「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」アンと母の絆の物語、アリー彗星や天文台をデザインした腕時計2種登場

TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』より、セイコーとコラボした機械式腕時計が新たに登場。PREMICOオンラインショップで販売が開始された。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈のライトノベルを京都アニメーションが2018年にTVシリーズとして映像化。戦時中に兵士として戦い、愛を知らずに育った少女ヴァイオレット。彼女が戦後は大切な人への想いを代筆する「自動手記人形」として働く姿が描かれ、キャラクターと美術背景が圧倒的な世界観は話題を呼んだ。2020年にはTVシリーズ後のストーリーを完全新作の劇場版として公開。ヴァイオレットの愛のかたちは感動を呼びロングラン上映された。今回の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と日本を代表する腕時計メーカー・セイコーのコラボでは、TVアニメで描かれた全13の物語から2つのストーリーを表現している。天文台で働く少年・リオンと出会い、ギルベルトを想う「寂しい」という感情に気づいた第6話「どこかの星空の下で」をイメージした「Story:6」と、病を患う母が娘のために残す手紙の代筆を通じ、大切な人を想う“愛”を知る第10話「愛する人は ずっと見守っている」をイメージした「Story:10」の全2モデルだ。「Story:6」は、200年に一度訪れるアリー彗星の夜を映した腕時計に仕上げられた。凍えるような寒さを思わせる銀色の時分針と、文字盤にはヴァイオレットとリオンが見上げたオーロラが放射状の光を広げている。リオンとの別れのシーンで印象的なケーブルカーを秒針のモチーフにして、中には天文台を見上げるヴァイオレットの姿が添えられた。11時位置には神秘的なアリー彗星をデザイン。また、6時位置にはストーリーの舞台であるシャヘル天文台のシルエットが浮かぶ。バンドはダークネイビーのレザー仕様で、星の瞬く夜空をイメージしている。ステッチのダークブルーも彗星の尾の色を思わせる。天体観測に使われた望遠鏡がデザインされた裏蓋には、縁に1～2000のエディションナンバーも刻印。「Story:10」は、ヴァイオレットがアンを抱きしめた日の夕焼けの空、風に揺れる草原の色でまとめられた。秒針は母クラーラからの手紙をモチーフにして、季節が巡り、時が流れて、再び母からの手紙が届く、愛にあふれたストーリーを表現。文字盤にもいくつもの手紙がデザインされている。時針・分針はペンの先端をイメージ。バンドはダークブラウンのレザー仕様で、夕陽に照らされたアンの髪色を連想させる。アンのワンピースにちなんだレッドのステッチと細部までこだわりが詰め込まれている。裏蓋にはアンが手紙を読んでいたベンチがデザインされ、縁に1～2000のエディションナンバーが刻印が施される。各腕時計は、ヴァイオレットのトランクをイメージした特製ボックスに収めて発送され、ボックス内側には各ストーリーの場面写真も。手紙型のギャランティーカードも付属する。7月3日よりPREMICOオンラインショップにて発売中。各2,000点の限定販売で、価格は各82,280円（税込）。■ヴァイオレット・エヴァーガーデン×セイコー 機械式腕時計・種類：全2種（Story:6／Story:10）・価格：82,280円（税込）・限定数：各2,000点・発送：2024年11月下旬より順次発送予定・発売元：インペリアル・エンタープライズ PREMICO（プレミコ）（C）暁佳奈・京都アニメーション／ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会