8月23日は「白虎隊の日」。
戊辰戦争の最中、若き白虎隊士たちが命を落とした日です。
そんな歴史を感じさせるジャンルとして、アニメにおいても時代劇は根強い人気を誇ります。実在の人物や出来事を題材にした作品から、大胆なフィクションを織り交ぜた作品まで、描かれる世界は実に多彩。合戦や一騎打ちといったダイナミックなアクションも、時代劇アニメならではの醍醐味です。
そこでアニメ!アニメ!では「“時代劇”アニメといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。8月1日から8月8日までのアンケート期間中に404人から回答を得ました。
男女比は男性約45パーセント、女性約55パーセントで、女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、30代と40代がそれぞれ約20パーセントでした。
■戦う登場人物たちの熱さにも注目!
第1位
1位は『銀魂』。支持率は約21パーセントでした。
『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」連載の同名マンガが原作。宇宙人によって開国させられた江戸を舞台に、何でも屋を営む坂田銀時の活躍を描いたSF時代劇です。
読者からは「SFですが、歴史上の人物をモデルにしたキャラクターが多く、江戸時代や幕末に興味を持つきっかけになりました。沖田総悟がバズーカで戦うなど何でもありですが、ハチャメチャっぷりも含めて面白い」や「ギャグ中心ながら、シリアスな回では銀さんの侍魂が伝わってきて泣けます。ユーモアの大切さを感じられるフリーダムな時代劇です」と、SF人情なんちゃって時代劇コメディーを掲げる人気作がトップに。
10月からスピンオフ『3年Z組銀八先生』が放送予定。2026年の『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』の公開も発表され、勢いのある中でのランクインとなりました。
第2位
2位は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。支持率は約17パーセントでした。
こちらも「週刊少年ジャンプ」連載のマンガが原作。明治初期を舞台に、人を斬らないと誓った流浪人・緋村剣心が仲間を守るために戦う物語です。
「不殺の志を貫く剣心と、クセの強い強敵たちのバトルが面白い。斎藤一の牙突など、派手な必殺技は子どもの頃によくマネていました」や「新政府軍と旧幕府軍による鳥羽・伏見の戦いなど、実在の出来事や人物が盛り込まれているのは時代劇ならでは。刃と峰が逆になった剣心の逆刃刀もカッコ良かった」といった感想が届いています。
第3位
3位は『薄桜鬼』。支持率は約9パーセントでした。
本作はゲーム「薄桜鬼 ~新選組奇譚~」を原作とした人気シリーズ。幕末を舞台に、新選組の隊士たちとの交流が、吸血鬼などのファンタジー要素と共に描かれています。
「激動の時代に翻弄された新選組が、自らの信念を貫き戦う姿が力強くも悲しい。彼らの儚い運命に思わず涙しました」や「恋愛だけでなく歴史を丁寧に描いているのが魅力。『薄桜鬼』をきっかけに史跡巡りや歴史書に親しむようになった」と、趣味の幅が広がったという声も届いています。■そのほかのコメントをご紹介!
『忍たま乱太郎』には「ギャグアニメですが、建物や服装、忍具などの歴史考証がちゃんとしていて驚きました。戦の残酷さも子ども向けに、柔らかくもしっかりと描かれています」。
『へうげもの』には「戦国時代の作品では武将たちの武勇が中心になりがちですが、本作は茶器や建築といった文化面に焦点を当てた珍しい作品。
『サムライチャンプルー』には「OPがヒップホップだったり、なぜか野球回があったりと型破りですが、キャラクターの魅力と迫力あるアクションで毎回引き込まれた」。
『逃げ上手の若君』には「鎌倉末期から南北朝時代を舞台にしたアニメはあまりないはず。北条時行を主人公に史実を踏まえつつ、コミカルな会話劇もたくさん。楽しみながら歴史を知ることができます」と、第2期の放送が決まったタイトルにも投票がありました。
今回のアンケートでは、江戸から幕末にかけての作品が目立つ結果に。実在の人物への興味を引き出す一方、ギャグやファンタジーを加えて親しみやすくアレンジされたタイトルも多く、アニメならではの表現に魅了されたファンが多かったです。
■ランキングトップ10
[“時代劇”アニメといえば?]
1位 『銀魂』
2位 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
3位 『薄桜鬼』
4位 『鬼滅の刃』
5位 『逃げ上手の若君』
6位 『青のミブロ』
7位 『鬼平』
8位 『サムライチャンプルー』
9位 『忍たま乱太郎』
10位 『SAMURAI 7』
(回答期間:2025年8月1日~8月8日)
■ランキングトップ20
[“時代劇”アニメといえば?]
1位 『銀魂』
2位 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
3位 『薄桜鬼』
4位 『鬼滅の刃』
5位 『逃げ上手の若君』
6位 『青のミブロ』
7位 『鬼平』
8位 『サムライチャンプルー』
9位 『忍たま乱太郎』
10位 『SAMURAI 7』
11位 『まんが 水戸黄門』
12位 「刀剣乱舞」シリーズ
13位 『風まかせ月影蘭』
13位 『刀語』
13位 『ゴールデンカムイ』
13位 『佐武と市捕物控』
13位 『バジリスク ~甲賀忍法帖~』
18位 『REVENGER』
18位 『鬼人幻燈抄』
18位 『キングダム』
18位 『シグルイ』
18位 『もののけ姫』
(回答期間:2025年8月1日~8月8日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
戊辰戦争の最中、若き白虎隊士たちが命を落とした日です。
激動の幕末を懸命に生きた彼らの姿は現代にも語り継がれ、多くの人々の心に刻まれています。
そんな歴史を感じさせるジャンルとして、アニメにおいても時代劇は根強い人気を誇ります。実在の人物や出来事を題材にした作品から、大胆なフィクションを織り交ぜた作品まで、描かれる世界は実に多彩。合戦や一騎打ちといったダイナミックなアクションも、時代劇アニメならではの醍醐味です。
そこでアニメ!アニメ!では「“時代劇”アニメといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。8月1日から8月8日までのアンケート期間中に404人から回答を得ました。
男女比は男性約45パーセント、女性約55パーセントで、女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、30代と40代がそれぞれ約20パーセントでした。
■戦う登場人物たちの熱さにも注目!
