5月30日は「ごみゼロの日」です。

「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせが由来となっています。
1970年代の市民運動をきっかけに広がり、現在では官民一体となってさまざまなイベントが行われています。

アニメにも、ごみ一つ見逃さないような“きれい好き”なキャラクターがよく登場します。つねに身だしなみが整っていて衣服に乱れがなかったり、汚れた部屋を見ると無意識に掃除を始めてしまったり、細かいところまで整理整頓しないと気がすまなかったり、清掃に関する知識がプロ顔負けだったり……。

そこでアニメ!アニメ!では「きれい好きなキャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。5月21日から5月25日までのアンケート期間中に207人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。

■掃除を極めたキャラたちが勢揃い

第1位

1位は『進撃の巨人』のリヴァイ。支持率は約39パーセントで、昨年に続いてトップでした。

「テーブルの裏のホコリすら見落とさないほどのきれい好き! 三角巾とマスク姿がめっちゃ可愛かった。人類最強の兵士なのにカビが怖いところがギャップ萌えです」や「一番くじのイラストでは、雑巾を自ら仕立てる姿が描かれていました。巨人だけでなく、汚れが相手でも本気で挑む兵長がカッコイイ!」と、掃除に妥協を許さないキャラクターが今年もトップとなりました。


第2位

2位は『ブルーロック』の馬狼照英。支持率は約14パーセントで、こちらも昨年と同順位でした。

「王様を自称する俺様キャラかと思いきや、実は誰よりも几帳面で、散らかった部屋は絶対に許せない。チームメイトから、キングじゃなくてメイドだ、なんて言われる始末」と、ピッチの上のエゴイストっぷりとはかけ離れた姿が印象的。「ブルーロック展では選手たちのベッドやロッカーも展示されていましたが、馬狼のスペースは見事なまでに整理整頓されていました。さすが!」と、展覧会を訪れた読者からの声もありました。

第3位

3位は『デキる猫は今日も憂鬱』の諭吉。支持率は約4パーセントで、昨年の5位からランクアップしました。
諭吉は生活能力ゼロのご主人に代わって家事スキルを身につけた黒猫です。「飼い主の部屋があまりにも汚いせいで掃除を始め、気づけば二足歩行で家事をこなすデキる猫に進化。大きな体に黄色いエプロンがよく似合います」や「暇なときや落ち着かないときは、とりあえず掃除。料理まで完璧にこなすので、もはやどちらが飼い主なのかわかりません」と、頼れるペットがトップ3に入りました。


■そのほかのコメントをご紹介!

『マッシュル-MASHLE-』ランス・クラウンには「学生なのに趣味が掃除だから。休日には部屋の掃除をしていて、購買では掃除道具を買っているぐらいだから、相当な掃除好きだと思う」。

『ちびゴジラの逆襲』ちびへドラには「ヘドロの怪獣なのに、本人はきれい好き! ちびメカゴジラが作ったろ過装置で、きれいなちびヘドラになっちゃうのも笑った」。

『忍たま乱太郎』二郭伊助には「1年は組の生徒で、細かなところに気が回るきれい好きな子。金楽寺の掃除を任されたときも、隅々まで雑巾がけしていました」。

『薬屋のひとりごと』猫猫には「消毒用アルコールを蒸留したり、翡翠宮や医局の掃除をしたり……。清潔を保つことは健康を保つことなのだと、改めて感じました」と、続編の制作が決定した作品にも投票がありました。

2025年版では、人間はもちろん、猫やドラゴン、怪獣まで、バラエティ豊かなキャラクターたちがランクイン。「快適な空間で過ごしたい」という気持ちは、作品や種族の枠を越えても共通のようです。

■ランキングトップ10

[きれい好きなキャラといえば? 2025年版]
1位 リヴァイ 『進撃の巨人』
2位 馬狼照英 『ブルーロック』
3位 諭吉 『デキる猫は今日も憂鬱』
4位 佐久早聖臣 『ハイキュー!!』
4位 椎名真昼 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』
6位 トール 『小林さんちのメイドラゴン』
7位 国木田独歩 『文豪ストレイドッグス』
8位 二郭伊助 『忍たま乱太郎』
9位 ヨル・フォージャー 『SPY×FAMILY』
10位 北信介 『ハイキュー!!』
10位 高須竜児 『とらドラ!』

(回答期間:2025年5月21日~5月25日)

■全体ランキング

[きれい好きなキャラといえば? 2025年版]
1位 リヴァイ 『進撃の巨人』
2位 馬狼照英 『ブルーロック』
3位 諭吉 『デキる猫は今日も憂鬱』
4位 佐久早聖臣 『ハイキュー!!』
4位 椎名真昼 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』
6位 トール 『小林さんちのメイドラゴン』
7位 国木田独歩 『文豪ストレイドッグス』
8位 二郭伊助 『忍たま乱太郎』
9位 ヨル・フォージャー 『SPY×FAMILY』
10位 北信介 『ハイキュー!!』
10位 高須竜児 『とらドラ!』
12位 小宮千尋 『少年メイド』
12位 佐野命 『妖怪学校の先生はじめました!』
12位 三途春千夜 『東京リベンジャーズ』
12位 キキーモラ 『ぷよぷよ』
12位 ほうき 『ファンタジア』

(回答期間:2025年5月21日~5月25日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
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