11月4日は「いい推しの日」。“いい(11)おし(04)”の語呂合わせから、2019年に制定された記念日です。
近年では「推し活」と呼ばれる、自分にとってのイチオシのキャラクターや作品を応援する活動が話題を呼んでいます。読者の中には、グッズをコレクションしたり、イベントに脚を運んだりと、推し活に励んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「あなたの“推し”について教えて!アニメ!アニメ!“推し活”アンケート」と題した読者アンケートを実施しました。10月20日から10月27日までのアンケート期間中に58人から回答を得ました。
男女比は男性約15%、女性約75%、無回答が約10%で、女性が大多数。年齢層は19歳以下が約55%、20代と30代がそれぞれ約15%でした。本記事ではグッズやイベントについての回答をまとめました。
■グッズ購入者は9割以上! 人気はアクスタ
まず「“推し活”のために月いくら使っていますか?」という質問では、「5,000円以内」と「1万円以内」がそれぞれ30%で最多。
次点の「1,000円以内」は15%で、回答者の中心が10代だったことも影響したと思われます。一方、「5万円以上」という回答も3人おり、支出額には大きな開きが見られました。
「どんな“推し活”をしていますか?」(※複数回答可)では「グッズ購入」が最も多く、9割超が何かしらのファンアイテムを買っているようです。続いて「アニメ・動画視聴」が80%、「マンガ・書籍購入」が70%で、作品観賞とグッズ購入が連動していることがうかがえます。
「イベント参加」は40%で、出費に余裕のある20代以降の読者が目立ちました。「オリジナルグッズ制作」は15%と意外に高く、自作グッズで作品愛を表現するだけでなく、「公式からグッズが出ていないので作っている」といったコメントも届いています。
「どんなグッズを購入していますか?」の質問は、「アクリルスタンド」が65%でトップ。「部屋に飾って、自分の身の回りに推しの存在を感じていたい」や「眺めるだけで癒される」といった理由が並びました。
次いで「缶バッジ」が35%、「キーホルダー」が25%で、比較的入手しやすいアイテムが続きます。ただ月に5万円以上使う層からは、痛バッグ作りのために缶バッジが大量に必要だったり、トレーディング系グッズをコンプリートしたりと、かなりの額を使うという声も。そのほか「ぬいぐるみ」にも一定の支持があり、「聖地巡礼のときに一緒に連れて行くから」や「旅行先で撮影してSNSに投稿する」と、旅のお供として活躍しているようです。
■イベントはコラボカフェが最多
「どんなイベントに参加していますか?」は「コラボカフェ」が20%でトップ。とくに10代のファンが熱心に通っていて、カフェ限定グッズが目当てという人も少なくありません。次点の「ライブ」が15%で、チケット代がかかるため20代以上が中心。「映画鑑賞」と「ポップアップショップ」は各12%でした。
それに対して、「イベントに参加しない」というファンも約10%おり、自分が住む地域で開催されなかったり、そもそもイベントが行われていないという事情が挙がりました。
「イベントの参加頻度」は「年に1度」「3ヶ月に1度」「半年に1度」が各20%と拮抗。なかには「ライブに毎週参加」していたり、「コラボカフェの予約が取れたら毎週行く」と、足繁く通っているファンもいました。
「あなたにとって、どこからが“遠征”ですか?」という質問は、「都道府県の境を越えたら」と「宿泊したら」がほぼ同数。コラボカフェの場合は県越え、ライブや同人誌即売会は宿泊を、“遠征”の境目とする傾向にありました。
■お金について悩んでいる人は約半数
「“推し活”するうえでの悩み」については、約45%が金銭面での負担に触れています。「心と部屋が満たされる代わりに財布が寂しくなっていく……」や「あまりお金が使えないので、他の人との推し活具合をつい比べてしまう」という切実な声が寄せられました。グッズ購入者が多いことから、収納スペースが足りないことも悩みの種のようです。
さらに「イベント会場が遠い」という指摘も。首都圏にイベントが集中しており交通費や時間の負担が大きく、日程が合わずに参加できないという事情が語られています。
そして「“推し活”仲間が見つからない」という声も。同世代で作品を知っている人が少なかったり、語れる相手がネットにしかいなかったりと、同志と喜びを分かち合えないことに一抹の寂しさを覚えている読者もいました。
「あなたの“推し”はなんですか?」という質問では、『鬼滅の刃』や『名探偵コナン』といった話題作が人気。
『Dr.STONE』や『BLEACH』、『僕のヒーローアカデミア』など、「週刊少年ジャンプ」作品の人気の高さもうかがえます。
そのほか、『ポケットモンスター』や『五等分の花嫁』、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』、『魔法少女にあこがれて』、『たまごっち』、『ちいかわ』など、多彩なタイトルが並んでいます。アニメ以外のジャンルでは、アイドル、Vtuber、マンガ家、スポーツ選手、ハリウッドスター、戦国武将までと、“推し”の対象はバラエティ豊かなようです。
「“推し”は何人(何組)いますか?」の回答も、「1人」から「100人以上」まで幅広かったものの、「3~5人」程度がボリュームゾーンでした。
今回のアンケートでは、“推し活”への向き合い方が人によって異なることがよくわかる結果となりました。たくさんの投票、そして熱い思いを寄せていただき、ありがとうございました!
