TVアニメ『キングダム』で嬴政(えいせい)役を務める福山潤のインタビューが、Webマガジン「J:magazine!」にて公開中だ。作品との出会いや役への思いを語っている。


『キングダム』は、原泰久が「週刊ヤングジャンプ」にて連載中のマンガが原作。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信と、後の始皇帝となる若き王・嬴政の活躍を描く。TVアニメは2012年に放送が始まり、2025年10月4日からは第6シリーズがオンエア中だ。

福山潤はこれまでに、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ・ランペルージ、『おそ松さん』の松野一松、『暗殺教室』の殺せんせーなど、多くのタイトルで人気キャラクターを演じてきた。

「J:magazine!」のインタビューでは、『キングダム』について「当初はこんな長期シリーズになるなんて思ってもいなかったのですが、原作は当時から大人気で、オーディションの話が来る前から界隈では“次、絶対キングダムが来るぞ”という話はよく出ていました」と振り返る。

時代劇への憧れについても言及。「胆力が必要になる言葉のやりとりっていうのは、時代劇ならではの部分があるんですよね。そのお芝居が“歳を重ねてからじゃできない”というのは、自分の中でとても嫌でした。30歳を過ぎた自分が、どこまで言葉の中にその胆力を表現できるかやってみたい。できるようになるのを待っていたら遅い、と感じていたんです」と胸の内を明かした。

そして「壮大な大河ドラマと戦乱の時代の中で、少年でありながら大人たちと渡り合っていく主人公たち。実際に歴史上の人物でもある人物たちの言葉の重み、説得力をどこまで自分は表現できるんだろう、と。
その可能性をオーディションで見出してもらえたのが、僕にとっては『キングダム』だったわけです」とコメント。「30代前半、まだまだフレッシュだけど、もう若手や新人ではない。いい塩梅の時に、素晴らしい作品に出会わせていただいたという感覚があります」と実感を述べた。

「J:magazine!」ではこのほか、信役の森田成一とのエピソードなど、さまざまな話題が掲載されている。また「J:COM STREAM」では『キングダム』も見放題で配信中だ。

(C)原泰久・集英社/NHK・NEP・ぴえろ
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会
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