声優を志したのは、高校時代。卒業後の進路を考え始めた時に、所属していた映画研究会の友人から「声優」という職業を紹介されたのだとか。その後、同じく声優志望だった姉に勝田声優学院の話を聞き、入学を決めたそうです。声優となり初めて出演したアニメ作品は『逮捕しちゃうぞ』（1996年）。その後、デビュー1年経たずに『勇者王ガオガイガー』のボルフォッグ／ビッグボルフォッグ役に決定。そこから数多くの作品でレギュラーキャストを務め、2001年に放送された『魔法戦士リウイ』のリウイ役が初主演作となりました。声優としてアニメ作品に出演するほか、「劇団ヘロヘロQカムパニー」で俳優としても活躍する小西さん。（※小西さんは現在休団中） 「劇団ヘロヘロQカムパニー」といえば、座長は勝田声優学院の先輩・関智一さん（『鬼滅の刃』不死川実弥役、『ドラえもん』2代目スネ夫役、『機動武闘伝Gガンダム』ドモン・カッシュ役…etc）で、関さんの声掛けで入団に至ったそうです。■イケメン、アニキ、イケオジまで！さまざまな役をこなす小西さんの声は、低く渋い中にどこか人を安心させるような“優しさ”が滲んでいると筆者は感じます。それは、筆者がこれまで見てきた小西さんの出演作／演じたキャラクターから感じ取れることで、まず紹介したいのが『天元突破グレンラガン』のカミナ。カリスマ性が高い人情派の熱血漢で、物事は全て「気合い」で片付くと信じている精神論者。とにかくポジティブで人を惹きつけ、リーダシップもあり、視聴者含むみんなから「アニキ」と慕われていました。また『マクロスF』で演じたオズマ・リーも同様。文字通り、ヒロインの1人、ランカ・リーの本当の“兄”でもあるのですが、一流パイロットである反面、普段は豪放磊落で大雑把。主人公・早乙女アルトに対して反面教師な面を見せることもありましたが、「お前の翼は何のためにある」「本当の俺は、だたのガキだ。お前に負けないくらいのな」などの言葉で導く瞬間もありました。良きアニキもハマり役なのですが、渋い声を活かしたイケオジも小西さんの持ち味。『デカダンス』で演じたカブラギは無口で無骨な装甲職人でしたが、部下のナツメと触れ合う中でだんだんと表情と笑顔も花開いていくという絶妙な変化も見せてくれました。今年4月の小西さんのお誕生日の際にとったアンケートでは、宇髄天元に並び、『世界一初恋』の高野政宗がランクインしています。こちらは小西さんの渋さの中に“色気”を孕んだ声を聞くことができます。「優しい」を前提とした強引なところがたまらないキャラクターでした。アニメ『鬼滅の刃』ではまだわずかしか話しておらず、人柄が見えてこない宇髄さん。しかし、「無限列車編」の煉獄さんの活躍で見えてきた通り、宇髄さんも熱き信念を持つ柱の1人。炭治郎らを時には厳しく、そして優しく、低いながらもド派手な轟音のような声で導いてくれるのではないでしょうか。■面白くてお茶目な人柄も必見！これからの活躍も要注目声優以外の活躍は俳優だけではありません。なんと小西さんはYouTuberとしても我々を楽しませてくれます。同じく声優の小野坂昌也さんのチャンネル「小野坂昌也☆ニューヤングTV」に出演中。内容はほぼ“小野坂さんの趣味全開”となっており、メインはゲーム実況やモデルガン／ラジコンいじり。最近は2人とも『ウマ娘 プリティーダービー』にハマっており、『ウマ娘』関連の動画も増えています。動画を見たらわかる通り、面白くてお茶目な性格の小西さん。この記事をきっかけに小西さんに興味を持った方は、もっと深く調べてみてください。きっと、小西さんの様々な面を知って夢中になってしまうはず。