【AJ2024】「ごちうさ」佐倉綾音・水瀬いのり・種田梨沙、「ささ恋」嶋野花・瀬戸麻沙美ら集結！ NBCUステージ1日目レポ

世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」が、3月23日・3月24日に東京ビッグサイトで開催された。NBCユニバーサル・エンターテイメントブースにて行われ、豪華キャストが出演した全9ステージのうち、この記事では1日目のステージの模様を紹介する。「AnimeJapan 2024」内「NBCユニバーサル・エンターテイメントブース」では、展示や各作品のスペシャルステージを通して新作・人気タイトルの魅力や最新情報を紹介。両日合わせて9作品のステージを実施した。3月23日は、『死神坊ちゃんと黒メイド』、『ささやくように恋を唄う』、新ミュージカル『スタミュ』＆『Opus.COLORs』、『ご注文はうさぎですか？』、『合コンに行ったら女がいなかった話』のステージを実施。キャスト陣が集結し、作品の魅力を語った。『死神坊ちゃんと黒メイド』NBC ユニバーサルスペシャルステージ・3/23（土）12:00～12:40出演者：花江夏樹、真野あゆみ、内田雄馬、日笠陽子 ※敬称略TVアニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』は、2024年4月から第3期の放送がスタートする。ステージには坊ちゃん役の花江夏樹、アリス役の真野あゆみ、ウォルター役の内田雄馬、作品ステージに初登壇となるダレス役の日笠陽子の4名が登壇した。まずはこれまでのストーリーのおさらいを兼ねて、各キャストが選んだお気に入りのシーンについて触れていく。真野が選んだのは第1期1話「枯れた白い薔薇を受け取るアリスのシーン」、内田が選んだのは第2期18話「ウォルターとヴィオラのダイエット中のやりとりのシーン」だ。また、日笠がは第2期19話「ウォルターとの初めての出会いのシーン」、花江は第2期20話「坊ちゃんとアリスが窓越しにキスをするシーン」を選んだ。シーズンを重ねた本作だからこそ、様々なシーンに思い出があるようだ。その後、初お披露目となる第3期の最新PVがスクリーンに流れ、会場は大盛り上がり。第3期のOPはなすお☆、EDは真野がアリス役として担当する。楽曲について、EDを担当する真野は「アリスの坊ちゃんに対する気持ちやメイドとしての気持ちが歌に込められていて、聴いた時に涙が流れた。EDと一緒に作品を楽しんでほしい」とコメントした。新情報の発表が終わったところで、バラエティコーナー「坊ちゃん&amp;アリス、ウォルター&amp;ダレス 相手の心を分かっているのはどっち！？』が実施された。これは花江・真野、内田・日笠がそれぞれチームを組み、出される質問にチームの1人が回答してその内容をもう1 人が当てるというもの。より多く相手の回答を当てられたチームが勝利となる。「自分とキャラクターの共通点は？」といった質問が問いかけられ、花江自身の考える坊ちゃんと自分の共通点は「マジで優しい」ところ、内田自身の考えるウォルターと自分の共通点は「かっこいいところ」との回答に、花江と内田は互いに「確かに！」と盛り上がる。そんな2人に日笠が「どうかしてるぜ！」とツッコミを入れるなど、仲の良い関係性を伺わせた。最後にお知らせのコーナーがあり、盛りだくさんの内容で熱気冷めやらぬままステージは終了となった。完結編である第3期、触れたくても触れられない2人の結末をぜひ見届けたい。目次に戻る『ささやくように恋を唄う』スペシャルステージ3/23（土）13:00～13:40出演者：嶋野花、瀬戸麻沙美、小松未可子、小原好美、加隈亜衣、古賀葵、笹倉かな ※敬称略TVアニメ『ささやくように恋を唄う』は、2024年4月から放送がスタートする。嶋野、瀬戸、小松、小原、加隈、古賀が登壇し、順に挨拶していった。