「黒執事 -寄宿学校編-」小野大輔「必ず期待に応えて見せます」P4キャストも登壇のステージレポ【AJ2024】

『黒執事』アニメ6作目となる『黒執事 -寄宿学校編-』が、4月13日より各局にて放送される。3月24日、「AnimeJapan 2024」内REDステージでイベント「『黒執事 -寄宿学校編-』AnimeJapan Special Stage」が行われ、小野大輔、渡部俊樹、榎木淳弥、武内駿輔、橘龍丸ら本作のキャスト陣が登壇し会場を沸かせた。セバスチャン・ミカエリス役の小野は、第一声から演じるセバスチャンの声で挨拶を披露し「久しぶりの黒執事のイベントですよ。1発目でかまさないと、と思いまして」と添える。また、本作でセバスチャンとシエルが潜入する英国屈指の名門寄宿学校・ウェストン校にある4つの寮の監督生、P4ことプリーフェクト・フォーを演じたエドガー・レドモンド役の渡部俊樹、ロレンス・ブルーアー役の榎木淳弥、ハーマン・グリーンヒル役の武内駿輔、グレゴリー・バイオレット役の橘龍丸も四者四様の挨拶を行い、早くも会場を盛り上げた。P4を演じる4人のキャストは本作への出演が決まった時の心境を聞かれ、どれだけレドモンドの優雅さを伝えられるか努力したという渡部は「言葉では伝えられないくらい嬉しかった。原作もアニメもずっと見ていた作品だったので、実感が湧かなくて2、3日惚けてました」と、大好きな作品への出演が決まった喜びを明かす。これに小野は「これだけの想いを持って挑んでくれているのは嬉しいですね」と喜びを伝えた。榎木はブルーアーを頭脳派で知的なキャラクター、規則に厳しい役だと説明し、「『黒執事』は、僕が声優になる前からやっていた作品で、超人気作だと知っていて、こういう知的なキャラクターはオーディションでは受からないんだよなと思いながらも受けたら受かって、嬉しかったですね。何度も収録スケジュールが本当に入っているか確認しました。今日この場に立ててすごい嬉しいです」と話す。小野も「僕も少し意外だった。でも、アフレコ進んでいくにつれ、あー、だから榎木くんなんだって納得する瞬間がありました」と、今後のブルーアーの活躍に期待を持たせた。続いて、スポーツに秀でたハーマンを演じた武内は「ちょうど中学生くらいの時にアニメ二期が放送していて、それをきっかけに僕の世代だとレンタルDVDで一期から見たりしていて。カラオケでキャラクターソングを歌ったり、絵を描いたりしていたので、小野さん、坂本さんになんとか付いていけるようにという一心で収録に参加していました」と明かした。これを受けて、小野は「武内くんはいろんな役をやってるじゃないですか。その武内くんが本作では、真っ直ぐに体育会系をやってる。それがよかった」と伝える。最後に、バイオレットを演じた橘は「バイオレットはいままで演じてこなかった役。これまでは明るいとか、サイコパスみたいな役が多かったんですけど、寡黙で周りと絡むのが苦手みたいな役は初めてだったので、役者としても初めての扉を開かせていただく経験でしたし、収録も非常に楽しかったです。アニメを好きになったのが姉の影響で、『黒執事』も見させていただいたので、オーディションの知らせが来た時に、受けるのはただだからとオーディションテープを送ってみたら受かってしまって。ありがてえ！！」と、バイオレットとは違った明るい雰囲気で応えた。小野は「喋れば喋るほどバイオレットのキャラと全然違うよね」と笑いながらも「みんなそれぞれの『黒執事』愛があっていいですね」と嬉しそうに話した。イベントが盛り上がりを見せる中、会場ではPVも初お披露目となった。さらに、主題歌を務めるアーティストも発表され、オープニングテーマは音羽-otoha-、エンディングテーマはシドが担当することが明らかになった。そして、イベントは登壇者たちがさらに親睦を深めるべく、用意された本作らしい企画コーナーに突入する。本作に登場するクリケット大会にちなみ「寮対抗！クリケット・ウォーキング」と題して、P4キャストがクリケットのバットの上にアイテムを乗せ、ステージの端から端を“優雅に”運ぶというミッションが行われた。小野が4人の実技を審査する中、ここでもP4を演じた4人は個性的なウォーキングを披露。見事渡部が優勝し、「英国製高級カトラリーセット」を手にした。小野は「みなさん良かったんですけど、レドモンドの芝居が僕に刺さるので。あまりにエッジの効いた芝居を（渡部さんが）しすぎていて、真綾ちゃんと話していたほど」と撮影時のエピソードも明かした。最後には、小野が「改めて『黒執事』、15周年です。前作の『豪華客船編』から7年経ちますけれども、こうしてみなさんの前にTVシリーズでお会いできることは、本当にご褒美に感じています。ずっと応援してくれているみなさんの熱い想いに応えるべく、新しいキャスト、新しいスタッフ、ずっと『黒執事』に携わっているタッフそれぞれが魂を込めて制作に取り組んでおります。”必ず期待に応えて見せます。それくらいのことが出来なくてどうするんですか。あくまで、執事ですから”」とメッセージを寄せ、イベントは幕を閉じた。＜イベント概要＞日時：3月24日(日)12:45～13:20会場：東京ビッグサイト AnimeJapan 東1ホール RED ステージ登壇者(敬称略)：小野大輔、渡部俊樹、榎木淳弥、武内駿輔、橘龍丸MC：松澤ネキ■アニメ『黒執事 寄宿学校編』基本情報【放送情報】2024年4月13日（土）より各局にて放送開始TOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビ：4月13日（土）23:30～MBS：4月13日（土）27:38～ABEMAほか各配信サイトにて配信決定！※放送・配信日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承下さい。【STAFF】原作：枢やな（掲載 月刊「G ファンタジー」スクウェア・エニックス刊）／監督：岡田堅二朗／シリーズ構成：吉野弘幸／キャラクターデザイン：清水祐実／サブキャラクターデザイン：高（高ははしごだか）田 晃／総作画監督：清水祐実・高田 晃・清水裕輔・猪口美緒／色彩設計：横田明日香／美術設定：伊良波理沙（KUSANAGI）／美術監督：根本邦明（KUSANAGI）／テクニカルディレクター：佐久間悠也／撮影監督：金森つばさ／CG監督：宮地克明／編集：小口理菜／音楽：川崎（崎はたつさき） 龍／音響監督：明田川 仁／制作：CloverWorks【CAST】セバスチャン・ミカエリス：小野大輔／シエル・ファントムハイヴ：坂本真綾／エドガー・レドモンド：渡部俊樹／ロレンス・ブルーアー：榎木淳弥／ハーマン・グリーンヒル：武内駿輔／グレゴリー・バイオレット：橘 龍丸（C）Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler