オープニングVTRが終わると、ReoNaが登場し、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』2ndクールED曲「forget-me-not」と『ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU』2ndクールOP曲「ANIMA」を続けて披露。圧巻のパフォーマンスに大盛り上がりでステージが始まった。
ReoNaのパフォーマンスに松岡は「ぼくはもう泣きました。最高でした。僕の魂の色はグレーから水色になりました」と「ANIMA」のサビにかけて感激のコメント。3年ぶりとなる「AnimeJapan」現地開催に、高垣は「会場の景色を見られただけでムネアツです。ビックサイトが見えたときはタクシーの中から写真を撮っていました(笑)こういうステージ、AnimeJapanも久しぶりですし、『SAO』のメンバーと一緒に、作品を愛してくれている皆さんにお会いできて嬉しいです」と喜びの表情をみせる。
今回のステージは「アニメ『ソードアート・オンライン』10th Anniversary Project」のためだけの豪華な装飾が施されていることに、戸松は「もう10年かという思いもありますが、去年ぐらいからいよいよ10年かと盛り上がりも感じて熱量も上がってきていたので、やっと2022年がやってきたなとワクワクしてますね」とコメント。松岡も「当時はとにかくしゃべらなかったですね。10年でいろんな関係性ができてやっとみんなと一緒に先に進んでいる気がします」と語り、高垣は「当時から自分のほっぺを叩きながらお芝居に向かっている全力の松岡くんの背中はかっこよかったですね」と振り返る。
続けて、「でも最近(ほっぺ)叩かなくなりましたよね」という日高に対し、松岡は「あれはとある現場で先輩に“周りが怖がるからやめろ”と注意されまして、そこからやめました。でもたまに本当にどうしようもないときにやります」と明かし、それに「でも私たちの前だったらやっても、誰も怖がらないから大丈夫だよ」と茅野ら登壇者たちはフォロー。
そして、プロジェクトの詳細を「アニメ『ソードアート・オンライン』10th Anniversary Project PV」として公開されると、解禁情報の多さに歓声を上げられない会場では頭をかかえるファンや盛大な拍手で大盛り上がり。
まずは、アニメ『ソードアート・オンライン』全シリーズからユーザー投票にて厳選されたセレクション話数を7月より放送する『SAO SELECTION』にキャスト陣からは選びきれないという反応。『ソードアート・オンライン アリシゼーション』から参加の茅野は「全部がいいですけど、せっかくならアリシゼーションの映像も入っていてほしいですね」、島崎は「みんなのお当番回とかいいですね」とそれぞれコメントする。
続けてアニメ10年の歴史を繋ぐ美術展「THE ART OF SWORD ART ONLINE」の開催、10周年記念スマートファンアプリ『ソードアート・オンライン ヴァリアント・ショウダウン』全世界同時リリースの決定、7月8日には『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』Bluray&DVDの発売が続けて発表。
さらに、物語の原点をたどる『プログレッシブ』待望の第2弾『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ冥き夕闇のスケルツォ』の特報が公開され、戸松は「私たちはすでにアフレコが終わりました」、松岡も「今回もすごかったですよ。目が追い付かない。結末は知っているのに戦闘の緊迫感がすごくてドキドキしながら演じました」とアピールした。
最後には、『SAO』サービス開始日11月6日と同日に行うメモリアルなイベント「ソードアート・オンライン -フルダイブ-」の情報が発表され、イベントでどんなことがしたいか聞かれると茅野は「朗読はぜひやりたいですね。前回はアスナと直接できなかったので今回はアスナともしゃべれたら嬉しいです」とコメント。
エンディングで、何年たっても『SAO』を演じ続けていきたいというキャスト陣に、戸松は「皆さんが80歳になっても演じたい気持ちが『SAO』への愛を感じました。2022年11月6日がこうやって現実に追いつくのは感慨深いし、ここまで『SAO』が愛されているのは応援してくれている皆さんがいるからだと感じてます。
(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project