「なんて切ないの…」「涙が止まらない」子翠の悲しい生い立ちや、猫猫とのやり取りに視聴者も涙、涙、涙…「薬屋のひとりごと」【第45話ネタバレあり反応まとめ】

TVアニメ『薬屋のひとりごと』第45話「蟇盆」が、2025年6月6日に放送。楼蘭（子翠）の生い立ちや、背負った過酷な運命などが明らかとなり、ネット上で「切ない」などの声が上がった。※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。『薬屋のひとりごと』は、日向夏が「ヒーロー文庫」より刊行中で「ビッグガンガン」および「サンデーGX」でのコミカライズも展開している、シリーズ累計3,800万部を突破した小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメントだ。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。TVアニメ第1期は2023年10月より、第2期は2025年1月より放送がスタート。各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位にランクインするなど、注目を集めている。今年3月26日からは初の展示会となる「TVアニメ『薬屋 のひとりごと』展」がスタートし、この夏にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのコラボ開催も控えるなど、今後も盛り上がりを見せてくれそうだ。前回放送された第44話では、鋭い観察眼を持っているのに、壬氏のことについては考えることを後回しにする猫猫に、ネット上で「こんなに鋭いのに、なんで壬氏のこと後回しにするのｗ」「壬氏さま不憫すぎるｗｗｗ」と多くのツッコみが飛んだ。そして今回の第45話では、囚われた「砦」の中で、猫猫は神美の求める“不老の薬”を作る日々を送っていた。薬師として薬を完成させたいとは思うものの、そう簡単に作れるはずもなく。ただ過ぎていくだけの日々の中、響迂が猫猫を助け出すために策を講じてくれたものの、見張りに見つかってしまう。翠苓が仲裁に入ってくれたおかげで事なきを得たと安堵するのだが、騒ぎを聞きつけた神美が現れ、その場の空気は一変。猫猫、響迂、翠苓、そして見張り役の誰をいたぶろうかと楽しむ神美の様子に腹を立てた猫猫は、思わず「クソババア」と口にしてしまう。さらに、「私がこの子供に砦から逃がすように頼みました」と罪をかぶった猫猫。神美の命により拷問部屋へと連れていかれ「蠆盆」の刑罰（※猛毒の生物の中に放り込まれること）を受けることになるのだが……。毒が大好きな猫猫が蛇やムカデなどの生物を怖がるはずもなく、捕らえて丸焼きにして食べてしまう。これにはネット上で「猫猫さすがすぎるｗ」「まさか食べるとはｗ」「いまだかつて毒蛇を食べるヒロインがいただろうか？」という声が上がった。翠苓と響迂に頼まれて助けにやって来た見張りに部屋から出してもらい、「都から討伐軍が来る」と逃げるよう言われた猫猫。そのまま火薬を作っているとされる地下へと忍び込むのだが、そこへ楼蘭が来て、働かされている人々に金を与えて「逃げなさい！」と命じる。そして、持っていた松明を火薬に投げ入れると、砦は大爆発。討伐軍が来るまでに砦から出ようと猫猫は言うのだが、楼蘭は「行かない。まだやることがあるから」と言い、どこかへ向かう。それに着いて来た猫猫が見たものは、毒を飲まされすでに息のない子供たちの姿で……。そこへたどり着くまで交わした会話で、翠苓の祖母が先帝の最初の犠牲者で、産んだ子どもと引き離された女官であることや、楼蘭妃の悲惨な生い立ちなどが明らかに。その際、楼蘭の境遇を知った上で、彼女のことを「子翠」と呼んだ猫猫。一瞬泣きそうな表情を浮かべながら「なあに？」と満面の笑みで返す姿に、ネット上では「なんて切ないの……」「涙が止まらない」「ずっと後宮で仲良くしていてほしかった」などのコメントが上がっていた。この第45話「蟇盆」は、ABEMAにて無料配信中。