TVアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』の第7話「どうするイサミ!こんな時、イサミならどうするんだ!」が2月22日に放送されました。ハワイで倒したスペルビアが再び立ちはだかり、さらにクピリダスがイサミ&ブレイバーンと一戦交えることに……。アニメーション制作スタジオ「CygamesPictures」による初の完全オリジナル作品『勇気爆発バーンブレイバーン』は、アニメーターとして長年ロボットアニメに携わってきた大張正己監督による新世代のアニメとして私たち視聴者の前に放たれました。物語は人型装甲兵器「ティタノスタライド=通称TS(ティーエス)」が発達した時代を舞台に、ハワイ・オワフ島で陸上自衛隊所属のイサミ・アオとアメリカ海兵隊所属のルイス・スミスが出逢うことから始まります。彼らは突如現れた所属不明機に強襲を受け、危機に瀕するのですが……。第6話振り返りはコチラ※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。第7話の放送前、大張監督は自身のX(旧Twitter)に「日本ロボットアニメ史上、かつてこんなにも圧の強いサブタイトルがあっただろうか‥いや、無い!!」と投稿しています。毎回、サブタイトルが気になっている視聴者も多いのではないでしょうか。これまでのサブタイトルを振り返ってみましょう。第1話「待たせたな、イサミ!」第2話「イサミィーーッ!そろそろだよな、イサミィーーッ!!」第3話「ルル……それが、彼女の名前だ」第4話「イサミ、キミはまだ、人というものを分かっていないようだ」第5話「それはきっと、私には出来ないことだろう」第6話「絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ!」第7話「どうするイサミ!こんな時、イサミならどうするんだ!」ブレイバーン名言集のようなサブタイトルですね!さて、本作ではブレイバーンを筆頭に、ロボットの動きが見どころの一つになっています。3DCGディレクターを務める中野祥典さんは「スペルビアとクピリダスはそれぞれ1人のアニメーターがメインで担当してくれているので、動きの違いも楽しんでくれたら嬉しいです!!」と告知。細かな動きに注目したいですね。さて、第7話ではブレイバーンがスミスについて語るシーンが話題となりました。スミスを「ここぞという時の指揮統制能力に優れている」と褒めるだけなら良かったのですが……。「そして若干ナイーブで繊細なところもある。大衆浴場ではいつも脇を隠している。全身脱毛しているにもかかわらずだ」そう続けたブレイバーン。聞かされたイサミは「そうなのか?」と困惑の表情に。スミスを演じる阿座上洋平さんと大張監督も、全身脱毛には唖然としてしまったようです。全身脱毛はトレンド入りも!そんな第7話ですが、スミスら多国籍任務部隊(ATF)とスペルビアの交戦、ブレイバーンとクピリダスの戦いは、迫力ある演出でロボットアニメであることを再認識させてくれました。スペルビアとの戦いではティタノストライド(TS)の装備換装シーンに、ロマンとこだわりが詰め込まれていました。10秒程度の尺ですが、カッコ良さに震えたくなる演出です!また、激しいバトルの最中にブレイバーンは「どうするイサミ! こんな時、イサミならどうするんだ!」と発してサブタイトル!クピリダスを演じた稲田徹さんは、「クピリダス、ようやく出てきたと喜んでたらAパートで爆発四散」と泣き顔の様子。第7話の感想コメントでも出演の喜びと共に「え? もうやられた? もっと出たいぞ、イサミーッ! いや正己ーッ! マサミーッ!」と叫んでいます。敬語でしゃべるクピリダス。第2話で倒されたはずのスペルビアが復活したように、稲田さんの声が大張監督に届けば復活もあるのかも?