昨年開催された「AnimeJapan 2023」でもスペシャルステージが行われたが、今回は出演キャストが増えたのが嬉しく、またキャスト間のパーテーションが撤去され、声が届きやすくなったとのコメントが出た。まずは、ひとめぼれから始まる恋物語を描く本作の作品のあらすじについて、小松、小原、加隈、古賀が紹介していく。さらに作品の雰囲気を伝えるべく、PV第2弾がスクリーンに流れた。本作は登場人物の表情の繊細さも見どころだ。場が盛り上がったところで、主要キャラクターの紹介へと移った。その後、バラエティコーナー「○○だけど好きプレゼン」が行われる。これは、作品にちなんで様々な想いや形がある好きという感情について、「○○だけど好き」という形でキャストにプレゼンしてもらうというもの。判定は嶋野が務めた。まず嶋野は「次の日の匂いがめっちゃ気になるけど、ニラとニンニクが入った餃子が好き」と語り、白菜の入ったものも好きだが、匂いが強い餃子が好きと念押しした。瀬戸は「翌日しんどいけど楽しい飲み会が好き」と話し、飲み過ぎるくらい飲みたいが、冷静に考えると不安がよぎると話す。加隈は「入るのは億劫だけど入った後は後悔しないお風呂」を挙げ、入るまでの行程は面倒だが……との発言に周りも大きく共感した。小松は「そのままだと大嫌いだけど加熱すると好きな食べ物、玉ねぎ」とし、シャキシャキした食感を好まずしっかり火が通った状態で食べたいとコメントする。小原は「めちゃ恥ずかしいし苦しくなるけどぶっとんだ役」と切り出し、自分と正反対だからこそ、との意見もあった。古賀は「マイナーだけど奥深いマンホールの世界」をプレゼンし、ふたの絵柄がどれも違うことから始まり、私物として欲しいことまで明かした。嶋野の判定ののち、一番共感できたのは加隈のプレゼンとなった。ここで小松、小原、加隈、古賀が席を立ち、朝凪依の歌唱を担当する笹倉かなが登壇した。笹倉は「昨年のAnimeJapanでのステージ以来なのでとても嬉しい。アニメ放送直前の実感がまだないが、一視聴者としてアニメが楽しみ」とコメント。作中バンド「SSGIRLS」のイメージソングである「Humming Love」、アニメOP曲の「Follow your arrows」の2曲を歌唱し、場を大いに盛り上げた。最後にキャスト一同から嬉しいお知らせが発表された。発売中の単行本情報をはじめ、TVアニメの先行上映会情報、OP曲・嶋野が担当するED曲が収録されたシングルの発売情報、京都の叡山電車とのコラボ情報と盛りだくさんだ。今春から始まる鮮やかな青春の恋模様から目が離せない。 目次に戻る新ミュージカル『スタミュ』＆『Opus.COLORs』舞台化決定！ スペシャルステージ3/23（土）14:00～14:40出演者：三井淳平、牧田一成、吉原雅斗、岸本勇太、結城伽寿也、藤平直孝(司会) ※敬称略新ミュージカル『スタミュ』と、パーセプションステージ『Opus.COLORs』の合同ステージは、星谷悠太役の三井、辰己琉唯役の牧田、鳳樹役の吉原、月見里和哉役の岸本、都築純役の結城が登壇して行われた。まずは新ミュージカル『スタミュ』について、音楽芸能分野の名門・綾薙学園を舞台にした、オリジナルミュージカルアニメを原作とする2.5 次元ミュージカルであることなどを三井から紹介していく。初座長を務めた三井は「プレッシャーはあったが、初座長がこの作品でよかった」ともコメントした。公演のお気に入りシーンの話題では、三井が選んだのは＜星瞬カウントダウンを最後に5人でパフォーマンスしているシーン＞だった。三井は「ステージとして彼らの集大成を見せるところ。全てがキラキラしていて思い出深い」と話す。牧田は＜星谷と辰己の雨のシーン＞を選び、「穏やかな辰己が、星谷とずっとライバル関係でいたいと思う大事なシーン。稽古もかなり力を入れた」と明かした。