マンガ『呪術廻戦』のスピンオフ『呪術廻戦≡』(モジュロ)の短期集中連載が、2025年9月8日発売の「週刊少年ジャンプ」41号より開始した。原作の芥見下々と作画の岩崎優次によるコメントも発表された。


『呪術廻戦』は2018年から2024年にかけて「週刊少年ジャンプ」にて連載された芥見下々のマンガ。コミックスは全30巻で、シリーズ累計発行部数は1億部を突破した。
TVアニメは2020年10月に放送がスタート。2021年12月公開の映画『劇場版 呪術廻戦 0』は、全世界累計興行収入265億円を記録。2025年11月には『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』の公開、2026年1月にはTVアニメ第3期の放送が予定されている。

スピンオフ『呪術廻戦≡』は、原作を芥見下々、作画を岩崎優次が担当。岩崎優次は「少年ジャンプNEXT!!」2015 vol.4掲載の『不幸のトーノ』(原作:繁在家政之)の作画担当でデビュー。「週刊少年ジャンプ」で2022年から2024年まで連載された『暗号学園のいろは』(原作:西尾維新)では作画を務めた。

今回の新連載について、芥見は「新しい呪術の入り口として『モジュロ』を楽しんでいただけたら幸いでございます」、岩崎は「今も緊張しながら作画中ですが、呪術ファンや『呪術廻戦』を読んだことのない方へ新たな物語を届けられるよう頑張ります!」と意気込みを語っている。

なお、ジャンプ公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」では『呪術廻戦≡』公式PVも配信予定だ。

<以下、コメント全文掲載>
【原作:芥見下々】

芥見です。お久しぶりです。

『呪術廻戦』(以下呪術)連載中、私以外の方が執筆する呪術スピンオフのお話はいただいていたんですが、漫
画という媒体で、自分がコントロールできない範囲で作品の名前が走るのが怖かったため、
当時はオファーをお受けすることができませんでした。
ただ、そのオファーが、本編のここを広げたら、ここの設定を突き詰めたら、
時代設定を変えたら、いっそパラレルならと様々な企画を考えるきっかけになり、
発想段階では一番突拍子のなかった「モジュロ」が連載会議を経て実現に至りました。
短期集中連載です。半年ほど(打ち切られなければ)お世話になります。単行本3巻くらい。
作画はあの岩崎優次(敬称略)!!すごいぞ!!うまいぞ!!綺麗だぞ!!
新しい呪術の入り口として「モジュロ」を楽しんでいただけたら幸いでございます。

【作画:岩崎優次】

岩崎です!
このようなお話をいただき作画家としてとても光栄です。
担当編集伝いに芥見先生からオファーをいただいたときは嬉しい反面、
送られてきたネームを見ても僕で良いのだろうかと不安のほうが大きかったです。
今も緊張しながら作画中ですが、呪術ファンや『呪術廻戦』を読んだことのない方へ
新たな物語を届けられるよう頑張ります!僕も一読者として楽しみです!
せっかく僕にお声がけいただいた以上、臆せず自分らしく作画できればと思います!
短い期間ではありますがよろしくお願いします!

(C)週刊少年ジャンプ2025年41号/集英社
(C)芥見下々・岩崎優次/集英社
(C)芥見下々/集英社
(C)西尾維新・岩崎優次/集英社
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