2023年2月13日に星の海に旅立ったマンガ家・松本零士さんを偲び、劇場版『銀河鉄道999』のシネマ・コンサート特別追悼公演が、北九州と東京で開催決定となった。松本さんは、『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』などアニメ化を果たした数々の名作コミックの原作を務めたほか、TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の監督やマンガ版、世界的アーティストであるダフト・パンクのアニメーションクリップを手掛けるなど、長年にわたって幅広く活躍してきたマンガ家。2023年2月20日、松本さんの公式サイト「零時社」にて、松本摩紀子代表取締役が「松本零士が2023年2月13日都内病院にて星の海に旅立ちました 享年85です 告別式は近親者のみで既に執り行いました」と訃報を発表した。今回、特別追悼公演が決定した「銀河鉄道999シネマ・コンサート」は、『銀河鉄道999』のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをオーケストラが本編(全編)上映に合わせて生演奏し、映画をライブ感覚で楽しめるエンターテインメントだ。2021年2月に東京と大阪で初演され、6月に再演、11月に劇場版2作品の一挙上演、22年1月に大阪で再演され数多くのファンを魅了している。今回の追悼公演は、松本さんが少年時代を過ごした街であり、駅前にはメーテルや鉄郎の銅像も並び、電車の発車予告音で『銀河鉄道999』のメロディが流れるゆかりの地、北九州・小倉でも開催決定。マエストロ・栗田博文のもと、北九州公演にて国内屈指の名門オーケストラ「九州交響楽団」、東京公演にて「東京フィルハーモニー交響楽団」が大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏でお届け。さらに主題歌&挿入歌を担当したゴダイゴのタケカワユキヒデがスペシャルゲストとして参加し、オーケストラをバックに歌う予定だ。松本さんは、初演の際のインタビューで「“限りある命だからこそ頑張り、歯を食いしばって、成し遂げるぞという強い志を持ち続けよう”というのがメッセージです。1つの私の思いの物語は、まだ終着駅には着きません。始発駅に戻ることもない。『999』同様、私の旅にも終わりはないのです」と語っていた。大スクリーンに映える壮大なスペースファンタジーと、オーケストラの生演奏が引き起こすシネマ・コンサートならではの感動体験、松本さんが描き示した世界を、シネマ・コンサートで、“時の輪の接する”会場で、ぜひ体感して欲しい。「銀河鉄道999 シネマ・コンサート -特別追悼公演- ~松本零士さんを偲んで~」北九州公演は「北九州ソレイユホール 大ホール」にて2023年8月26日、東京公演は「東京国際フォーラム ホールA」にて8月31日に開催。詳細は公式サイトまで。<公演概要>銀河鉄道999 シネマ・コンサート -特別追悼公演- ~松本零士さんを偲んで~【北九州公演公演】日時:2023年8月26日(土)15:00開場/16:00開演会場:北九州ソレイユホール 大ホール【東京公演】日時:2023年8月31日(木) 17:30開場/18:30開演会場:東京国際フォーラム ホールA上映作品:☆劇場版 銀河鉄道999(1979年8月4日公開) 上演時間:2時間40分(休憩込)予定企画・原作・構成:松本零士脚本:石森史郎/監修:市川 崑監督:りんたろう/音楽:青木 望主題歌:『銀河鉄道999 / THE GALAXY EXPRESS 999』 / 挿入歌:『テイキング・オフ! / TAKING OFF!』 / ゴダイゴ声の出演(銀河鉄道999):星野鉄郎:野沢雅子 / メーテル:池田昌子 / クレア:麻上洋子 / 車掌:肝付兼太キャプテン・ハーロック:井上真樹夫 / クイーン・エメラルダス:田島令子大山トチロー:富山敬 /プロメシューム:来宮良子 / ナレーター:城達也コンサート出演:指揮:栗田博文演奏: 九州交響楽団(北九州公演)東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)スペシャルゲスト:タケカワユキヒデチケット価格(税込/全席指定): S席9,800円/ A席7,800円チケット先行受付(先着): 2023年6月15日(木)12:00~チケット一般発売日2023年7月1日(土)10:00~