夏アニメ「神之塔第2期」内田雄馬&市川太一&渡辺紗弓がアフレコの様子明かす！先行上映会レポ

TVアニメ『神之塔 -Tower of God-』の第2期『神之塔 -Tower of God- 王子の帰還』が6月23日、「第1話～第4話先行上映会&amp;トークショー」を東京・新宿ピカデリーにて開催した。トークショーにはキャストから市川太一、内田雄馬、渡辺紗弓が登壇。上映前の前半パートでは第1期の振り返りや第2期第1話～第4話の見どころ、上映後の後半パートではネタバレありでアフレコ時の様子などが語られた。内田雄馬は“海賊王”になりたい!? トーク前半パート上映前に行われたトーク前半パートでは、3月に開催された「AnimeJapan 2024」以来となる登壇ということで、内田は「あっという間ですね」としみじみ。渡部の「AnimeJapan のステージにも来てくれた人いらっしゃいますか？」との質問にたくさんの手が挙がると、3人は「ありがとう！」と感謝しながら笑顔を見せた。上映会は当初、第1話から第3話までが上映予定だったが、1話増え第4話までがお披露目の大盤振る舞いとなった。公式X（旧Twitter）でのコメントを見たという市川は「“（1話増えたことに）申し訳ありません”と書いてあったのですが、いやいや、逆でしょ！って感じですよね」とツッコミを入れ、1話プラスして届けられることに改めて感謝を述べた。この前半パートでは第1期を振り返り、キャラクター紹介が行われた。第1期の最終回である第12話では、市川演じる主人公の“夜”がラヘルと再会を果たすも、突き落とされてしまうという衝撃的なストーリーが展開した。「ようやく再会できた二人が一緒に歩んでいこうとするところでまさかの裏切り。夜自身も信じきれない気持ちが続いていて、なんかの間違いじゃないかと思っているのかな」と、市川は夜の気持ちに触れる。第2期では二人がどうなったのかが描かれるのかと思いきや、内田演じる王野成がメインキャラクターとなっていくことについては、内田が「どうもすみません」と会場の笑いを誘う。第2期の展開には「驚きでした」と目を丸くするが、市川が「第1期では2階層にあがるまでを描いたけれど、第2期の舞台は20階層になっています」と補足。「6年の時が経っています。今後、どうなっていくのか、お楽しみに！」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた。王野成のキャラクター紹介では、内田は「ヤミ金からの借金まみれ」というフレーズが気になると苦笑い。「裏に何かありそうな感じだけど、基本的にはめっちゃいいキャラクターなんです！」と紹介し、自分に似ているところはないとしながらも、エネルギッシュな部分は見習うべきところと語った。ちなみに内田自身は王になりたいと考えたことはないそうだが、あえていうなら「海賊王」と回答し、会場は大爆笑。市川からは「（その回答で）大丈夫？」と、渡部からは「いろいろ怒られるよ（笑）」とのツッコミが入ると、実は王ではなく側近の方に憧れがあると本音を明かす場面もあった。渡部も、蓮梨花のキャラクター説明で気になる一文があると指摘する。「礼儀正しく…って書かれているのに、次の行で短気で口汚いところがあるとなっていて、良さを消しています！」とクレームを入れ笑わせる。エリートではあるが、少し不器用さがある部分に関しては通じるところがあるようで、渡部は「雑なので不器用な方だと思います」と話す。また、プロフィールには“趣味：料理”と載せているが、「にんにくひとかけ（1片）を買うのが面倒なのでにんにくチューブで代用しています」と告白。「にんにくひとかけくらい、剥いて！香りが違うから」と提案した料理好きの内田が「料理王の内田です」と先ほどの回答を上書きすると、「ここで回収！」「さすが！」と市川と渡部が反応し、会場を笑いの渦に包み込んだ。市川演じるジュ・ビオレ・グレイスについては「必要以上に人との距離をつめないタイプ」と説明された。アフレコ序盤は特に、演者との距離も意識していたようで、別現場で渡部と一緒になった際「結構しゃべるね！」と驚かれたというエピソードも披露する。寡黙なキャラクターのビオレを演じるにあたり、感情やセリフのニュアンスの塩梅を調整しながら挑んだとアプローチ方法も明かしていた。トークパートの締めには、「アニメの注目ポイントを◯◯で表せ！」とのお題で、それぞれのキャラクターの特徴にちなんだ表現に挑むプチ企画も実施された。内田が第１話を「擬態語や擬音語」、渡部が第2話を「英単語」、市川が第3話を「ポーズ」で表し、第4話は全員で「ジェスチャー」で表現することになった。