劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は9月19日に公開以降、週末観客動員ランキングは7週連続1位を獲得。公開から11月3日までの46日間で観客動員数は521万人、興行収入は79億円突破し、80億円到達も時間の問題だ。
チェンソーマン公式X(旧Twitter)では、主要キャストによるショートインタビューを公開中。ここで一挙に紹介しよう!

藤本タツキが「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、現在は「少年ジャンプ+」で第二部を連載中のダークヒーローアクションマンガ『チェンソーマン』。親が遺した借金返済のために“チェンソーの悪魔”ポチタと契約し、デビルハンターとして生活する少年デンジが、とある事件をきっかけに悪魔の心臓を持つ“チェンソーマン”となって活躍する姿を描く。
2022年10月にTVアニメが放送されるや人気はヒートアップし、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』はTVアニメの最終回から繋がる「レゼ篇」を映画化。デンジが憧れのマキマとのデート中に偶然出会った少女・レゼに翻弄されながら、予測不能な運命へと突き進んでいく……。

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

ショートインタビューは、デンジ役・戸谷菊之介、マキマ役・楠木ともり、早川アキ役・坂田将吾、レゼ役・上田麗奈、東山コベニ役・高橋花林、暴力の魔人役・内田夕夜、天使の悪魔役・内田真礼が、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の「見どころ」「好きなシーン」、さらに「自身の将来の夢」を答えている。

デンジ役/戸谷菊之介
見どころについて質問されると、「なんと言っても、アクションシーンのすごい鮮烈な派手さ。演出部分もめちゃくちゃ鮮やかな感じがジェットコースターみたいで、ほんとに体感型アトクラクションと言うかライドですこれは!」と力説する。一番好きなシーンは「花火大会でのレゼとデンジのシーン」と答えた。

「ドキドキもするし、そこから始まっていくぞチェンソーマン! っていう映画ならではの演出とかも入っていたりして、そこはやっぱ劇場版で体感してほしいシーンかなと思います」

また、将来の夢について「見てわかる通り、(体型が)ヒョロヒョロなんですよ今、現在。
筋トレをして、いつかムキムキになりたいなって……フフっ」と笑いながら、ポチタに「俺の夢を叶えてくれよ」とお願いしていた。

マキマ役/楠木ともり
「迫力あるバトルシーンだったり、マキマは登場シーンが結構箇所箇所なんですけど、大事なところで出てくるのでレゼに気を取られすぎず、マキマにも注目していただけたら嬉しいです」と見どころを語る楠木。

一番好きなシーンは「学校でレゼとデンジがデートしてるシーンが好きなんですけど」としながら、「マキマ役で言うと、映画のデートも良かったよねぇ? どちらがお好きでしたか?」と問いかけた。

「どちらも私は推しです」と続け、最後はポチタに向かって「私の将来の夢を聞いてもらっていいですか? 私、あの……髪をバッサリ切りたいんだけど、似合うかな~?って勇気がなくて、いずれかっこいいベリーショートが似合う女性になりたいんだ。それが夢です」と伝えている。

早川アキ役/坂田将吾
「ジェットコースターのようにスリルと、しっとりな部分との緩急が凄まじくありまして。本当にジェットコースターに乗っているような感覚で楽しめると思います」

デンジ役・戸谷と同様に「ジェットコースター」に例えた坂田。一番好きなシーンについても「花火のシーンですかね。あそこのきらめきみたいな部分が大好きで、そこから続くシーンも見どころだと思います」と同じ花火のシーンを選択。公安対魔特異4課の先輩早川と後輩デンジだが、戸谷と坂田の息はぴったり?

将来の夢はちょっと迷いつつ、「どうしようかな、世界1周とかで!(笑)」と答えている。

レゼ役/上田麗奈
「よ~しよしよしよし、かわい~ねぇ」と、ポチタを撫でながら登場した上田。「やっぱりレゼとデンジのこれは恋物語なのか?っていう、そこがまた一つ見どころ」と話し出す。


「それだけでは終わらない……前半と後半で違った種類のドキドキが味わえるのがアトラクション感覚もあり、すごく面白い作品だなと思います!」

一番好きなシーンを語る声にも力がこもる。

「原作読んでいたときはプールのシーンとか、花火のシーンとか、華やかな画作りになりそうだなと思ってとても楽しみにしていて。実際観たときも期待以上の映像になっていてすごく感動したんです。私が不意打ちで食らってしまったシーンが、レゼが二道(ふたみち)という喫茶店に向かって歩いているシーン。その歩いているシーンが思っているより長くて、音楽も印象的で、これが2回3回観ていくとどんどん良さが出てくるシーンなのですごく好きですね」

