アニメ『響け!ユーフォニアム』と京阪電気鉄道によるコラボレーション企画「京阪電車×響け!ユーフォニアム2025」が、2025年10月1日から実施される。デジタルスタンプラリーやラッピング電車の運行といった例年の人気企画が行われるほか、今年はコラボ駅名標が初登場する。
京阪電車以外でも、ホテル京阪 京都 グランデでのコラボカフェ、ニデック京都タワー展望室でのコラボイベントなど目白押しとなる。

『響け!ユーフォニアム』は、武田綾乃による小説を原作に京都アニメーションが制作を手掛ける大人気アニメシリーズだ。ユーフォニアム奏者の黄前久美子を主人公に、吹奏楽にかける高校生たちの青春を描く。

2015年4月より放送されたTVアニメ第1期を皮切りに、TVアニメは3期、劇場版や特別編、スピンオフ映画などは5本が制作され、2025年で10周年を迎えた。美しく色鮮やかな映像や楽曲、コンクールで全国金賞を目指し切磋琢磨する北宇治高校吹奏楽部のひたむきな姿は、視聴者に大きな感銘を与え話題を呼ぶ。『最終楽章 響け!ユーフォニアム』の制作が決定しており、2026年春に前編の上映が予定されている。

そんな本作は京都・宇治のまちを舞台としており、その作中には宇治の名所や行事のほか、京阪電車宇治線の電車や駅も多数描かれる。このたびの「京阪電車×響け!ユーフォニアム2025」は、宇治線や周辺エリアを楽しく巡ってもらうための企画を幅広く展開し、エリアの魅力を発信するものとなる。

期間中は、作品の舞台となった宇治のまちを紹介する「舞台探訪MAP」が、京阪電車の主要駅や宇治市内の各所で配布される。これは無くなり次第終了となる。また、期間ごとに設定されたスタンプポイントを巡ると、獲得数に応じてキャラクターと一緒に写真を撮影できるフォトフレームをもらえるデジタルスタンプラリーが開かれる。

さらに京阪線と大津線ではそれぞれ、デザインの異なるコラボフリーチケットが販売される。


宇治駅と中書島駅に登場するキャラクター等身大パネル、および黄檗駅に登場する初施策のコラボ駅名標は各駅を訪ねた際は見逃せない。

また受注販売のコラボ限定グッズは、毎年好評を博す「ミニチュア等身大パネル」のほか、今年は「ミニチュアコラボ駅名標」や「BIGトートバッグ」も初登場する。京阪線(宇治線)および大津線(石山坂本線)では記念ヘッドマークが掲出され、大津線(石山坂本線)ではラッピング電車も運行される。このラッピング電車は、撮影会も開かれるのでぜひ参加を申し込みたい。

そして京阪グループの施設でも、あわせてコラボ企画が開催される。ホテル京阪 京都 グランデでは、毎年好評を博すコラボカフェがオープンする。久美子たちをイメージした、ここでしか味わえない料理やドリンクが提供され、限定ノベルティグッズも用意される。レストラン入口ではキャラクターパネルの展示やプロモーションムービーの上映が行われ、BGMとして作中で演奏された楽曲が流れるなど作品の世界を五感で楽しめる空間が広がる。

またニデック京都タワーの展望室では、フォトスポットやパネル・ヘッドマークの展示が行われるほか、今年のメインビジュアルを使用したグッズ・ミニヘッドマークも限定販売される。描き下ろしのメインビジュアルを使用したフォトスポットでは、京阪電車の本物の座席シートとつり革とともに、久美子たちと一緒に出掛けているような写真の撮影を楽しめる。

前回のコラボイベントに引き続き、PVが放映されるほかBGMには本作の楽曲が用いられ、されにニデック京都タワー塔体も作品イメージの特別なカラーでライトアップされイベントを盛り上げる。

京都タワーホテルアネックスに登場するコラボルームは昨年に続く第2弾となるもので、「日常」をテーマに描き下ろされたイラストの世界が表現される。
室内には、前回に引き続き京阪電車のつり革(レプリカ)や窓枠など、京阪電車をイメージした装飾も随所にちりばめられる。『響け!ユーフォニアム』シリーズのTV・劇場放映作品のブルーレイディスクとプレイヤーも用意されるので、作品の世界に存分に浸ることができそうだ。

アニメ『響け!ユーフォニアム』と京阪電気鉄道によるコラボレーション企画「京阪電車×響け!ユーフォニアム2025」は、2025年10月1日から12月21日まで実施される。各企画についての詳細は、京阪電車のWEBサイトおよび公式X(旧Twitter)まで。

(C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024
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