■キャラクターグリーティング
9月20日と21日には、「ABEMAアニメ祭」今年初の試みである人気キャラとのキャラクターグリーティングが開催された。「SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペース」にて、『ぼっち・ざ・ろっく!』承認欲求モンスターを皮切りに『僕のヒーローアカデミア』デクくん&爆豪くん、『タコピーの原罪』タコピー、『怪獣8号』怪獣8号、『ダンダダン』ターボババア&セルポ星人、『SPY×FAMILY』アーニャ、『あたしンち』母ら、人気アニメのキャラクターが集結した。
ここに、秋葉原出身のコツメカワウソの妖精でYouTuberとしても活動するキャラクター・ちぃたん☆、『声優と夜あそび』の番組公式キャラクター・そびーも加わった全11キャラクターのグリーティングには子どもから大人まで多くのファンが詰めかけ、キャラクターとの交流に終始にぎわいを見せた。
■シネマ上映イベント
また「ヒューマントラストシネマ渋谷」ではシネマ上映イベントとして、2025年10月クールの新作や注目のアニメ作品の先行上映が実施された。
9月20日には、注目のアニメーターがさまざまな視点で“インディーアニメ”を語り合う上映&トークイベント「インディーアニメ アベマX!」を皮切りに、「ぼっち・ざ・ろっく!『結束バンドへの道』」フルver.の先行上映、「オーバーラップ文庫」の人気アニメが集結する「オーバーラップ文庫オールスター大集結SP2025出張版」、『友達の妹が俺にだけウザい』の1話先行上映トークショーが開かれた。
続く9月23日には、『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』の1話先行上映トークショーにて豪華声優陣が登壇した。
▼「インディーアニメ アベマX!」
個人で活躍するインディーアニメーターにあらゆる軸でフォーカスする「インディーアニメ アベマX!」では、天津飯大郎の徳井青空によるMCのもと、TVアニメのオープニングとエンディング、そしてアニメMVからインディーアニメーターを深掘りしていった。
まずはTVアニメ『君は冥土様。』より、オープニング映像の制作を担当した南條沙歩、そしてプロデューサーの遠藤一樹が登場した。2人からは線画や切り絵、実写映像などさまざまな要素が組み合わされた、『君は冥土様。』OP映像の制作過程やこだわりのポイントなどが語られた。
続いて登場したのは、TVアニメ『ダンダダン』より第2期のエンディング映像を担当した、こむぎこ2000(にせん)とプロデューサーの崎田康平だ。
続く第二部では、アニメMVからインディーアニメーターが深堀りされた。様々なアニメMVの制作を手掛けてきたアニメーターのしまぐちニケ、はなぶしが登場し、アーティスト側からの依頼の経緯や楽曲に合わせた物語の作り方など、クリエイター視点の裏話が続出した。あっという間の時間に、MCの天津、徳井は「楽しすぎました。もっと聞きたいことがたくさんありました」「オールナイトでお話聞きたかったですよね」とコメントを寄せ、拍手に包まれながらステージは終了した。
▼「オーバーラップ文庫オールスター大集結SP2025 出張版」
「オーバーラップ文庫オールスター大集結SP2025 出張版」は、「ABEMA」で配信している『オーバーラップ文庫オールスター大集結SP 2025』の出張版として行われた。天津のMCのもと、スペシャルゲストの武内駿輔(『追放者食堂へようこそ!』デニス役)、橘茉莉花(『追放者食堂へようこそ!』アトリエ役)、大塚剛央(『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』織田晶役)が登場し、役作りのポイントや物語の見どころなどのトークで2作品の魅力を深堀りしていった。
ほかにも、企画コーナーとして「オールスターに直撃!この質問に答えまSHOW」が開かれた。これは『追放者食堂』と『ステつよ』にまつわる質問を通して、スペシャルゲストの意外な一面を明らかにするもの。得意料理について聞かれると、大塚は「母から教わったクロックムッシュ風トースト」、武内は「ピーマンの肉詰め」とこだわりのレシピと共に回答し、意外な一面に大盛り上がりとなった。
