マクロス」シリーズを手掛けたアニメ監督・河森正治の初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』の場面写真が公開された。個性豊かなキャラクターたちの劇中の様子が映し出されている。


◇『迷宮のしおり』の概要・あらすじ
河森監督初のオリジナル劇場長編アニメーションということで話題になった同作品。アニメファンにとって待望ともいえるだろう。
一方で、いまZ世代を中心に人気を集める、世界的人気を誇る「新しい学校のリーダーズ」のメインヴォーカル・SUZUKAや2025年の「timelesz project -AUDITION-」でtimeleszに新加入した寺西拓人が、初めて声優として出演している。

引っ込み思案な女子高生・前澤栞は、親友・希星(きらら)と撮ったある動画がきっかけとなり、スマホの中に広がる不思議な世界に閉じ込められてしまう。

栞の目の前に現れたのは、ウサギの姿をしたしゃべるスタンプ・小森。「閉じ込められたんですよ、この<ラビリンス>に」と、途方に暮れる栞に手を差し伸べたのは、若き天才起業家・架神傑(かがみすぐる)だった。架神は栞に「本当の自分を取り戻させてあげる」と約束をする。

その頃、現実世界では、派手なスタイルに身を包んだもう一人の「SHIORI」が栞と入れ替わり、SNSを駆使して自由奔放に振る舞っていた。彼女の狙いは本物の「栞」になり変わること。

架神はSHIORIとも接触し、「ある計画」をささやく。架神の真の狙いとSHIORIの野望が、やがて世界を巻き込むある騒動を引き起こしていくという物語が描かれる。

◇場面写真お披露目
今回、公開された場面写真では、異世界に迷い込んだ栞が何かに追われながら必死に走り抜け、うさぎのスタンプ小森と何かに対峙(たいじ)したり奮闘する中、“もうひとりのSHIORI”は煌々と光る観覧車を背景に傑とホテルの一室で携帯をかざし何かの準備を進め、多数のスクリーンの前で意気揚々とした姿を見せたりと、現実世界で大暴れする姿。


さらに不敵な笑みを浮かべる架神、”いいね”ポーズで天真らんまんな笑顔を見せる希星、必死に誰かと電話する山田など他の登場人物の姿も明らかになる中、割れたスマホが乱立する横浜の地で戦うロボット2体の正体が気になるところ。

場面写真の公開により、河森監督初のオリジナル劇場長編アニメーションとなる本作の全貌もどんどん明らかになっていく。 2026年最初の注目作となる本作の続報にも注目したい。

河森監督初のオリジナル劇場長編アニメーション「迷宮のしおり」は、2026年1月1日(木・元日)に公開。

【スタッフ】
監督:河森正治 
脚本:橋本太知 
キャラクターデザイン:江端理沙 
メカデザイン:河森正治CGスーパーバイザー:奥川尚弥
総作画監督:茶之原拓也
色彩設計・色指定・検査:渡邉まな
プロダクションデザイン:BARNSTORM DESIGN LABO
美術監督:大石 樹 森川裕史
撮影監督:林 翔子
編集:日高初美(はしご高)
音響監督:郷 文裕貴
音響効果:中原隆太
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:yonkey
音楽プロデューサー:玉村嘉朗
アニメーションプロデューサー:松浦裕暁
制作プロデューサー:保住昇汰
アニメーション制作:サンジゲン
製作:依田 巽 松崎容子
企画・プロデュース・制作:スロウカーブ
プロデューサー:寺田哲章 大島和樹 岩本昌子
クリエイティブプロデューサー:橋本太知
企画・プロデューサー:尾畑聡明
配給:ギャガ 
主題歌:新しい学校のリーダーズ「Sailor, Sail On」

【キャスト】
前澤 栞/SHIORI:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)
小森:原田泰造
倉科希星:伊東 蒼
山田健斗:齋藤 潤
前澤恵三:速水 奨
前澤頼子:坂本真綾
登坂:杉田智和
架神 傑:寺西拓人
(C)『迷宮のしおり』製作委員会
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