アニメ『鬼滅の刃』は2025年7月25日、公式サイトおよび公式X(旧Twitter)にて、公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』における盗撮行為および違法アップロードに対する注意喚起を行った。同作の本編映像を盗撮した映像がインターネット上に見られることを受けて呼びかけた。


『鬼滅の刃』は、集英社「ジャンプコミックス」より全23巻が刊行され累計発行部数は2億2000万部を突破する、吾峠呼世晴によるマンガを原作とするアニメだ。
家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すべく<鬼殺隊>へと入隊し、鬼との戦いに身を投じる物語を描く。人と鬼の切ない物語に鬼気迫る剣戟、魅力的なキャラクター、そして時折描かれるコミカルなシーンが人気を呼ぶ。

ufotableがアニメーション制作を手掛けるアニメは、2019年4月の『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』を皮切りにシリーズ展開してきた。2024年5月より放送された『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』に続く物語を描く『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は三部作として制作されることが決定しており、「第一章 猗窩座再来」が7月18日に公開を迎えた。鬼の根城「無限城」を舞台に、”鬼殺隊”と”鬼”の最終決戦が繰り広げられる。

このたびの注意喚起は7月25日、公式サイトでは「『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』盗撮行為、及び、違法アップロードについて」と題して行われたもの。
7月18日より公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の盗撮映像がインターネット上に見られることを受け、公式サイト、公式Xともに同様の文面を掲載のうえ「劇場での映画の盗撮行為は犯罪です。悪質な著作権侵害に対しては、刑事告訴を含む厳正な対処をしていく所存です」と伝えた。

日本語のほか英語、中国語でも呼びかけのうえ、「これからも『鬼滅の刃』を映画館で楽しんで頂ける様、適切に対応して参ります」としている。

なお、アニメ『鬼滅の刃』におけるこういった注意喚起は、5月9日から6月12日にかけての『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のリバイバル上映に際してもなされたばかり。最近では5月30日より公開の『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』でも同じく盗撮行為および違法アップロードに対する注意喚起を行っていた。


(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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