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
近年では「推し活」と呼ばれる、自分にとってのイチオシのキャラクターや作品を応援する活動が話題を呼んでいます。読者の中には、グッズをコレクションしたり、イベントに脚を運んだりと、推し活に励んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「あなたの“推し”について教えて!アニメ!アニメ!“推し活”アンケート」と題した読者アンケートを実施しました。10月20日から10月27日までのアンケート期間中に58人から回答を得ました。
男女比は男性約15%、女性約75%、無回答が約10%で、女性が大多数。年齢層は19歳以下が約55%、20代と30代がそれぞれ約15%でした。本記事ではグッズやイベントについての回答をまとめました。
■グッズ購入者は9割以上! 人気はアクスタ
まず「“推し活”のために月いくら使っていますか?」という質問では、「5,000円以内」と「1万円以内」がそれぞれ30%で最多。
次点の「1,000円以内」は15%で、回答者の中心が10代だったことも影響したと思われます。一方、「5万円以上」という回答も3人おり、支出額には大きな開きが見られました。
「どんな“推し活”をしていますか?」(※複数回答可)では「グッズ購入」が最も多く、9割超が何かしらのファンアイテムを買っているようです。続いて「アニメ・動画視聴」が80%、「マンガ・書籍購入」が70%で、作品観賞とグッズ購入が連動していることがうかがえます。
「イベント参加」は40%で、出費に余裕のある20代以降の読者が目立ちました。「オリジナルグッズ制作」は15%と意外に高く、自作グッズで作品愛を表現するだけでなく、「公式からグッズが出ていないので作っている」といったコメントも届いています。
「どんなグッズを購入していますか?」の質問は、「アクリルスタンド」が65%でトップ。「部屋に飾って、自分の身の回りに推しの存在を感じていたい」や「眺めるだけで癒される」といった理由が並びました。
次いで「缶バッジ」が35%、「キーホルダー」が25%で、比較的入手しやすいアイテムが続きます。ただ月に5万円以上使う層からは、痛バッグ作りのために缶バッジが大量に必要だったり、トレーディング系グッズをコンプリートしたりと、かなりの額を使うという声も。そのほか「ぬいぐるみ」にも一定の支持があり、「聖地巡礼のときに一緒に連れて行くから」や「旅行先で撮影してSNSに投稿する」と、旅のお供として活躍しているようです。
■イベントはコラボカフェが最多
「どんなイベントに参加していますか?」は「コラボカフェ」が20%でトップ。とくに10代のファンが熱心に通っていて、カフェ限定グッズが目当てという人も少なくありません。次点の「ライブ」が15%で、チケット代がかかるため20代以上が中心。「映画鑑賞」と「ポップアップショップ」は各12%でした。
それに対して、「イベントに参加しない」というファンも約10%おり、自分が住む地域で開催されなかったり、そもそもイベントが行われていないという事情が挙がりました。
「イベントの参加頻度」は「年に1度」「3ヶ月に1度」「半年に1度」が各20%と拮抗。なかには「ライブに毎週参加」していたり、「コラボカフェの予約が取れたら毎週行く」と、足繁く通っているファンもいました。
「あなたにとって、どこからが“遠征”ですか?」という質問は、「都道府県の境を越えたら」と「宿泊したら」がほぼ同数。コラボカフェの場合は県越え、ライブや同人誌即売会は宿泊を、“遠征”の境目とする傾向にありました。
■お金について悩んでいる人は約半数
「“推し活”するうえでの悩み」については、約45%が金銭面での負担に触れています。「心と部屋が満たされる代わりに財布が寂しくなっていく……」や「あまりお金が使えないので、他の人との推し活具合をつい比べてしまう」という切実な声が寄せられました。グッズ購入者が多いことから、収納スペースが足りないことも悩みの種のようです。
さらに「イベント会場が遠い」という指摘も。首都圏にイベントが集中しており交通費や時間の負担が大きく、日程が合わずに参加できないという事情が語られています。
そして「“推し活”仲間が見つからない」という声も。同世代で作品を知っている人が少なかったり、語れる相手がネットにしかいなかったりと、同志と喜びを分かち合えないことに一抹の寂しさを覚えている読者もいました。
「あなたの“推し”はなんですか?」という質問では、『鬼滅の刃』や『名探偵コナン』といった話題作が人気。
『Dr.STONE』や『BLEACH』、『僕のヒーローアカデミア』など、「週刊少年ジャンプ」作品の人気の高さもうかがえます。
そのほか、『ポケットモンスター』や『五等分の花嫁』、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』、『魔法少女にあこがれて』、『たまごっち』、『ちいかわ』など、多彩なタイトルが並んでいます。アニメ以外のジャンルでは、アイドル、Vtuber、マンガ家、スポーツ選手、ハリウッドスター、戦国武将までと、“推し”の対象はバラエティ豊かなようです。
「“推し”は何人(何組)いますか?」の回答も、「1人」から「100人以上」まで幅広かったものの、「3~5人」程度がボリュームゾーンでした。
今回のアンケートでは、“推し活”への向き合い方が人によって異なることがよくわかる結果となりました。たくさんの投票、そして熱い思いを寄せていただき、ありがとうございました!
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
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