7月5日(土)よりNetflix世界独占・ABEMA無料独占配信、日本テレビ系にて毎週土曜24:55より全国放送中の『光が死んだ夏』。2025年7月3日(木)~7月6日(日)に米国ロサンゼルスで開催された北米最大の日本ポップカルチャーイベント「Anime Expo 2025」(以下:AX)ではNorth American Premiere&トークパネルを開催し、大盛況を収めた本作。
そのトークパネルに登壇した辻中佳紀役の小林千晃さんに現地でインタビューを敢行した。「Anime Expo 2025」のファンの反応や、本作にかける思いとは?
――AXの会場の雰囲気はどうですか?
小林千晃放送前(※)の作品にも拘わらず、本当に会場が満杯で驚きました。お客さんが会場に入りきれないくらいで、それでも「入れてくれ~」みたいな感じの方もいらっしゃったので、すごくびっくりしましたし、嬉しかったです。
“ヒカル”っていう超常現象的な存在もミックスされていますけど、『光が死んだ夏』は日本特有の村の雰囲気を感じられる作品なので、アメリカの方にとっては親近感の沸きにくい作品なのかなと最初は思っていたんです。
でも、だからこそなのか、それを超越した別の惹かれる要素があるのかわからないですが、これだけ多くの方が興味を持ってくださったのを実際に目の当たりにして、この先の放送後の反響もすごく楽しみだなって思いました。(※インタビュー実施時は放送前)
――たしかにこのように受け入れられていくんだみたいなのはありましたね。
小林日本でも上映会をしましたけど、その時より笑っている方がすごく多いように思います。緊迫しているシーンでも、ちょっとでもおもろいシーンがあったら、みんな笑うんだっていう。だからエンタメの楽しみ方が、日本のファンの方々とは違うんだなという感じも見れたので、すごく楽しかったです。
――AXで一番楽しみにしていたことは?
小林やはり、お客さんの熱量を実際に感じられるという点は一番楽しみにしていました。
日本でも色んな作品のイベントに参加させていただいているんですが、お客さんの雰囲気ってそれこそ東京と大阪だけでも違うんですよね。だから、国を離れると全く違うリアクションをしてくれるので、それを見るのが毎回楽しみです。
――トークパネルでは一緒にステージを作っている感じがありましたもんね。
小林質問に答えると名前呼んでくれるのは、日本じゃなかなかないですよね(笑)
――海外イベントに過去参加されて、日本とアメリカのファンの違いはありますか?
小林僕自身、AX以外の海外イベントは出たことないんですよ。だから僕はAX専属の海外声優なんですけど(笑)。
日本とアメリカのファンの方々の違いというと、日本のファンの方は、アメリカのファンの方と同じようなシーンで感動したり、笑ったりとか、心の中ではしていただいていると思うんですが、周りの目を気にされてるからか、そういう表現をあまり表に出さないということですかね。会場では反応があまりないのでわかりにくいのですが、ネットでの反応を見ると、「あ、楽しんでくれてたんかい」って感じのリアクションだったりするので安心しますね。
アメリカの方々は、周りの目とか気にせずに、自分が笑いたいと思ったら思いっきり声出して笑うし、素晴らしいと思ったら拍手してくれたりして、皆さん感情を表に出してくださいます。その場にいる演者としては、表に出してくれるともう一緒にイベントを作ってるっていう雰囲気がより出てくるので、ありがたいなと思います。
――今回『光が死んだ夏』のパネルに参加されて海外のファンからの反応で、とくに印象に残っているメッセージやエピソードはありますか?
小林質問が終わるたびに拍手してくれるんですよね。僕が日本語で答えても、翻訳家の方が英語に翻訳したあとでも。ほかの作品のステージでも、喋るたびにやっぱ「うおー」とか盛り上がって拍手してくれたりしていて、登壇者すべてに対してのリスペクトがほんとすごいなと思いました。
だからこそ、お互いにサービスし合えるというか、「そんなに喜んでくれるんだったらもうちょっとこの話したいな」って勝手に思わせてくれるなと。やはり、拍手とか歓声があがると嬉しかったですし、海外のファンならではの特徴でした。
――海外ファン向けに、英語で言ってみたいセリフやフレーズはありますか?
小林会場に来てくださって、1時間とか2時間のイベント内でみんな一緒の時間を過ごしたわけじゃないですか。だから僕が主演の作品でイベントをやるときは、来てくださった方にとって他の時間とは違ういい時間だったな、って思って帰ってほしいって気持ちがいつもあるんです。
なので、最後にコールアンドレスポンスみたいなのをするんです。日本では「光が死んだ」や「夏」みたいな感じでコールアンドレスポンスできるんですけど、英語の「The Summer Hikaru Died」だと、どこで切ってコールアンドレスポンスしたらいいんだろうって悩んでたんです。「Hikaru Died」だとちょっとなんか物騒ですし(笑)。
結局時間もなかったからできなかったですけど、英語版の『光が死んだ夏』のコールアンドレスポンスを考えてやりたいです。
――では最後にファンにメッセージをお願いします。
小林あらためまして、こちらのインタビューを読んでくださってありがとうございます。僕自身、本当にこの作品の大ファンですし、自信をもって面白いと思っていただける作品になっていると思います。
『光が死んだ夏』は、僕も行ったことがない日本のとある村を舞台にした話ではあるんですけど、世界中の方々に共感できて楽しいと思ってもらえる作品に仕上がっていると自信を持って言えるので、ぜひたくさんの方に見ていただいてヒカルとよしきの行く末を見守っていただけると嬉しいです。
©モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
この記事はAnime Anime Globalから翻訳・転載された記事です
そのトークパネルに登壇した辻中佳紀役の小林千晃さんに現地でインタビューを敢行した。「Anime Expo 2025」のファンの反応や、本作にかける思いとは?
