本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞(B)作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした、まさにエンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』からつながる物語。
ティ・チャラの妹で、超文明国ワカンダの技術開発を担うほどの天才科学者シュリ役は、ももいろクローバーZ・百田夏菜子が引き続き担当。百田は、本作に向けて「(収録の際は)なるべくシュリの想いや、演じられているレティーシャさんの想いをイメージしながら、声を通じて表現できるように意識しました」と、意気込みを語っている。
さらに、亡きティ・チャラ支えた幼馴染で元恋人の女スパイ、ナキア役には皆川純子。ワカンダ国王を守る親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長にしてワカンダ最強の戦士オコエ役を斎賀みつき。予告編でもその存在感を発揮していたティ・チャラの母であり先代の国王ティ・チャカの妻ラモンダ役を幸田直子。当初はティ・チャラとも対立していたが、その後彼を力強くサポートしていたワカンダの山奥に住むジャバリ族の長、エムバク役には木村昴。前作で、ワカンダ人ではないものの、ティ・チャラ達と共にワカンダの為に戦ったCIAエージェント、エヴェレット・ロス役には、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から同役を演じる声優・森川智之という人気・実力共に折り紙付きの豪華声優陣が再び、ワカンダにとって重要なキャラクター達を演じることとなる。
また、それぞれが担当するキャラクターポスターも公開。それぞれ陰影が施され、ティ・チャラを失った深い悲しみと共に、そこから立ち上がろうとする力強い決意も伝わってくるようなクール、かつインパクトのあるビジュアルとなっている。
<以下、声優陣よりコメント到着>
百田夏菜子:シュリ役
「ブラックパンサー」シリーズは、特にティ・チャラを周りで支えていた女性キャラクター達が活躍する場面が多くて、そこが魅力的だと思います。
今回の作品は、“お兄ちゃん”の様な存在だと思っていたチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなったというショッキングなニュースもあって、どんな作品になっているのか全く想像ができなかったんですが、スタッフの方々も色々な想いがあってこの作品を作り上げていると思うので、こうやって新しい作品が届けられるということは、チャドウィックさんもきっと喜んでいるんじゃないかなと思います。私も彼が大事にしているこの作品に携わらせてもらっているので、全力を注ぎたいと思います!
皆川純子:ナキア役
続編製作のニュースを見てから約3年。この間にあったあまりに悲しい出来事。それを経ての今作。どんな物語になるのか、いちファンとして、前回ナキア役を吹替させていただいた役者として、非常に気になっておりました。今回もナキアの吹替を担当させていただくことになり、とても光栄に思っております。魂をこめて演じたいと思います。 ワカンダ・フォーエバー!
斎賀みつき:オコエ役
とうとう『ブラックパンサー』の続編が! しかもまたオコエさんに会える! 素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。どんなストーリーなんだろう。どんなアクションシーンが展開されるんだろう。
幸田直子:ラモンダ役
愛の深さと壮大なスケール、待ち焦がれたワカンダの世界へ戻る事が出来大変嬉しく幸せです。国と家族の再生に命懸けで邁進する、ラモンダ。その魂の叫びを吹き替えさせて頂けた事に深く感謝いたします。日本語版の皆様とご一緒に全力で取り組んだこの美しく気高き愛の物語を、是非劇場で体感されます様宜しくお願い申し上げます。
ワカンダそして、ティ・チャラ フォーエバー!
木村昴:エムバク役
続編に再び携わることが出来、心から嬉しく思います。映画ブラックパンサーには、なにか物語を超えた魂のようなものが宿っているように思えてきます。絶望の淵から這い上がり前進む人々の姿に、きっと見る者に生きる勇気を与えるそんな映画なのだと。我々も日本語で魂を込めて参りましたので、映画館で何か感じていただければ幸いです。ワカンダ・フォーエバー!!
森川智之:エヴェレット・ロス役
『ブラックパンサー』の続編が決定してとてもうれしいです。エヴェレット・ロスというキャラクターは前作で魅力を開花させたといっても過言ではないでしょう。
「ブラックパンサー」フォーエバー!
(C)Marvel Studios 2022