後半は新メカも登場しました。日本と米軍が極秘開発していた「XM3 ライジング・オルトス」。少尉から中尉への昇進を告げられたスミスに与えれらた複座式の機体です。しかし搭乗者の脳波を利用した特殊な技術を使い、適合者が限られます。その機体にルルが勝手に乗り込み触っていると……。え、起動した? まさかルルは適合者なんですか? 阿座上さんが「個人的に複座式の機体はアツい!! ルルと共に戦うぞ!!」と投稿していますから、これはもうスミス&ルルが乗り込むわけですよね!?そんなルルのことを見守っている人がいます。アニメーションプロデューサーの町口漱汰さんです。第7話の感想と共に、こんなことをポストしていました。「最近の僕のブレイバーンの楽しみ方は、ルルちゃんの成長を親の如く見届ける事です。ルルちゃん沢山お喋り出来るようになってきましたね!! 僕は、またれよ~ルルちゃんが可愛くてとても好きです!!!」当初「ガガピー」と機械音のような言語しかしゃべることができなかったルルですが、物語の進行につれて彼女も成長しています。誰かの言葉を真似しながら、第7話でも新しい言葉を沢山しゃべってくれました。ルル役の会沢紗弥さんは感想コメントで「がんばガピー!」がお気に入りの台詞と明かしています。リズムも良く汎用性も高いことがその理由だそうですが、これから使っていきたいですね。がんばガピー!第7話の後提供イラスト(エンドカード)は、キャラクターデザイン原案・かも仮面さんが担当しています。整備小隊のミユ・カトウ、自衛隊パイロットのヒビキ・リオウ、そしてルルが描かれています。激カワです。実は、第2話放送後に公開していたイラストで匂わせていたそうです。町田さんは「後提供のかも仮面さんのイラストマジで可愛いよぉ」と絶賛しながら、「ハート一緒にしてもらえないブレイバーンが秀逸。イサミしてやれよぉお!!!」とツッコミを。イサミがブレイバーンとハートを作ってくれる日は来るのでしょうか……。以上、第7話でした。スミスの全身脱毛に全部持って行かれたAパート、エンディングを見る目も変わりますよね。ノンテロップ映像も公開されています。『勇気爆発バーンブレイバーン』第7話はABEMAほか配信サイトにて配信中。第8話は、2月29日23時56分からTBS系28局にて全国同時放送です。■TVアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』【放送情報】2024年1月より毎週木曜23:56~ TBS系28局全国同時放送開始U-NEXTほか各配信サイトにて順次配信中【スタッフ】企画:Cygames監督:大張正己シリーズ構成:小柳啓伍キャラクターデザイン原案:かも仮面キャラクターデザイン:本村晃一メカニカルデザイン:MORUGA 桜水樹 石垣純哉 山根理宏 鈴木勘太プロダクションデザイン:寺岡賢司総作画監督:本村晃一 宇良隆太 小菅和久 小森篤副監督:重原克也美術監督:橋本巧(草薙)色彩設計:岡崎菜々子3DCGディレクター:中野祥典撮影監督:林賢太編集:三嶋章紀音楽:渡邊崇音響監督:大張正己音響効果:小山恭正音響制作:dugoutアニメーション制作:CygamesPictures【キャスト】イサミ・アオ:鈴木崚汰ルイス・スミス:阿座上洋平ルル:会沢紗弥スペルビア:杉田智和ヒビキ・リオウ:宮本侑芽ミユ・カトウ:加隈亜衣ホノカ・スズナギ:前田佳織里カレン・オルドレン:藤井ゆきよニーナ・コワルスキー:森なな子ハル・キング:三宅健太トーマス・J・プラムマン:志村知幸リュウジ・サタケ:細谷佳正ヒロ・アウリィ:野津山幸宏リョウマ・アラカイ:木村昴アキラ・ミシマ:井澤詩織シェリー・ローレン:吉田早希ハイデマリー・バロウ:浅川悠イサオ・カワダ:白熊寛嗣ボブ・クレイブ:チョークピリダス:稲田徹(C)「勇気爆発バーンブレイバーン」製作委員会