――AXの会場の雰囲気はどうですか?
小林千晃放送前(※)の作品にも拘わらず、本当に会場が満杯で驚きました。お客さんが会場に入りきれないくらいで、それでも「入れてくれ~」みたいな感じの方もいらっしゃったので、すごくびっくりしましたし、嬉しかったです。
“ヒカル”っていう超常現象的な存在もミックスされていますけど、『光が死んだ夏』は日本特有の村の雰囲気を感じられる作品なので、アメリカの方にとっては親近感の沸きにくい作品なのかなと最初は思っていたんです。
でも、だからこそなのか、それを超越した別の惹かれる要素があるのかわからないですが、これだけ多くの方が興味を持ってくださったのを実際に目の当たりにして、この先の放送後の反響もすごく楽しみだなって思いました。(※インタビュー実施時は放送前)
――たしかにこのように受け入れられていくんだみたいなのはありましたね。
小林日本でも上映会をしましたけど、その時より笑っている方がすごく多いように思います。緊迫しているシーンでも、ちょっとでもおもろいシーンがあったら、みんな笑うんだっていう。だからエンタメの楽しみ方が、日本のファンの方々とは違うんだなという感じも見れたので、すごく楽しかったです。
――AXで一番楽しみにしていたことは?
小林やはり、お客さんの熱量を実際に感じられるという点は一番楽しみにしていました。
日本でも色んな作品のイベントに参加させていただいているんですが、お客さんの雰囲気ってそれこそ東京と大阪だけでも違うんですよね。だから、国を離れると全く違うリアクションをしてくれるので、それを見るのが毎回楽しみです。
――トークパネルでは一緒にステージを作っている感じがありましたもんね。
小林質問に答えると名前呼んでくれるのは、日本じゃなかなかないですよね(笑)
――海外イベントに過去参加されて、日本とアメリカのファンの違いはありますか?
小林僕自身、AX以外の海外イベントは出たことないんですよ。だから僕はAX専属の海外声優なんですけど(笑)。
日本とアメリカのファンの方々の違いというと、日本のファンの方は、アメリカのファンの方と同じようなシーンで感動したり、笑ったりとか、心の中ではしていただいていると思うんですが、周りの目を気にされてるからか、そういう表現をあまり表に出さないということですかね。会場では反応があまりないのでわかりにくいのですが、ネットでの反応を見ると、「あ、楽しんでくれてたんかい」って感じのリアクションだったりするので安心しますね。
アメリカの方々は、周りの目とか気にせずに、自分が笑いたいと思ったら思いっきり声出して笑うし、素晴らしいと思ったら拍手してくれたりして、皆さん感情を表に出してくださいます。その場にいる演者としては、表に出してくれるともう一緒にイベントを作ってるっていう雰囲気がより出てくるので、ありがたいなと思います。
――今回『光が死んだ夏』のパネルに参加されて海外のファンからの反応で、とくに印象に残っているメッセージやエピソードはありますか?
小林質問が終わるたびに拍手してくれるんですよね。僕が日本語で答えても、翻訳家の方が英語に翻訳したあとでも。ほかの作品のステージでも、喋るたびにやっぱ「うおー」とか盛り上がって拍手してくれたりしていて、登壇者すべてに対してのリスペクトがほんとすごいなと思いました。
だからこそ、お互いにサービスし合えるというか、「そんなに喜んでくれるんだったらもうちょっとこの話したいな」って勝手に思わせてくれるなと。やはり、拍手とか歓声があがると嬉しかったですし、海外のファンならではの特徴でした。
――海外ファン向けに、英語で言ってみたいセリフやフレーズはありますか?
小林会場に来てくださって、1時間とか2時間のイベント内でみんな一緒の時間を過ごしたわけじゃないですか。だから僕が主演の作品でイベントをやるときは、来てくださった方にとって他の時間とは違ういい時間だったな、って思って帰ってほしいって気持ちがいつもあるんです。
なので、最後にコールアンドレスポンスみたいなのをするんです。日本では「光が死んだ」や「夏」みたいな感じでコールアンドレスポンスできるんですけど、英語の「The Summer Hikaru Died」だと、どこで切ってコールアンドレスポンスしたらいいんだろうって悩んでたんです。「Hikaru Died」だとちょっとなんか物騒ですし(笑)。
結局時間もなかったからできなかったですけど、英語版の『光が死んだ夏』のコールアンドレスポンスを考えてやりたいです。
――では最後にファンにメッセージをお願いします。
小林あらためまして、こちらのインタビューを読んでくださってありがとうございます。僕自身、本当にこの作品の大ファンですし、自信をもって面白いと思っていただける作品になっていると思います。
『光が死んだ夏』は、僕も行ったことがない日本のとある村を舞台にした話ではあるんですけど、世界中の方々に共感できて楽しいと思ってもらえる作品に仕上がっていると自信を持って言えるので、ぜひたくさんの方に見ていただいてヒカルとよしきの行く末を見守っていただけると嬉しいです。
©モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
この記事はAnime Anime Globalから翻訳・転載された記事です
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