将来の夢は自宅の飼い猫についてだ。「猫ちゃんの写真を送って自分でオリジナル猫ちゃんグッズを作れる……それを聞いて、イイなって。いつかうちの子たちのクッションを家に置くってことが夢ですかね?」と微笑んだ。

東山コベニ役/高橋花林
公安対魔特異4課の新人・コベニを演じる高橋は「大迫力の音楽、そして緩急のあるシーンの数々ですかね。私もすごい感動したり驚いたり、楽しいシーンがあったり、すごく感情が揺さぶられました。まるでジェットコースターのような作品だと思います」と振り返った。

一番好きなシーンには「ポチタが踊るところですかね♪ すっごくかわいい」と笑い、将来の夢は「あの~コベニちゃんがもっと活躍しますように! ふふふっ(笑)」とおどけて見せた。

暴力の魔人役/内田夕夜
「作品を観る前まではアクションシーンがすごい見どころだと思っていた」と明かした内田。


「実際この作品を観て、ドラマというか、人と人との距離の近づき方、遠のき方を、そのアクションシーン、映像と一緒に観ていただけるとより楽しめるかな」

一番好きなのは「映画館の涙を流しているシーン」で、「真逆なものが実は同じだったりみたいな、あそこがすごく好きなシーン」と教えてくれた。

また、自身の夢について「愛する人とゆっくり旅行に、長い年月をかけて行けたらいいなと思います」と語り、「怪獣バトル、ぜひぜひ劇場でお楽しみください!」と締めくくった。

天使の悪魔役/内田真礼
内田は「ちょっと切なさが残るラストだと思ったんですね。そこまでのレゼとの出会いから別れまで、しっかりと描かれていて、キャラクターの心情がとても見えるのが見どころかな」と終盤の展開について言及し、「レゼの気持ち、デンジの気持ちを、ぜひ追いながら観てほしいなと思います!」と続ける。

一番好きなシーンは「デンジが瀕死の中、車に穴を開けて出てきて叫ぶシーン」だった内田。「あそこが大好きで、あッ! デンジ魅力が爆発してる~!! という感じ。もう何度観てもすごく心が高揚する感じがあって、あそこからの一連のバトルシーンは燃えました!」と注目ポイントにあげていた。

将来の夢は「金髪にしてみたいと思います(笑)。いまだにブリーチもしたことなくて、ブリーチして金髪になった自分を見てみたい。いつかやってみたい!」と、拳を力強く握った。

劇場版『 チェンソーマン レゼ篇』は11月14日19時からTOHOシネマズ上野など全国5都市7劇場限定だが、上映中に発生できる「応援上映」も決定した。

劇場の大スクリーンでデンジたちに声援を送ろう!

■■劇場版『チェンソーマン レゼ篇』
【STAFF】
原作:藤本タツキ(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:吉原達矢
脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:杉山和隆
副監督:中園真登
サブキャラクターデザイン:山崎爽太/駿
メインアニメーター:庄一
アクションディレクター:重次創太
悪魔デザイン:松浦力/押山清高
衣装デザイン:山本彩
美術監督:竹田悠介
色彩設計:中野尚美
カラースクリプト:りく
3DCGディレクター:渡辺大貴/玉井真広
撮影監督:伊藤哲平
編集:吉武将人
音響監督:名倉靖
音楽:牛尾憲輔
主題歌:米津玄師 「IRIS OUT」(Sony Music Labels Inc.)
エンディング・テーマ:米津玄師、宇多田ヒカル「JANE DOE」(Sony Music Labels Inc.)
挿入歌:マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ(全体推定70%解禁edit)」(Warner Music Japan)
配給:東宝
制作:MAPPA
※吉原達矢監督の吉は「土」の下に「口」が正式表記となります。

※山崎爽太の崎はたつざきの「崎」が正式表記となります。

【CAST】
デンジ:戸谷菊之介
ポチタ:井澤詩織
マキマ:楠木ともり
早川アキ:坂田将吾
パワー:ファイルーズあい
東山コベニ:高橋花林
ビーム:花江夏樹
暴力の魔人:内田夕夜
天使の悪魔:内田真礼
岸辺:津田健次郎
副隊長:高橋英則
野茂:赤羽根健治
謎の男:乃村健次
台風の悪魔:喜多村英梨
レゼ:上田麗奈
(C)2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト
(C)藤本タツキ/集英社
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