『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』がクランチロールとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントにより、世界各国で劇場公開中だ。東南アジアに続き、20205年9月11日・12日からは中南米、オセアニア、中東、欧州、北米、アフリカでの公開も始まった。


アメリカでは、「San Diego Comic-Con」での大規模プロモーションに続き、前売券の発売に合わせ8月15日にロサンゼルスのドジャースタジアムで「鬼滅の刃ナイト」が開催された。また、アメリカでの公開直前である9月9日にも、テキサス・レンジャーズの本拠地であるグローブライフ・フィールドで同様の取り組みが行われた。

9月9日にはハリウッドのTCLチャイニーズシアターにて、日本から訪れた声優花江夏樹に加え、俳優のチャニング・テイタム(慶蔵役)をはじめとする英語吹替版のキャストが一堂に会したプレミアイベントが実施された。

花江はロサンゼルスに加えて、パリ、メキシコシティでのプレミアイベントにも参加した。






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インドでは、9月7日にムンバイでファン向けの特別試写会が行われ、クランチロールのブランドアンバサダーであるラシュミカ・マンダナとタイガー・シュロフが登壇した。東南アジアにおいては、ひと足早く8月中旬に本作品が公開され、8月11日にシンガポールで行われたプレミアイベントには冨岡義勇役の櫻井孝宏が駆け付けた。

なお9月12日から14日までの興行成績としては、グローバルでは世界1位を獲得しており、アメリカとカナダでは興収7,000万ドルで第1位に輝いた。日本のアニメ映画として、北米史上最大のオープニング成績を収めた。
インドでは日本のアニメ映画として過去最大となる750以上のスクリーンで上映が行われた。また、同じく日本のアニメ映画としてインドで初めて、日本語(+英語字幕)、英語、ヒンディー語、タミル語、テルグ語の5言語で展開された作品となった。中南米では、複数のマーケットで日本のアニメ映画として歴代最高のオープニングを達成している。欧州では1,740万ドルの興行収入を達成し、今週はフランスやドイツなどさらに公開地域が広がる。


クランチロールのプレジデント、ラウール・プリニは「興行成績も重要ですが、クランチロールはもっと様々な視点で映画の成功を見ています。例えば、映画がファンダムを広げたか、人々がその映画を話題にしたか、家族や友人を誘って劇場に足を運んだか、コミュニティの集いのような雰囲気を劇場で感じられたか、映画の勢いが配信やグッズ、イベントに波及しているか――こういったことが、作品へのインパクトを持続させます。優れたアニメ作品を世界中で共有される文化的体験へと変えることがクランチロールの役目であり、得意とするところです」と寄せる。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のますますの広がりが注目される。
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