吉原が選んだのは＜星のストライド前のシーンからの星屑ムーブメントまでのteam 鳳の場面＞で、「みんなの気持ちがひとつになる場面で、芝居を超えた感動を演じる側も味わった」と語った。さらに、次回公演となる『team 柊 単独公演「Caribbean Groove」』の紹介も行われた。これは主人公・星谷悠太と対を成す、辰己琉唯率いるteam柊の劇中戯曲をミュージカル化したスピンオフ企画だ。この公演について、牧田は「原作を全て集めて吸収します」と意気込んだ。続いてパーセプションステージ『Opus.COLORs』にスポットが当たる。この作品は企画・原案の他、『スタミュ』スタッフが再結集して制作したオリジナルアニメだ。没入型デジタル絵画『パーセプションアート』という架空のアートに青春をかける少年たちが描かれていることが紹介される。作品について、岸本は「絵がテーマ。なかなかないので楽しみです」とコメント。結城は「過去の掘り下げも見どころです」と独特の視点から作品をアピールした。最新情報は公式サイトやX（旧Twitter）公式アカウントなどで発表されるので、気になる人はぜひチェックしてほしい。エンディングを迎えたところで、サプライズメッセージが届く。モニターには、花江夏樹と内田雄馬からのスペシャルメッセージが映し出された。このサプライズには、出演キャストや会場も大盛り上がり。原作アニメも、舞台も楽しみにしていきたい。最後に各キャストからのメッセージも寄せられた。岸本は「完成系は未知数だが、ぜひデジタルアートを自分達と一緒に楽しんでほしい」、結城は「ぜひ劇場で一緒に楽しんでほしい」と語る。吉原は「自分達もスタミュミュで盛り上げていきたい」、牧田は「頑張るので公演を見に来てほしい」、三井は「お互いにもっと高め合って、お客さんにもっと大きいキラキラを届けたい」と述べた。新たな感動を求めて邁進し続ける『ミュミュ』、『パスステ』の今後に期待が高まる。目次に戻る『ご注文はうさぎですか？』TVアニメ10周年記念SPステージ3/23（土）15:15～15:45出演者：佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙 ※敬称略 今年でTV アニメ10周年の『ご注文はうさぎですか？』のステージには、ココア役の佐倉、チノ役の水瀬、リゼ役の種田が登壇した。久しぶりのメンバー集合や10周年に関する話題で会場を大いに盛り上げた。 水瀬の司会進行で、はじめにアニメ10周年を記念したロゴが発表される。さらにみんなに見てほしいものがあると言い、キャストや観客の興味を惹きつけたところで作者である Koi執筆のお祝いイラストもお披露目となった。このほかファンから寄せられたお祝いイラストもあり、最高の描き下ろしイラスト、豪華なファンアートに歓声が飛んだ。続いて、10周年を記念したコラボイベントが紹介されていく。3月23日現在、発表済みのコラボはタワーレコード・TSUTAYAとのものの2つだ。これらの情報を振り返りつつ、待望の初お披露目となる情報も届けた。まずはJTBとのコラボ企画である、フランス聖地巡礼ツアー情報が挙がった。催行は今冬が予定されており、なんとココア役の佐倉が現地でのファンミーティングに出演するとのこと。ファンならぜひとも参加したいフランス旅行について、佐倉は初の海外に仕事で行くことになりとても驚きながらも楽しみですとコメントしつつ、「フランス語で話すんでしょ？」とも述べた。次の新情報は POP UP SHOP の展開だ。今年も東京アニメセンターで開催され、描き下ろしのアニメイラストなど新規グッズの販売が予定されているとのこと。最後の新情報はサンリオとのコラボで、こちらも原作のKoi描き下ろしによる新規イラストが公開された。新情報の発表が終わったところで進行が種田に替わり、幻の？