また「ひとり〇〇」というテーマでは、橘が「1人飲み」「ワインが好きでバーで飲んでいる」と回答する。最年少・橘の意外な趣味に、一同は「大人~」「このメンバーで一番大人じゃん!」と大関心で、会場は笑いに包まれた。
そしてイベントの終盤には、10月19日に「ABEMA」で独占生放送される『オーバーラップ文庫オールスター大集結SP 2025』第3弾の出演者が伝えられた。『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』より大塚と水野朔、小林沙苗、『とんでもスキルで異世界放浪メシ2』より内田雄馬、日野聡が出演することが発表された。
▼『友達の妹が俺にだけウザい』1話先行上映トークショー
『友達の妹が俺にだけウザい』の1話先行上映後に行われたトークショーでは、大星明照役の石谷春貴、月ノ森真白役の楠木ともりが登場した。10月から放送がスタートする本作について、2人は上映された第1話の感想を交えながら思いを語った。石谷からは「いろはの“ウザ絡み“のウザさとドキドキ感の塩梅と、それを受ける明照のテンション感は監督と何度も調整を重ねた」という裏話も飛び出した。
また、特別企画「アキテルネーター!」も開催された。石谷演じる明照が効率重視の“効率厨”であり、名前が“アキテル”ということにちなむこの企画は、お題となる単語について出題者に「はい」「いいえ」「どちらともいえない」の3択で回答できる質問をし、より少ない質問数で効率よくお題を導けた方が勝利するもの。しかし、石谷は楠木からの「部分的にそう」という曖昧な答えに振り回され苦戦する。その後も2人から飛び出すユニークな質問や回答の数々に、会場は笑いに包まれた。
最後に、10月4日からの放送開始に向け、楠木は「『いもうざ』って1話からもう出来上がっている関係値があるんですけど、なんでウザ絡みをするんだろうとか、後にわかってくる要素がすごくあるので、可愛さだけじゃないんだよってところを楽しみに見ていただけたらと思います」と呼びかける。石谷は「過去に一体何があったんだろうって想像しながら見ていただいたり、原作と合わせて見ていただいたり、ラジオもASMRもありますので、いろんな形で楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。
▼『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』1話先行上映トークショー
『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』のトークショーには、たいちのMCのもと、ヨルハ・アイゼンツ役の久保ユリカ、クラシア・アンネローゼ役の田澤茉純、オーネスト・レイン役の水中雅章が登場し、10月4日の放送開始に向けて心中を語った。
お互いのキャラクターへの印象については、緑川光が演じるエルダス・ミヘイラと阿部敦が演じるレグレス・ガルダナの話になると、3人は「良質な緑川さん」「良質な阿部さん」と大絶賛し、両名の“良質”を摂取できる!と大盛り上がりだった。
ほかにも、「一丸だった」と3人が語る、アフレコについての裏話が続々と飛び出し、「ラスティングピリオド」を演じるキャストたちの仲の良さが終始垣間見えるトークの連続に、会場も笑いが絶えないステージとなった。
最後に、久保は「本当にラスティングピリオドを仲良くやらせてもらうのも、作品のキャラクターの成長を一緒に見届けているからこそかなと思います。最初から最後まで皆さんで楽しんでいただければ嬉しいです最初から最後まで皆さんで楽しんでいただければ嬉しいです」と述べ、田澤は「熱量がすごい作品で、熱いバトルがいっぱいありますので最後まで見届けていただければと思います」とコメントする。水中は「めちゃめちゃ梅田くんをいじらせていただきましたが、梅田くんがすごくがんばってくれていることで、我々も熱く演じられた作品なので、それが皆さんに届けばいいなと思います」と寄せ、観客からも大きな拍手が送られた。
■「ABEMAアニメ祭 2025 supported by コミックシーモア」開催概要
開催日程:2025年9月20日(土)~23日(火・祝)
会場:MIYASHITA PARK ほか、渋谷周辺
スペシャルサポーター:コミックシーモア
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