『機動警察パトレイバー』シリーズの新作アニメ『機動警察パトレイバー EZY(イズィー)』のプロジェクトが、2026年に始動することがわかった。これに伴い新ティザービジュアルが公開。イングラムのメカ設定、パイロットフィルムの場面カットもお披露目となり、アニメーション制作を手掛けるJ.C.STAFFなど一部メインスタッフ情報も明らかになった。『機動警察パトレイバー』は、ゆうきまさみ、出渕裕、伊藤和典、高田明美、押井守ら5人のクリエイターにより結成されたユニット「ヘッドギア(HEADGEAR)」から生み出されたメディアミックスプロジェクトだ。汎用人間型作業機械レイバーが普及した近未来の東京を舞台に、レイバー犯罪と呼ばれる新たな社会的脅威に立ち向かう“ロボットのお巡りさん”特車二課の日常と活躍を描く。のちに「アーリーデイズ」と呼ばれることになる6本のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)シリーズ、および時を同じくしてゆうきまさみにより連載されたマンガ版を皮切りに展開し、その後も劇場版やTVアニメシリーズなど次々と、そして矢継ぎ早に新たな展開を発表した。さらには小説やオーディオドラマ、ゲームと、メディアの枠組みを超えて多数の作品を生み出してきた。2014年には、押井守総監督による実写ドラマ・映画シリーズである『THE NEXT GENERATION パトレイバー』が制作された。そして2018年にはシリーズ誕生30周年を迎えたことで、それを記念する展示会やイベントなどが多数開催され、大きな盛況を得た。新作アニメとなる『機動警察パトレイバー EZY』は2017年に制作決定が発表され、2022年にイベントでパイロットフィルムが公開されていたもの。このたび本作のプロジェクトの開始時期が、ついに2026年に決定した。これに伴い、アニメーション制作を手掛けるJ.C.STAFFなど、一部メインスタッフの情報も明らかになった。発表済のティザービジュアルは一新され、『機動警察パトレイバー EZY』仕様の「イングラム」となっている。本編中の30年間、改修を重ねて使用され続けてきた「イングラム」の歴史を想像しながら、プロジェクトの続報を楽しみに待ちたい。このほか、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」による『機動警察パトレイバー劇場版』のリバイバル上映が9月20日よりスタートしたことにあわせ、その中で『機動警察パトレイバー EZY』のパイロットフィルムが上映されることもわかった。リバイバル上映では、入場者プレゼントとして『機動警察パトレイバー 劇場版』と『機動警察パトレイバー EZY』の「ダブルA5ミニポスター」が配布されるので、ファンは見逃さないようにしよう。『機動警察パトレイバー EZY』パイロットフィルム(約2分)の上映も決定!公開35周年記念!『機動警察パトレイバー 劇場版』リバイバル上映公開日:2024年9月20日(金)より1週間限定公開劇場:全国105館料金:1,600円均一(各種サービスデーや他の割引サービスはご利用いただけません)配給:Filmarks来場者特典:『機動警察パトレイバー 劇場版』と『機動警察パトレイバー EZY』の「ダブルA5ミニポスター」『機動警察パトレイバー EZY』【スタッフ】原作:HEADGEAR監督:出渕裕脚本・シリーズ構成:伊藤和典キャラクター原案:ゆうきまさみコスチュームデザイン協力:高田明美メカニカルデザイン:海老川兼武・渭原敏明美術:菊地正典・秋山優太音楽:川井憲次キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤嵩光CG監督:森泉仁智プロデューサー:真木太郎アニメーション制作:J.C.STAFFCG制作:GAZENプロデュース:GENCO(C)HEADGEAR(C)機動警察パトレイバー EZY製作委員会