第1位
1位は『銀魂』。支持率は約21パーセントでした。
『銀魂』は「週刊少年ジャンプ」連載の同名マンガが原作。宇宙人によって開国させられた江戸を舞台に、何でも屋を営む坂田銀時の活躍を描いたSF時代劇です。
読者からは「SFですが、歴史上の人物をモデルにしたキャラクターが多く、江戸時代や幕末に興味を持つきっかけになりました。沖田総悟がバズーカで戦うなど何でもありですが、ハチャメチャっぷりも含めて面白い」や「ギャグ中心ながら、シリアスな回では銀さんの侍魂が伝わってきて泣けます。ユーモアの大切さを感じられるフリーダムな時代劇です」と、SF人情なんちゃって時代劇コメディーを掲げる人気作がトップに。
10月からスピンオフ『3年Z組銀八先生』が放送予定。2026年の『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』の公開も発表され、勢いのある中でのランクインとなりました。
第2位
2位は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。支持率は約17パーセントでした。
こちらも「週刊少年ジャンプ」連載のマンガが原作。明治初期を舞台に、人を斬らないと誓った流浪人・緋村剣心が仲間を守るために戦う物語です。
「不殺の志を貫く剣心と、クセの強い強敵たちのバトルが面白い。斎藤一の牙突など、派手な必殺技は子どもの頃によくマネていました」や「新政府軍と旧幕府軍による鳥羽・伏見の戦いなど、実在の出来事や人物が盛り込まれているのは時代劇ならでは。刃と峰が逆になった剣心の逆刃刀もカッコ良かった」といった感想が届いています。
現在は2023年から始まった新アニメプロジェクトが進行中。第3期の制作も決定しています。
第3位
3位は『薄桜鬼』。支持率は約9パーセントでした。
本作はゲーム「薄桜鬼 ~新選組奇譚~」を原作とした人気シリーズ。幕末を舞台に、新選組の隊士たちとの交流が、吸血鬼などのファンタジー要素と共に描かれています。
「激動の時代に翻弄された新選組が、自らの信念を貫き戦う姿が力強くも悲しい。彼らの儚い運命に思わず涙しました」や「恋愛だけでなく歴史を丁寧に描いているのが魅力。『薄桜鬼』をきっかけに史跡巡りや歴史書に親しむようになった」と、趣味の幅が広がったという声も届いています。■そのほかのコメントをご紹介!
『忍たま乱太郎』には「ギャグアニメですが、建物や服装、忍具などの歴史考証がちゃんとしていて驚きました。戦の残酷さも子ども向けに、柔らかくもしっかりと描かれています」。
『へうげもの』には「戦国時代の作品では武将たちの武勇が中心になりがちですが、本作は茶器や建築といった文化面に焦点を当てた珍しい作品。
違った視点から戦国を知ることができますよ」。
『サムライチャンプルー』には「OPがヒップホップだったり、なぜか野球回があったりと型破りですが、キャラクターの魅力と迫力あるアクションで毎回引き込まれた」。
『逃げ上手の若君』には「鎌倉末期から南北朝時代を舞台にしたアニメはあまりないはず。北条時行を主人公に史実を踏まえつつ、コミカルな会話劇もたくさん。楽しみながら歴史を知ることができます」と、第2期の放送が決まったタイトルにも投票がありました。
今回のアンケートでは、江戸から幕末にかけての作品が目立つ結果に。実在の人物への興味を引き出す一方、ギャグやファンタジーを加えて親しみやすくアレンジされたタイトルも多く、アニメならではの表現に魅了されたファンが多かったです。
■ランキングトップ10
[“時代劇”アニメといえば?]
1位 『銀魂』
2位 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
3位 『薄桜鬼』
4位 『鬼滅の刃』
5位 『逃げ上手の若君』
6位 『青のミブロ』
7位 『鬼平』
8位 『サムライチャンプルー』
9位 『忍たま乱太郎』
10位 『SAMURAI 7』
(回答期間:2025年8月1日~8月8日)
■ランキングトップ20
[“時代劇”アニメといえば?]
1位 『銀魂』
2位 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
3位 『薄桜鬼』
4位 『鬼滅の刃』
5位 『逃げ上手の若君』
6位 『青のミブロ』
7位 『鬼平』
8位 『サムライチャンプルー』
9位 『忍たま乱太郎』
10位 『SAMURAI 7』
11位 『まんが 水戸黄門』
12位 「刀剣乱舞」シリーズ
13位 『風まかせ月影蘭』
13位 『刀語』
13位 『ゴールデンカムイ』
13位 『佐武と市捕物控』
13位 『バジリスク ~甲賀忍法帖~』
18位 『REVENGER』
18位 『鬼人幻燈抄』
18位 『キングダム』
18位 『シグルイ』
18位 『もののけ姫』
(回答期間:2025年8月1日~8月8日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
編集部おすすめ