伝説のコーナー「ご注文は○○ですか？』が紹介された。アニメ第１期の放送前に行われていた本コーナーは、視聴者からキャストにやってほしいことを募集し、キャストがそのニーズに応えていくというもの。現在10周年企画として「#ご注文はマルマルですか」をX上にて募集している。リクエストの実現も夢ではない本企画。ぜひ奮ってポストして盛り上げたい。次の『ごちうさ』グッズ紹介では、以前『ごちうさ』メンバーで作ったという特製ハリセンを片手に、キャストがグッズを取り上げていった。タペストリー、ローズティー、等身大アクリルスタンドをそれぞれ1人ずつ担当し、グッズの良さをアピールする。「ハリセンは必要ない、ハリセンを持つ手でグッズを持ったほうがいい」との意見もあったが、叩き売りモードになるためにはハリセンが欠かせない。大盛り上がりのグッズ紹介コーナーとなった。最後に原作コミックス情報を発表し、久しぶりのメンバー集合をあらためて感じたところでエンディングを迎えた。10周年を迎えた『ごちうさ』。今年はこれまで以上に心がぴょんぴょんすること間違いなしだ。目次に戻る『合コンに行ったら女がいなかった話』スペシャルステージ3/23（土）16:00～16:40出演者：小松未可子、武内駿輔、悠木碧、堀江瞬、東山奈央、梶原岳人、天津飯大郎(司会)※敬称略 TVアニメ『合コンに行ったら女がいなかった話』は、2024年10月より放送開始となる。ステージでは、MCの天津飯大郎が会場の熱気をレポートしつつキャストを呼び込み、蘇芳役の小松、常盤役の武内、藤役の悠木、浅葱役の堀江、琥珀役の東山、萩役の梶原が登壇した。1人ずつ挨拶した後、最新PVが流される。PVを見終えてキャスト、観客共に盛り上がりつつ、男6人と女0人の少し違った合コンを描くという作品のあらすじが紹介された。各々自身が演じるキャラクターを紹介した後は、それぞれがどんな関係性で展開していくのかについて相関図も表示される。「男装女子側が強そうに見えるので、男子側が女子に見えなくもない」という意見も飛び出した。続いてバラエティコーナー「AnimeJapanで王様ゲームをしたら、ハードな罰ゲームを受けた話」が実施された。これは、割り箸を使って王様を1人決め、王様は罰ゲームの書かれた紙が入っている箱から紙を1 枚引き、読み上げて発表する。ただし、誰がそれを行うのかは王様が決める……というものだ。第1回の王様は武内、罰ゲームは梶原で、「今まで一度もやったことのないモノマネをする」となった。梶原は学生時代の教頭先生のモノマネを披露し、会場は拍手に包まれた。第2回の王様は武内、罰ゲームは小松で、「お客さんとのコール&amp;レスポンスで会場を盛り上げろ」との指示だった。小松のコールに対して会場はレスポンスで一体になり、お礼の投げキッスでさらに大盛り上がりとなった。第3回の王様は梶原、罰ゲームは堀江で、「王様を褒めまくる」という内容だ。細かいところまで目の行き届いた褒め方で、梶原も堀江も思わず照れ隠ししていた。第4回の王様は悠木で、罰ゲームは「外れたらお持ち帰り！箱の中身はなんでしょう？」というものだが、なんと本人が挑んだ。詳しいところまで聞かれ戸惑う悠木だが、見事正解。そのため、王様が選んだ誰かに中身を持って帰ってもらうことになり、東山が選ばれた。ちなみに、気になる中身はダンベルだった。最後にMCからお知らせがあり、キャストとMCの7人で写真撮影が行われた。そしてキャストからのメッセージが届けられたところで、イベントは終了を迎えた。常にワイワイ盛り上がる、賑やかで楽しいステージイベントとなった。目次に戻るなお、ABEMAおよびYouTube「NBCUniversal Anime/Music」では、全9ステージのアーカイブが無料配信中だ。アーカイブ配信期間は3月31日23時59分までとなっているので、気になるファンは早めにチェックしておこう。