マンガ『刃牙』シリーズとロックファッションを提案するファッションブランド「glamb」のコラボレーションが発表。2025年9月17日より、アイテム全4型を直営店「glamb Tokyo」などにて受注販売が開始された。板垣恵介によるマンガ『刃牙』は、「強さとは何か?」をテーマに、“地下闘技場”最年少チャンピオンの主人公・範馬刃牙(はんま ばき)と、その父・範馬勇次郎の壮絶な闘いを軸に、空手、柔道、ボクシング、プロレス、少林寺拳法、果ては原始人まで、あらゆる男たちと己の肉体のみで戦う姿を描いている。アニメ化、ドラマ化、舞台化、パチンコなど多様なメディアミックス展開でも話題を呼び、現在もシリーズ最新作『刃牙らへん』が「週刊少年チャンピオン」にて連載されている。『刃牙』シリーズをストリートスタイルに落とし込むため、glambは「メタルTシャツ」や「バイカーファッション」など古典的な男性像を強調したスタイルを引用した。glambの得意とするファインアート的なグラフィックの描きおろしにより、シリーズの持つ世界観をリアリティあるヴィンテージルックに仕上げている。今回は4アイテムを展開。「Baki & Yujiro Blouson」では地上最強の親子喧嘩をストリートへと写し出した。モチーフになったのはピラミッドの壁画に描かれた範馬刃牙と範馬勇次郎の姿だ。バックスタイルでは範馬の血を象徴する鬼の顔をオーバーラップさせ、キャラクターの強さと物語の壮大さを演出している。範馬勇次郎の禍々しい強さを架空のバンドTシャツに表現した「Yujiro Lightning Cutsew」。フロントに勇次郎が雷に打たれながらも平然と歩くシーンが描き出され、胸元には勇次郎の通称「ORGE」を、バックスタイルはトラックリスト風に彼のエッセンスを文字組みした。ブランドならではの音楽へのリスペクトを感じるデザインに仕上げた。作中の名シーンをヴィンテージライクに取り入れた「Baki T-shirts」。範馬刃牙が挑む神心会空手大会決勝戦直前に炭酸抜きコーラを飲み干す姿を大胆に配置した。コミカルに留まらない洒脱な印象をもたらしている。『刃牙道』に登場する宮本武蔵のたたずまいを洋服の文法の中に表現した「Musashi Tshirts」は、“最強”の象徴をバックスタイルにプリント。その立ち姿に彼の骨格を発泡プリントで重ね、「無構」の奥深さを感じさせる。フロント胸元では作中の逸話にまつわる数字を用い、作品の魅力をさり気なくデザインに落とし込んだ。各アイテムは、それぞれユニセックスで3サイズ展開。9月17日より、直営店「glamb Tokyo」と glamb公式オンラインショップ、バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」にて受注販売を開始した。11月下旬に発売。■『刃牙』シリーズ × glamb・Baki & Yujiro Blouson:38,500円(税込)・Yujiro Lightning Cutsew:12,100円(税込)・Baki T-shirts:8,470円(税込)・Musashi T-shirts:8,470円(税込)(C)板垣恵介(秋田書店)1992