内田は何かをすする音を表現し、渡部は「Ouch!からの Self Introduction!」と回答。市川が見せた渾身のポーズを気に入った内田が、正面、自分向き、後ろ向きとリピートさせ「3カメで見れました」と大満足する様子には、会場は大爆笑だった。3人でのジェスチャーも含めて何を表現していたのか、答え合わせは本編上映後のトーク後半パートで明らかにすることを約束し、ここで前半パートが終了した。【ネタバレ有り】第2期注目ポイントは？※以下、後半パートではネタバレも含みますので、ご注意ください。トーク後半パートでは、NiziUのOP楽曲「RISE UP」が話題にのぼった。内田は「楽曲からもパワーをいただけました！」と話、普段からNiziUの曲をよく聴くという渡部は「主題歌アーティストがNiziUさんと聞いてすごくうれしくて」と興奮気味に語る。会場にいたNiziUファンとアイコンタクトで「主題歌、いいよね！」と会話する場面もあった。第1話を振り返り、「第1期の衝撃の終わりから、（舞台は）20階層になっている。だいぶ先に進んでいます」と解説した内田は、トーク前半パートで披露した「何かをすする音」のシーンに触れ、「食べてたでしょ？王野の人間性が出ています」とニヤリ。同時に、「ニアの存在の大きさを感じるシーンになっているのでは？」と、ニアに思いを馳せていた。第2話の注目ポイントは「Ouch!からの Self Introduction!」と表現していた渡部。「Ouch!」は梨花が頭をぶつけるシーンで、「Self Introduction!」は王野成の自己紹介シーンだと説明する。「Self Introduction!」としたシーンは「アフレコの時よりもインパクトが強くて。すごくいいシーン！」と内田の芝居も含めてお気に入りだという渡部の絶賛コメントに、市川も「王野があそこで行動しなかったら試験は終わっていたはず。王野の行動力はすごいと思う！」と補足し、納得の注目シーンだとしていた。第3話は新しい試験がスタートするという展開を見せた。ここで市川が「お詫びをしなければいけないことが…」と切り出し、前半パートで披露したポーズは第4話の注目ポイントだったと訂正する。「どうしてもやりたくて…」とお気に入りシーンだったと強調し、観客の笑いを誘っていた。第4話については、「かなりショッキングな演出だったと思います」とコメントした内田は「ここを越えてしまったら…」というラインの合間で戦っていることを認識して、衝撃を受けたそうだ。「アフレコが大変だった」と振り返った渡部に続き、「前半の大きな山場！」とした市川が「カッコよく雄馬くんが決めてくれたので」と内田の芝居に感激したことも明かす。二人から褒められ、ちょっぴり恥ずかしそうな表情の内田だったが、「やっとみんなの物語が始まったという感じ」と姿勢を正した上で、前半トークパートでのジェスチャーに関しては正しい表現としながらもテンションのギャップを心配する。鑑賞前の“ノイズ”になっていなければいいけれど……と観客を気遣う場面もあった。最後の挨拶では、渡部は「第4話まで観られたみなさんはハッピー。今日は酢豚を食べて帰るといいかもしれないです」と本編に触れながらおすすめ。「最高だったなとかよかったなとか投稿してくれたら、『神之塔』チームが泣いてよろこびます」とコメントの投稿を呼びかけた。内田は「第1期から続く熱量を引き継ぎ、順調にアフレコも進んでいる」と笑顔で報告。市川は「NiziUさんという素敵なアーティストの後押しもあり、今作から触れる方もたくさんいるかもしれません。世界的には大人気の作品ですが、第2期は日本でも、もっと盛り上がっていい作品。みなさんの力を借りて一緒に盛り上がっていけたらいいなと思っています。SNSで呟いていただけたら、覗きに行きます」と出来栄えに自信をのぞかせ、上映会を締めくくった。 ◆イベント概要・イベント名：アニメ『神之塔 -Tower of God- 王子の帰還』第1話～第4話先行上映会&amp;トークショー・日時：６月23日（日）17:30～20:00・出演：市川太一、内田雄馬、渡辺沙弓 計3名※敬省略・場所：新宿ピカデリー スクリーン１(東京都新宿区新宿 3 丁目 15-15)第2期作品情報『神之塔 -Tower of God- 王子の帰還』『神之塔 -Tower of God- 工房戦』◆放送日時：7月7日(日)より TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS日テレにて放送開始◆製作・著作：神之塔2アニメーションパートナーズ（C）Tower of God 2 Animation Partners