【2023年冬アニメ】「リベンジャー」「バディダディ」23年“アニメ初め”にはオリジナルアニメをチェック！

2022年も師走に突入した。「師も走る」と書いて師走、文字を見るだけで忙しさを感じさせられるシーズンだ。今まさに、年越しに向けて業務に勉学、日々やることに追われている読者も多いだろう。だが、この忙しない時期を過ぎれば、そこには年明けというゆったりとした時期が待っている。なんとか今を、気合いで乗り切りたいものである。そんな待ち遠しい年明けに、私たちを待っているのは2023年最初の新作アニメラッシュ！ そう、2023年冬アニメが放映開始となるのだ！果たして2023年冬はどんなアニメが私たちを楽しませてくれるのだろうか？ 今回は気になる2023年冬アニメの中から、オリジナルアニメに絞って注目作品をピックアップ。注目ポイントを解説していきたいと思う。この記事を読んで、2023年のアニメ初めを軽快に滑り出してもらえたら嬉しい。REVENGER（リベンジャー）『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS』で知られる株式会社ニトロプラス取締役・虚淵玄が約10年ぶりにTVアニメストーリー原案・シリーズ構成を担当するのがこの『REVENGER』だ。力なき人たちの復讐を代行する殺し屋集団“REVENGER”の姿を描く本作。そこに属する面々は、一癖も二癖もある、何か欠落を抱えた者たち。ダークヒーローである面々はどんな未来を辿ることとなるのだろうか……。虚淵玄が得意とする重厚な物語に期待が集まる。“REVENGER”に所属する面々を演じるのは笠間淳、梅原裕一郎、武内駿輔、金元寿子、葉山翔太。5人がいかにこの“曲者達”を演じるのかにも注目していきたい。アルスの巨獣空に向かって伸びる山、空から地上に向けて逆向きにそびえ立つ巨城。ティザービジュアルから壮大な世界観を想起させるのが『アルスの巨獣』。巨獣が跋扈する世界で、「二十と二番目のクウミ」と呼ばれる少女と、「死に損ないのジイロ」と呼ばれる男の出会いから始まる物語。2人のほかにもファンタジックな世界の中で生きる個性豊かなキャラクターの登場が発表されており、作品への興味をそそる。監督をつとめるのは『聖剣伝説 HEROES of MANA』『ファイナルファンタジーIV リメイク版』をはじめ、数々のRPG作品にも参加してきたオグロアキラ。その壮大な世界観は、まさに氏の得意とするところだろう、楽しみだ。Buddy Daddies2022年は『パリピ孔明』『アキバ冥途戦争』と話題作を多く送り出したアニメ制作会社P.A.WORKSが送り出す次なる作品は、ニトロプラスとのタッグで製作した『Buddy Daddies』。狙ったターゲットは決して逃さない殺し屋バディが、ひょんなことから女の子を育てることになるところから始まるのが本作。P.A.WORKSの真骨頂である“お仕事シリーズ”の一作に数えられ、今回の物語の主題となるのは、なんと“仕事と家庭の両立”!?ストーリー原案をつとめるのは『東京24区』で知られる下倉バイオ。氏が描く、凸凹殺し屋バディの活躍と葛藤にも期待したい。MAKE MY DAYNETFLIXアニメシリーズとして2023年2月から配信開始となるのが『MAKE MY DAY』。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』や『MOONLIGHT MILE』などで知られる太田垣康男による書き下ろしストーリーが展開される本作は、氷と雪に覆われた惑星・コールドフットが舞台。その星に存在する囚人労働用の鉱山に、突如として謎の生物が現れ……。恐怖の中を生き延びようとする人々が描かれるSFアクションストーリーが展開される。音楽には『平家物語』、『チェンソーマン』などで知られる牛尾憲輔、メカデザインには『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『エウレカセブン』シリーズで知られる河森正治が参加することも決定。細部まで目が離せない一作となりそうだ。2023年も大きく注目を集めていくことになるであろうオリジナルアニメの数々。その走り出しにふさわしい作品がここに名を連ねたかと思う。来年も一年、素晴らしいアニメの数々に出会えるように、そんなことを祈りながら新年早々からアニメ視聴ライフを満喫していきたい。