退勤時に聞くアニソンは？「シティーハンター」“Get Wild退勤”ほか「東リベ」「ヒプマイ」などバラエティに富んだ楽曲が登場！＜24年版＞

2024年が始まって早くも1ヶ月が経とうとしています。アニメファンの中には、会社に向かう出勤時や自宅に帰る退勤時にアニソンを聞いているという人も多いでしょう。好きなアニメのOPテーマと共に玄関を出たり、好きなキャラソンを流しながら電車に揺られたり、落ち着いたEDテーマに包まれながら家路についたり……。そこでアニメ！アニメ！では「出勤時／退勤時に聞くアニソンは？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。1月15日から1月21日までのアンケート期間中に133人から回答を得ました。男女比は男性約25パーセント、女性約70パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。本記事では「退勤時に聞くアニソン」の結果を発表します。■退勤時に聞きたくなる理由も人それぞれ……こちらは昨年から引き続き、『シティーハンター』TM NETWORK「Get Wild」が人気。「大仕事をやり切った感じがすごい！」や「冴羽リョウになりきって職場を立ち去る“Get Wild退勤”というワードがSNSで話題になりました」、「仕事を終え職場を背に、振り返らずに帰るときに流れると、今日もいい仕事をしたなぁ……とドラマチックな気分にさせてくれる最強の曲です」とテレビシリーズのEDテーマに使われたことから多くの票を集めました。2023年公開の最新作『劇場版シティーハンター 天使の涙』でもEDテーマに採用。「1987年開始のTVアニメからエンディングを彩ってきた名曲。昭和、平成、令和と時代の共に、私たちの心に刻み込まれているから」と思い入れのある楽曲だというファンもいました。退勤時の楽曲ではアニメのストーリーや楽曲の歌詞に絡めたコメントが目立っています。『転生賢者の異世界ライフ ～第二の職業を得て、世界最強になりました～』OPのNon Stop Rabbit「無自覚の天才」には「仕事で怒られた日の帰りに聴くと、誰もが無自覚の底力を秘めていることを歌った歌詞に慰められる」。『アイドリッシュセブン』IDOLiSH7「Everyday yeah!」には「かけがえのない1日について歌った楽曲で、ちょっと嫌なことがあったときも、しょうがないと自然と笑顔になれるから」。『シュヴァルツェスマーケン』OPのfripSide「white forces」には「fripSideのボーカルの南條愛乃さんが本編でキャラクターを演じていることもあって、作品の雰囲気や役柄のイメージが歌声からも伝わってきます」。『東京リベンジャーズ』OPのOfficial髭男dism「Cry Baby」には「過去と現代を行き来して未来を変えるアニメなので、出勤時に聞けば運命を切り拓こうと思えるし、退勤時に聞けば仕事で涙を流しても曲がカバーしてくれる気持ちに……」と出勤時にも退勤時にもマッチするというコメントが届いています。さらにEDテーマとして使用された楽曲も。『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme anima+EDのDivision All Stars「Next Stage」には「『ヒプマイ』の中でも落ち着いた楽曲で、第2期では週替わりで異なるディビジョンが歌っていました。明日も頑張れそうな気になれるので、仕事終わりに聴きたくなる」。『ジョジョの奇妙な冒険』のEDであるYES「ROUNDABOUT」には「『ジョジョ』の世界観と相まって、なんでもない日であっても壮大な一日が終わったと感じさせてくれます」。『進撃の巨人』The Final Season 完結編（前編）主題歌のSiM「UNDER THE TREE」には「本編の展開と相まって絶望感が強い楽曲なので、一刻も早く家に帰って安心したいという感情が生まれます」。『蜘蛛ですが、なにか？』EDである私（CV:悠木碧）「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」には「何かと苦労している主人公に共感できるところがあるので。疲れた後の退勤後によく聴いています」と主人公と同じ気持ちになれるという意見も届いています。退勤時に聞くアニソンではEDテーマとして流れていた楽曲をはじめ、スローテンポで落ち着いた気分になったり、はたまた帰宅しなきゃという焦燥感を掻き立てたりと、多彩な楽曲が登場。幅広い曲が退勤のときに楽しまれていることがよくわかる結果となりました。