『野生の島のロズ』は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボの「ロズ」にひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく姿を描く感動の物語だ。監督・脚本はディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』の監督を務め、ドリームワークスでは『ヒックとドラゴン』などを手掛けてきたクリス・サンダースが担当する。製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』や『カンフー・パンダ』シリーズのジェフ・ハーマンが務める。
原作はアメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書『野生のロボット』シリーズ。2016年に出版された『野生のロボット』は、「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストで1位を獲得し一大現象となった。そのほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、「ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞などを含む数多くの文学賞を受賞した傑作童話として知られる。
このたび、その日本公開の発表に伴い特報映像もお披露目された。舞台となるのは緑が一面に生い茂る野生の島。指示を与えてくれるはずの人間のいない場所で偶然起動してしまった最新型アシスト・ロボのロズは、「ご用件をどうぞ」と語りながら島の中を進んでいく。しかし、森の動物たちは警戒して近づいてこない。
そんな中、偶然ロズは雁(がん)の赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会う。そして映像の最後には、「ママ」と呼んで額をタッチする雁の愛らしい姿に、ロズが思わず赤い光を放つ。
特報映像の中で描かれる島や森は、絵画のように美しい。クリス・サンダース監督はその描写について、「古くは『バンビ』のタイラス・ウォンの絵や、『となりのトトロ』をはじめとした宮崎駿監督作品に登場する森に至るまで、様々なものを参考にしました」と明かす。CGに頼らず、人の手によって描かれたという繊細な描写にも注目してみたい。
また、あわせて公開された場面写真には、ロズの周りを無数の蝶が舞い上がる様子を見ることができる。思わず見入ってしまう、繊細かつ美しい無数の蝶とロズのビジュアルに、本編への期待も高まるばかりだ。
『野生の島のロズ』は、2025年2月7日より日本公開となる。大自然の中で共に生き抜こうとするロボットと野生動物たちの物語を、圧倒的な映像美と繊細な表現で描き出す、ユニバーサル・スタジオ×ドリームワークスの最新作に注目だ。
映画『野生の島のロズ』
2025年2月7日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
■監督・脚本:クリス・サンダース
■本国声の出演:ルピタ・ニョンゴ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウほか
■配給:東宝東和、ギャガ
(C)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
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