【推しの子】アニメ第2期は2024年放送！ 新生B小町とアイが夢の共演果たした「苺プロファン感謝祭」レポ

TVアニメ『【推しの子】』の第2期が、2024年に放送されることがわかった。11月26日に幕張メッセ国際展示場9-10ホールにて開催された、本作のスペシャルイベント「苺プロダクション☆ファン感謝祭2023」にて発表となったもので、この記事ではその模様を紹介する。

『【推しの子】』は、集英社「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の赤坂アカと横槍メンゴによるマンガを原作に、2023年4月から6月にかけて放送されたTVアニメだ。“芸能界”を全く新しい切り口で描いたストーリー、観る者の胸を打つキャスト陣の演技、YOASOBI、女王蜂による主題歌など、作品のさまざまな要素がいずれも大きな反響を呼んだ。

「苺プロダクション☆ファン感謝祭2023」は、そんな本作のスペシャルイベントとして11月26日に幕張メッセ国際展示場9-10ホールにて開催されたもの。高橋李依（アイ役）、大塚剛央（アクア役）、伊駒ゆりえ（ルビー役）、潘めぐみ（有馬かな役）、石見舞菜香（黒川あかね役）、大久保瑠美（MEMちょ役）、伊東健人（ゴロー役）が出演し、朗読劇やライブを行った。

イベントではキャスト陣がステージに登場し、挨拶を終えると、さっそくアニメ第1期を振り返る朗読劇がスタートした。キャストの熱演と、シークレットゲストの伊賀拓郎（本作の音楽を担当）による劇伴の生演奏によって、観客を一気に『【推しの子】』の世界へ誘う。目の前で繰り広げられる名シーンの数々に、観客も心を揺さぶられている様子だった。

第1期の振り返りトークを挟み、続いて「お仕事シミュレーション」のコーナーへと移る。昼の部では、キャスト陣が力を合わせて『桃太郎』のドラマ撮影に挑んだ。「桃太郎役」「ナレーション」「監督さん」など、役割はくじ引きによってその場で決定。メガホンやサンプラーなどの小道具を用いたりと、本格的（？）なドラマ撮影となった。
夜の部では「Youtube用の動画を制作せよ」がお題だ。一人ずつくじを引いていき、「私のモーニングルーティーン」「ムーンウォークチャレンジ」など、さまざまな企画に挑戦した。

MEMちょによるイベント物販の告知動画のあとはライブコーナーに突入した。トップバッターの高橋が本作のOP主題歌「アイドル」を歌い上げ、会場のボルテージを跳ね上げる。続けて「苺プロスペシャルメドレー」へ。潘が「Full moon…!」を歌唱し「ピーマン体操」に移ろうすると、ミヤコ役のLynn、ぴえヨン役の村田太志がサプライズで登場した。大塚、石見とともに、「ピーマン体操」「ぴえヨンブートダンス」の2曲を踊った。

メドレー後は、再び高橋がステージに上がり「HEART's KISS」を披露。その後、観客の前でパフォーマンスをしてみての感想や、Lynnと村田による生放送「苺プロダクション給湯室」出張版の告知など、トークパートが挟まれた。
トーク明けには、伊駒、潘、大久保による新生B小町がついに登場。「STAR☆T☆RAIN」を歌唱し、ラストは「サインはB」を高橋と一緒にパフォーマンスした。新生B小町とアイの共演という特別なステージで、ライブを締めくくった。

興奮冷めやらぬ中、アニメの最新情報が伝えられる。第2期のビジュアルと、放送時期が2024年であることが発表され、観客も大いに期待している様子をうかがわせた。最後に、キャスト陣がイベントを観てくれた人への感謝や、第2期への思いなどを語り、「苺プロダクション☆ファン感謝祭2023」は大盛況のうちに幕を下ろした。

（C）赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・【推しの子】製作委員会