『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が現在公開中だ。2025年11月16日までの公開10日間で観客動員数が74万人、興行収入が11.2億円を突破した本作の大ヒットを祝し、このたび天元役とナレーションを榊原良子が務めていることが発表され、コメントも到着した。


『呪術廻戦』は、人間の負の感情から生まれる呪いとそれを呪術で祓う呪術師との闘いを描く、芥見下々によるダークファンタジーマンガだ。集英社「週刊少年ジャンプ」にて2018年3月から連載が開始され、2024年9月に6年半にわたり連載された物語が完結を迎えた。コミックスのシリーズ累計発行部数は、デジタル版を含め1億部を突破する。2025年9月より、芥見の原作、岩崎優次の作画による近未来スピンオフ『呪術廻戦≡(モジュロ)』の短期集中連載が行われている。

これを原作とするアニメは、2020年10月から2021年3月にかけて放送されたTVアニメ第1期を皮切りにシリーズ展開しており、初の映画化となった『劇場版 呪術廻戦 0』は全世界興行収入が265億円を数える大ヒットを記録した。2023年7月から12月にはTVアニメ第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。
2025年は『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』、および復活上映となる『劇場版 呪術廻戦 0』が劇場公開され、『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』は11月7日より全国劇場での公開が始まった。待望のTVアニメ第3期「死滅回游 前編」は2026年1月8日の放送開始を控え、ますますの盛り上がりを見せる。

そんな『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』は先ごろ最新の興行成績が発表され、11月16日までの10日間で観客動員数が74万人、興行収入が11.2億円を突破したことが伝えられた。この大ヒットを受け、不死の術式を持ち、都立呪術高専最下層「薨星宮 本殿」にいる国内結界の要となる存在である天元役と、ナレーションを榊原良子が務めることが明かされた。

榊原は天元という役どころについて「『老獪』な部分をも併せ持つ人物ではないかと考えました」としたうえで、「500年以上『死』とは無縁である事がどのような事なのか、どのような『思い』を抱きながら生きているのかを考えています。『天元』を演じるには、たぶん、答えの出ないその問いかけを続けて行かなければと思っています」との意気込みを寄せている。


SNS上では本発表を受け「これまたちょ~大物」「相変わらず超越した人の声をやらせたら右に出るものなしやね」「ハマーン様、万歳!!」「榊原良子さんにまたひとつ伝説が追加されたわ」「予想的中!!!」「天元って女性なの?」と、様々な声が上がっている。

『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』は現在公開中。

<以下、コメント全文掲載>

榊原良子

Q:ご自身が演じられる天元というキャラクターの印象や
演じられるうえでの意気込みをお聞かせください。
A:優れた結界術を持ち、自身が持つ不死の術式によって500年以上も生き続け、かつ、
自身を神と崇める団体とは距離を置いて来た「呪術師」なので、「老獪」な部分をも併せ持つ人物ではないかと考えました。
また、500年以上「死」とは無縁である事がどのような事なのか、どのような「思い」を抱きながら生きているのかを考えています。「天元」を演じるには、たぶん、答えの出ないその問いかけを続けて行かなければと思っています。
●『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映』
2025年11月7日(金) 全国劇場公開中、全世界にて順次公開
<原作>
「呪術廻戦」芥見下々(集英社ジャンプコミックス刊)
<CAST>
榎木淳弥
内田雄馬 瀬戸麻沙美 津田健次郎 木村 昴 中村悠一
櫻井孝宏 浪川大輔 島崎信長(崎は「たつさき」)
諏訪部順一
緒方恵美
<STAFF>
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
美術監督 :東 潤一
色彩設計 :松島英子
CGI プロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔・志賀健太郎(モンスターズエッグ)
撮影監督 :伊藤哲平
編集:柳 圭介,ACE
音楽:照井順政
音楽プロデューサー:小林健樹
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
製作:東宝 集英社 MAPPA サムザップ MBS
配給:東宝
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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